【デート本】【テクニック】正面を向いているとき、沈黙になってしまったら、堂々と黙ろう。ただし、目で何かを語りかけるように。ふざけた表情をしながら。(19/〇〇)

思考実験をして欲しい。

年末年始。世の中は浮かれモードであった。
キミ達の憧れの女の子も、実家に帰省していた可能性が高い。
彼女達は実家でどんな年末年始を過ごしただろう?
リビングで家族と一緒に箱根駅伝や年始特番を観ていただろうか?
楽しい家族とのひと時に、「家族っていいな」という幸せを噛みしめていたのであろうか?
日々追いかけているイケメンアイドルやホストのことを束の間でも忘れ、自分も明るい家庭を作りたいと考え、芋くさくてもまともな男と付き合うのもありかな~なんて考えるようになっているのであろうか?

ラブエバンジェリストとしての私なりの見解を述べよう。

キミ達の好きな清楚系ビッチの多くは、帰省先の実家でパーソナルスペースを作って自分の世界に閉じこもっている可能性が高い。そしていつも通りインスタを眺め、地元という閉塞空間において自意識は一層肥大化し、恋愛観をこじらせることになる。

家族仲の良い実家だった場合。
男に対するハードルは上がるだろう。
男気のある父親やイケている兄弟が基準となり、キミ達非モテ男がより一層くだらない男に見えるようになっている。より厳しい審判となってキミ達の目の前に帰ってくることになることになる。

実家の家族仲が悪い場合。
一日10時間以上、SNSを眺めていたかもしれない。
そしていつも通り、女性インフルエンサーのあけおめ投稿や、好きなイケメンのマーケティング投稿に心をときめかす。
いつもより「純度の高い」日常生活、すなわちいつも以上にくだらない時間の過ごし方をして、自意識は肥大化する。

20代半ば~30代前半であれば、親戚から「そろそろまともな彼氏作らないのか?」「結婚しないのか?」と問い詰められているかもしれない。
言うまでもなく「良い男がいない」と頭ごなしに回答することになる。
女はプライドが高いから、周囲のアドバイスをきっかけに自分を変えることなどありえない。責任はすべて、周りの男が負っている。
そして「良い男がいない」と言語化し、自己暗示をかけてしまうことで、より一層、キミ達非モテは恋愛対象外となる。
年末に入る前に、キミ達と多少良好な関係を築き始めていたとしても、年末年始での実家生活はそれをノーカウントにするくらい、恋愛においては不毛な時間になることが多い。
※ここではあくまで一人暮らしの女性を念頭に書いたが、実家暮らしであったとしても、本質は変わらないと思ってくれて構わない。

非モテのキミ達は、意中の女の子に「初詣に一緒に行こう」と誘うかもしれない。しかしながら自意識の肥大化した彼女は、その誘いに乗ることは決してない。
そのかわりに女友達と初詣に行き、「今年こそはいい男が現れますように」と念じながら賽銭箱に5円玉を投じることになる。

要するに、年末年始は非モテにとっては都合の悪いイベントになる可能性が高い、ということを理解しておいてほしい。現実は厳しいものだ。

クリスマス商戦を勝ち抜けなかった男達にとって、本当の「冬」は年明けから訪れる。クリぼっちなど楽なものだ。
次の商戦は、異性への期待値・要求水準が高い新年度ボーナス期間が終わり、夏休みを意識し始める5~6月になる。それまではデートに誘いだすことすら難しくなる。
非モテのキミ達にとって数か月に及ぶ長い冬が始まることになるが、その間も腐らずに修行を続けた男だけが、次の夏休み商戦で勝利を手にすることができるから、自分磨きは続けなくてはならない。

さて、本題に入ろう。今回のTipsはこれだ。

正面を向いているとき、沈黙になってしまったら、堂々と黙ろう。
ただし、目で何かを語りかけるように。ふざけた表情をしながら。

バンビーノ

お分かりかもしれないが、過去のTipsにも同様のものが存在する。
端的にまとめると、「デート中、目と目が合ってしまったら相手が目を逸らすまで我慢しよう」という内容であり、余裕のない男だとバレてしまうことを防ぐことを目的としたテクニックをまとめたTipsである。
今回はその応用編になる。

以下、念のためリンクを挿入するが、末尾にもリンクを貼るからいったんは読み飛ばしてもらって構わない。

慣れない男女にとって、沈黙は地獄だ。
世の恋愛指南本のトーク術は、基本的に会話が途切れない方法論を説いていることがほとんどだ。共通の話題を見つけることの重要性を説く人が多いのも、会話が途切れる確率を限りなくゼロにするためのテクニックに他ならない。会話さえ途切れなければ、2人の間に走る緊張感が顕在化することはないのだから。
※ちなみに私は「共通の話題」は必要ないと考えていることは再三繰り返してきた。

↓「共通の話題」の危険性について。あとで読み返してほしい。

一方で弱者の恋愛戦略を提唱する私は、沈黙肯定派だ。
もちろん沈黙を積極的に推奨するわけではない。途切れようがないほど会話が盛り上がる状況は、沈黙の100倍望ましいが、それは想像の100倍難しい。

沈黙が怖いからと言ってつまらない話を延々と続けて場を持たせるのはよくないことだ。本当に、良くない。

考えてみよう。
・3時間のデートで10分くらい会話が盛り上がらない時間があったデート
・会話は途切れなかったものの、興味のない話を延々と聞かされたデート
次のデートにも行ってみようと思えるのは、どちらだろう?

これに関しては議論の余地もない。
だれがどう考えても、前者である。
こうして並べたら非モテのキミ達にだってわかるはずだ。

しかし実際には、積極的に後者の立ち回りを選択してしまっている男は多い。沈黙を埋めるために意味のない質問をしたり、自分でも面白いと思えないトークを始めたりしてしまう。
たかだか10分間の気まずい時間を怖がり、結果として「つまらない話を延々する男」のレッテルを貼られてしまうのは、あまりにももったいない
たとえ「延々」といえるほど話す時間が長くなかったとしても、「話が終わらない」というネガティブな印象だけが相手の女性には残ってしまう。

まずは話がつまらない自覚を持つこと。その上で、それ相応の立ち回り、すなわち弱者生存戦略を心がけていく必要がある。

相手を安心させる沈黙とは、ノンバーバルなコミュニケーションが成立している(風な)沈黙である。
少しふざけたニュアンスで、目で何かを語りかけるというテクニックが効果的だ。

「沈黙が心地よいこと」は、付き合う理由として定番である。
「沈黙が心地よい>話が面白い」ということを肝に銘じよう。

以下に関連Tipsを再掲する。
かなり重要な内容だから、合わせてしっかり復習してほしい。


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