20190714緑

選挙で投票すること。

こんどの日曜日は、参議院議員選挙の投票日。

どのように投票しよう? ってえのを、
じぶんなりに考えておりながら。。。

ぼくは、そういえば選挙権を得られた年齢から、
けっこうほぼ選挙の投票へは行っている。
それはさ、母の父親、つまりぼくの祖父が、
若いころの母に対して
「選挙へは行ったほうがよいよ。」
と言っていたらしくって。その祖父のことばを、
ぼくも遺言のようにしている。
ってゆうほどでも無いんだけれども。
なんだか、選挙へは毎回行こうとしているの。。。

選挙へ行くことの意味って、
「一票を投じる」だけじゃあないと思っている。

それは、じぶんのなかで、考える、というかさ。

たとえば、ぼくにとって初めての国政選挙は、
2003年の第43回衆議院議員総選挙のときで、
ぼくは21歳だったですが。そのときのぼくは、
おそらく「自民党」へ投票している。
今ふりかえって考えれば「自民党」に入れたことは、
つよい理由とかふかい考えとかとくにない。
当時の小泉総理の雰囲気に押されて、
みたいなことだったやもしれない。

そしてその数年後、どの選挙かはきっちり憶えてないんですが、
ある選挙で、ぼくは「共産党」へ投票している。
それはさ、ぼくが新卒で入社した会社を半年で辞めたのちに
入学した専門学校の在学中のころだから、
いわゆる「郵政選挙」と言われる
2005年の衆議院議員総選挙だったやもしれない。
ちがうかもしれないけど。

どうして、それを憶えているかと申しあげますと、
当時の選挙権は20歳からでしたから、
選挙権、ぼくはあったけれど、
高校卒業で入学したクラスメイトたちにはまだなくって。
選挙の翌日、あるクラスメイトから
「ひでしさんはどこに投票したの?」と訊かれて、
答えるのにすこし躊躇しながらも「共産党!」だと応えたら、
「共産党www」って笑われたから、なのですが。

ぼくとしてはさ、その当時のじぶん自身なりに
なるべくよくよく考えてから、
こうとしかおもえない、ってぐらいで投票したはずだから。
まあ、笑われてもぜんぜんよいんだけどね。
でも、そのときのことはけっこう印象的だったな。

そして、政権交代の選挙や、震災後の選挙でも、
じぶんがどう投票したか? ってのはだいたい憶えていて。

それは、選挙に行くことで、じぶんが考えたり、
じぶんはどういうふうに感じているのか、みたいなことを、
じぶんで知ることができる気がするし。

選挙で投票する、とは、そういう、
じぶんのなかに「考えが残る」というか、
それだけの、じぶんへの「重みがある」と感じるのよね。

令和元年7月14日


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