2020.5.17でハートビートプランは16年経過した。

１人からスタートして、今は有賀＆園田の取締役が経営に参画し、８人のチームとなっていて頼もしい。
今まで関わって下さったみなさまとの化学反応のおかげであり、出会いに本当に感謝したい。

常に、身近な違和感をもとにこうすればもっと楽しくなると思うことをやってきた。
始めないと変わらない、評論はしたくない。クオリティを大切にしたい。まち医者的な存在になりたい。
今まで地域へのコミットの方法として、ボランティア的に勝手に提案し推進する（水辺やまち案内など）、コンサルタントとして依頼を受けた所の事業支援を行う（業務地）、利用者や消費者として生活様式や活動で共感できる所を応援する（色々）を進めてきたが、去年から自ら事業主体としてワクワクすることに取り組む（長門のシェアハウス『みかん荘』）が加わった。

新型コロナウイルスの影響が甚大で、今後世界や生活が大きく変わると各方面で言われているが、抜本的に何か変わるというよりは、今までも変わり始めていたことのスピードが速まり、本質的なことが見直されるということだと思う。
変化する状況に対応できるチームや社会になっているか、 信頼する人たちとのネットワークや循環を大切にしているか、その状況があれば、少し時間はかかっても小さく始めて世界とつながることはできる。

また、不要不急と言われたもの、無駄といわれたものこそに価値があることが今回よくわかった。
芸術や観光も不要不急とされたが、自分を見つめなおすことや他者と共感することであり、決してなくならないし生きることそのものである。我々の仕事も、こうでありたい。
安易に同調せず、自ら考えて、自ら判断して動く社会になってほしい。
我々は公共財になり、みんなに使いこなしてもらえるようにならなきゃ。
そのためのスキルやキャラクターを常に磨いておきたい。
今後とも弊社一同、よろしくお付き合いお願いします！

有限会社ハートビートプラン　　泉　英明