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【表現のための実践ロイヤル英文法学習】第8章 動名詞(GERUNDS)

この記事は、ランサーズが運用する新しい働き方LAB内で立ち上がった、英語学習コミュニティにおける学習記録です。
主宰の堂本さんの指定文法書「表現のための実践ロイヤル英文法」をもとに、毎週1章ずつ学習を進めていきます。

例文は主に別冊の「英作文のための暗記用例文」に記載の文章と、確認・実践問題から引用します。

動名詞=動詞と名詞の機能を兼ねたもの

  • 〜ing形で、現在分詞と同じ形だが、動詞と名詞の機能を兼ねたものが動名詞、形容詞と動詞の性質を兼ねたものが現在分詞(7章復習)

  • 動詞的機能:OやCを取る。完了形と受動態がある。副詞で修飾される。

  • 名詞的機能:S、O、Cになる。数や格の変化がある。冠詞や形容詞がつく

  • 動名詞の意味上の主語は、正式には所有格で表すが、動名詞が他動詞・前置詞の目的語の場合や無生物の名刺、くだけた言い回しの時など、目的格や「's」をつけないことがある

112.I am proud of having been part of this team.(私は誇りに思う、このチームの一員だったことを⇒私はこのチームの一員だったことを誇りに思っています)
※having been〜で「〜だったことを」となる。I'm proud that I was [have been] part of this team.とも言える
118.I am looking forward to receiving your e-mail message.(私は楽しみにしている、あなたのEメールを受け取ることを⇒あなたのEメールを受け取るのを楽しみにしています)
※be looking forward to ~ingで「〜を楽しみにしている」この場合のtoは前置詞のため、次には名詞か動名詞がくる
113.He insisted on my [me] studying abroad.(彼は要求した、私が留学するように⇒彼は私が留学するようにと言ってきかなかった)
※insist on ~ingで「〜することを要求する」の意味。myのほうが正式だが、meのほうがくだけた言い方
119.Smoking too much is bad / for your health.(タバコを吸いすぎることは悪い/あなたの健康に⇒タバコの吸い過ぎは、健康によくない)
※一般論

動名詞とto不定詞

  • to不定詞:未来志向の積極的意図を示す動詞につく傾向が強い。これからすること(する予定だったこと)を表し、能動の意味を表す(6章復習)

  • 動名詞:現在またはこれまでに事実となっていることにどう対処するか、すでに起こったこと/したことや当面の事柄にどう対処するかという意味合いが強く、消極的・回避的なことをいうのに好まれ、受動の意味を表す

※動名詞とto不定詞どちらも目的語にとる動詞もある

117.I am used to being attacked / by critics.(私は慣れている、攻撃されることに/評論家から⇒私は評論家から攻撃されることに慣れている)
※be used to〜ingは「〜に慣れている」という成句。この場合のtoは前置詞。used to不定詞だと「よく〜したものだ」の意味になる
114.I remember staying / at that hotel / when I was a child.(私は覚えている、泊まったことを/あのホテルに/子供のころ⇒私は子供のころそのホテルに泊まったことを覚えている)
※remember~ingで「〜したことを覚えている」という意味。述語動詞の時制よりも前の時を示す。remember to不定詞は「忘れずに〜する」の意味になる

動名詞を用いた慣用構文

  • It is (of) no use ~ing「〜しても無駄である」

  • There is no ~ing「〜することは不可能である」

  • on~ing「〜するとすぐに」

  • feel like ~ing「〜したい(ような気がする)」

  • It goes without saying that…「…は言うまでもない」

  • never…without~ing「…すれば必ず〜する」

  • worth~ing「〜する価値がある」※他動詞の目的語が文の主語になる

  • Would [Do] you mind ~ing?「〜していただけませんか?」

  • cannot help~ing「〜しないわけにはいかない」※couldn't help~ingには社交的役割もあり、「(注意してみているわけではなく、一緒にいるだけで自然にそのような印象を受けてしまった結果)〜しないわけにはいきません」というニュアンスになる

  • be accustomed to~ing「〜するのに慣れている」

  • What do you say to~ing「〜したらどうだろう」

  • try doing「試しに〜してみる」※try to doは「〜しようと試みる」

115.It is no use getting angry and shouting.(しても無駄だ、怒って叫んでも⇒怒って叫んでも無駄だよ)
※it is no use ~ingで「〜しても無駄である(しょうがない)」の意味になる。no useの代わりに<no good>を付けてもよい。その際はofは付かない。他にも<no help><useless>でもよい。There is no use [no good](in)~ingという形にもできる
120.I don't feel like going / to the dentist.(私は行きたい気がしない/歯医者へ⇒歯医者に行く気はしない)
※feel like ~ingで「〜したい気がする」その否定形
116.Would you mind my [me] smoking / here?(してもかまいませんか、私がタバコを吸っても/ここで⇒ここでタバコを吸ってもよいですか?)
※Would you mind my~ing?で「〜してもかまいませんか?」を表す。動名詞の前にmyをつけることで「〜してもかまいませんか」という許可を求める形になるため、絶対にmyを落とさないこと。Do you mind…?の場合は、すでに吸い始めたときに使うことが多い。吸い始める前のときはDo you mind if I smoke here?とifを使うのが自然。if節内の動詞は、wouldの場合は過去形、doの場合は現在形。許可を求められたときのOKの返事はOf course not.やGo right ahead.

英作文の注意

  • 動名詞と不定詞のどちらをOにとるか注意する

  • 動名詞の意味上の主語が必要かどうかに注意する

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