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やりたいことは、やめること

 今日は、またまたバディーがグッとくることを言っていた。

一度きりの人生だから人の目を気にして生きるのは、無駄なことだと。

 おぉ、なんか勇気の出る言葉だ。よく使われがちな言葉だが、文字だけだとそこまでグッとこなかっただろう。言葉は誰が言うか、誰が使うかによって重みが変わってくる。

 好きな人には、好きと言おう。好きなことには、好きと言おう。やりたいことは、やろう。

で、やりたことは何ですか?と聞かれて、やりたいことは分かりませんが、やめることがやりたいことです。と。

なるほど、なかなか深い。やりたいことは、見つけようとすること、即ち加算するものだと思っていた。だが、そう言う発想ではなく、やりたくないことを、やらないことによって、即ち減算することによって、空いたスペースにやりたいことが入ってくる、と言うロジックだ。

あぁ、だから、捨てることが大切なんだと。思考も心も、入れるには限度がある。僕達は、知らず知らずのうちに要らないものを詰めこんでいっている。人の目を気にするのもそう。それを捨てると、入れようとしなくても、必要なもの、やりたいこと、が自ずと入ってくるのだと。思考の整理学ならぬ、思考の整頓学だ。

思考を整頓しよう。心を整頓しよう。