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目の前の世界に真心を

 結構、自分は感情がすぐ顔に出やすいタイプなので、最近は意識して口角を上げるようにしている。割とむすっと顔しちゃっているのは、なんとなく自分でも分かるので、その顔から卒業したいなと。常にゆったりとにこっとしていて、でも、目は鋭く生きている人ってカッコいいじゃん。ロジャーみたいな、そういう目とジェントルマンの口角って。

今日は、コックピットトレーニングを1時間半ほどしたのだが、途中から頭痛がし始めた。ずっと、ほのかにJETA1 Fuel の匂いがしていた。今日は南東風。TAXIや離発着するエアライン機の燃料が風に乗って流れてくる。それがハンガーまで流れてきて滞留し、それを吸いすぎたのだ。コックピットから戻って、さらに頭痛が悪化し、オブザーブでのフライトだったが、頭痛と揺れで酔ってしまった。こういうこともあるんだと、一つ勉強になった。体調管理はパイロットの重要な仕事の一つなんだと。

そして、まだまだ色んなことに気がつかないなと、実感している。今日もそうだった。コックピットトレーニングで、置かれてある機体と機体の間隔が前後に狭いのに、後ろを確認せず、エレベーターを引いてしまった。

見ていることと、頭に入れることはまた別問題。見ている世界を頭に落とし込むにはどうやったら良いのだろうか。

あぁ、意識がどっか違う所にいると目に見えているものが入らないんだな。

確かにそうだ、昔からよく意識が別のところに向いていないことがあった。現実の行動と意識に乖離があるのだ。

その溝を埋めればよい。

その為には、

今この瞬間目の前に広がる世界に真心を込める。

ということだ。意識をまずは完全に今に集約させるのだ。そして、そこに心を入れる。やってみよう。