水本 徹

人間中心設計(HCD)という考え方を用いて、誰もが便利に利用でき、良い体験が得られる製…

水本 徹

人間中心設計(HCD)という考え方を用いて、誰もが便利に利用でき、良い体験が得られる製品やサービスを開発するための研究や支援をしています。 博士(工学)/人間中心設計推進機構 認定人間中心設計専門家/日本人間工学会 認定人間工学専門家(CPE)

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UIとUXの関係性

UI(ユーザーインタフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)について、今、思っていることを書いてみます。 UIは、Wikipediaでは「機械、特にコンピュータとその機械の利用者(通常は人間)の間での情報をやりとりするためのインタフェースである。」と記載されています。ハードウェアであればボタンやツマミ、ソフトウェアであればアイコンやメニュー構成などもUIですね。 一方、UX(ユーザーエクスペリエンス)は、「人工物(製品、システム、サービスなど)の利用を通じてユーザーが

    • 2019/7/1 (月) 「製品開発における人間中心設計実践ワークショップ」振り返り

      お礼 人間中心設計推進機構主催「製品開発における人間中心設計実践ワークショップ」に参加いただいたみなさん、ありがとうございました。株式会社ノーリツさま、ワークショップテーマのご提供ありがとうございました。さくらインターネット株式会社さま、すばらしい会場のご提供ありがとうございました。 ワークショップ内容ワークショップの流れ  ペルソナの仮説  カスタマージャーニーマップの仮説  インタビュー調査  ペルソナ・カスタマージャーニーマップの確定  要求事項の優先順位付け  課題

      • Doctoral Dissertation

        Abstract of my doctoral dissertation ”A Study on the Construction of Human-Centered Design Methods Adapted to Business Use Product Development”. ----- In order to survive, and to avoid price competition in commodity markets, companies sho

        • 博士論文

          「業務用製品開発に適合した人間中心設計手法の構築に関する研究」で博士学位を取得しました。以下のような書き出しとなっています。 概要 コモディティ化した市場において価格競争を避け企業が生き残るためには,製品の機能や性能を向上させるだけではなく,製品のユーザビリティやユーザーエクスペリエンスの向上による競合メーカーとの差別化の努力をしなければならない.日本企業はその手段として人間中心設計プロセスの導入を始めている. 人間中心設計プロセスは1999 年にISO13407:19

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        • 人間中心設計(HCD)
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        記事

          人間中心設計(Human Centered Design : HCD)

          操作を間違えてやりたいことができなかったり、利用していてイライラがおさまらなかったり・・・そんな製品やサービスによく出会いませんか? そんな嫌な出来事を無くし、嬉しい出来事でいっぱいにするため、人間中心設計(Human Centered Design : HCD)という考え方を用いて、誰もが便利に利用でき、良い体験が得られる製品やサービスを開発するための研究や支援をしています。 ・便利に利用できること = ユーザビリティの向上 ・良い体験が得られること = ユーザーエクス

          人間中心設計(Human Centered Design : HCD)