子ども達と共に紡ぐ 学童クラブという小さな社会の日常 #2
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下ネタ大好き低学年男子!
前回の2人、リクタ、リホとはまた別の学童クラブでの話。
しゅんぺいという男の子がいました。
当時3年生で、3年生のわりにすごく小さい男の子でした。
しゅんぺいは、コマネチのようなポーズをしながら学童クラブの部屋の中で歌っていました。
それをパート指導員がどう声かけしていいものかと頭を抱えていました。
もともとひょうきんなキャラクターなしゅんぺいですが、下ネタが多く、他にも「うんち」とか「おしっこ」、「おしり」、「おっぱい」などを言わない日はありませんでした。
高学年の女子は冷ややかな視線を送るか、元より知らん顔です。
室内だけならともかく、屋外でも言うので、私の場合はこんな対応でした。
しゅうりょー。
私の場合、結構淡々と別の話題に移ります。
ただ、一個だけ、釘を刺します。
とりあえず、私との話が終わったあと、下ネタはその日一日はありませんでした。
次の日になると、こんどは「おっぱい」を連呼していたので、
恥ずかしげもなく大きな声で下ネタを叫んでいたりする子も、案外まともに返されると恥ずかしくなるようです。
もちろん、違うケースもあると思うので、あくまで参考になればという程度で紹介しますね。
学年、性別、名前は全て実在の人物とは変えてあります。
それぞれの特性や特徴も、似て非なるものになるような書き方にしてありますので、全くのファンタジーと思っていただいていいと思います。
しゅんぺい君の女の子バージョンみたいな下ネタ女子もいましたが、それはまた別の機会にしたいと思います。
次章は、逃走編になります。
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誰かの心にほんの少しでも風を送れるものが発信出来るよう自己研鑽していきます。 当面はきっと生活費の一部となりますが、いつか芽が出て膨らんで、きっと花を咲かせます。