将来の夢

先日、所属している労働組合から会報が郵送されてきました。(育休中にも情報を送ってくれる労働組合には感謝です。)その記事の中に「子供の頃の将来の夢」について同僚たちの作文が掲載されていました。

「みんな元気かなぁ〜」と娘がお昼寝中にパラパラと眺めていると、私の子供の頃の将来の夢(のばかり)を思い出しました。

幼少期の頃の夢は「お花屋さん」でした。理由はその時、私の通っていた幼稚園の将来の夢ランキングベスト3に入っていたこと、祖母がお花が好きだったこと。です。…なんとも自分の無い5歳児でした。小学生の頃はお花屋さんの夢は無くなり「歌手」でした。理由は親友が歌手になりたいと言ったから。またもやそんな理由でした。一緒にユニットを組んでデビューするために歌も作ってました。なかなか本格的…。中学3年生になると、そろそろしっかり将来を考えた高校を選ばなければなりません。私はなぜか「高校出たら就職しよ〜。資格たくさん取れるし商業行っときゃ間違いないっしょ」みたいな理由で高校を選びました。

受験も終わり、あとは入学するのを待つだけ〜。と思っていた頃、「カウンセラー」の仕事に就きたい。と思い始めてました。悩み事を聞いて、スッキリさせてあげたい。そんな事を思ってました。

ただ、もう受験は終わっています。

まだ気持ちは薄かったので、すぐに心の底にしまう事ができました。

高校生になって、選択授業を取らなかった資格も放課後先生に頼み込んで、放課後勉強をして取得できました。

その頃、親戚が小料理屋を経営していた為、よく手伝いに行っていました。そこで「接客業」の楽しさを知ります。「カウンセラーにはならないかもしれないけど、接客業も人とたくさん話す。これや!!」

就職先を選ぶ時期になり「お母さん!私は接客業がやりたいんだけど…」と話すと「いや、やめといた方がいいよ」と反対されました。納得いかない私は、3者面談で「先生!私は接客業がしたいです!!」と話しましたが「いやー…ディズニーランドとか言ってた子も居たけど、休み無いんだよ〜。大変なんだよ〜!?」と言われまたもや反対。一生懸命資格もたくさん取ったのにやりたい事できないのかよ。と落ち込みましたが、最後に就職担当の先生に相談したところ「事務も接客もできて、休みがあるところはここよ!」と紹介された業種が今のお仕事でした。

そこはもちろん賛成され、無事就職できたわけですが、今なら接客業を反対された理由はよく分かる…。

そんな自分が全く無かった将来の夢たちでしたが、最後は自分の夢が少しだけ、かするぐらいの結果になったんじゃないかと思っています。

ただ、思い返してみるとことごとく私は自分の意思が無いんだな。と実感しました。

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