伴走者。

浅生鴨さんの小説『伴走者』読みました。

おはなし、すてきだったー!!

このタイトルの「伴走者」とは、書籍の内容紹介ページによりますと、、

ばんそうしゃ【伴走者】
視覚障害のある選手が安心して全力を出せるように、選手の目の代わりとなって周囲の状況や方向を伝えたり、ペース配分やタイム管理をしたりする存在。

‥‥とのことでして。小説は、「夏・マラソン編」と「冬・スキー編」のふたつの章で構成されていて、ふたりの「選手」とふたりの「伴走者」のおはなしです。

読書の感想というのは、いつもなかなかうまく書けないんですが。

えーと。なんだかまずは、ここに書かれてあることというのは、ぼくのまったく知らなかったことばっかりで。たとえば「視覚障害者」のことを、ぼくはほとんどなにもぞんじないので、小説を読むことで、すこしでも知ることができた。というのは、感想として挙げられるとぞんじます。

視覚障害のある選手が、伴走者と共に「マラソン」や「スキー」をプレイする、とは、たとえば、なんて言うんでしょう??? 「コミュニケーション」ということばでは言い表せられないぐらいの、もっと大きい意味での「コミュニケーション」を介しておこなわれて。

この光景が、うまく言えないけれども、すてきだったな。

おはなしを読みながらぼくがすこし思い出していたのは、桜林直子さん(サクちゃん)が以前noteでおっしゃっていた「世界は『夢組』と『叶え組』でできている」のことなのですが。

たとえば、障害選手が「夢組」で、伴走者が「叶え組」、って読んでいるさいしょのころは思ったけれど。いやいや、なんだかそうじゃあない、どちらが「夢組」で、どちらが「叶え組」なのか、というのも、くるくる入れ替わるものなのかもしれないなあ。って。

いや。あのぉ、このへんはうまく言えないので、まだまだじぶんのなかで考えたいです。。。

小説のなかで、じぶんがすんごくすきだったのはさ。「冬・スキー編」の全盲スキーヤーの女子高生・晴(はる)ちゃんがよく口にする、

「お?」

というあいづちでさ。この「お?」が出てくるたびに、なんか、うれしくって。そして、物語の終わりのほうでは、「お?」が、もう、いとおしく感じられるようにもなっちゃって。もうすぐ「お?」が聞けなくなってしまう、ああ、おはなしが終わっちゃう…、って感じた小説でした。

また、読みます〜!!!

平成30年3月10日


ありがとー!!!!!
10

7冊めのノート(平成29年12月4日〜終了)

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