【職業】アルバイトって必要?

お疲れ様です
はむたま炒飯です

皆さん、学生の頃にアルバイトを経験しましたでしょうか
裕福な方は親の仕送りでやりくりできて
何もやったことがないかもしれません
一方で社会人であれば、
パートタイム労働や派遣社員さんを目にすることが
あるんじゃないでしょうか

私は苦学生だったので、
沢山のアルバイトを経験しました
・居酒屋
・レストラン
・コンビニ
・塾講師
・家庭教師
・試験監督
・ティーチングアシスタント
・工場のラインバイト
・引っ越し
・廃材運搬作業
・輸入ビールのラベル管理
・球場バイト
・新聞配達
・ホスト
・ファーストフード店
・インターン生支援
・イベントスタッフ

これだけ複数のバイトをして気付いたことがあります
それは働きたい仕事なんてほとんどないことです
もちろん職場は楽しいことも
辛いこともどっちもあります
しかし自分の時間を使って
集中力や準備にかかる労力を使って
取り組むには割に合わないことが多いです

でもこれって時給/日当という考えが
邪魔しているのだと思います
昔は両親家事を手伝うことに
お金を要求しなかったと思います
ほめられてうれしいというだけでやったと思います
仕事も同様です
目の前のお客さんなのか
仕事の責任者なのか
関わる人が喜ぶように働くことが大事なはずです

しかしアルバイトだとなかなか関係者を
喜ばせるのは難しいのも事実です
一番この考えを学べたのは
個人経営の居酒屋でのホールスタッフでした
お客さんから注文された商品を厨房に伝え、
必要数を早く提供することでお金を頂く仕事です
ただお店で料理の注文を受けるときに
人数と個数が合わなくて困ることってありませんか?
私は学生ながらメニューは絶対だと思っていました
唐揚げ5個 580円とメニュー表にあったとき
6人のお客さんに5個じゃ足りないから
もう一つ注文してもらうのがいいと思いました

しかしすべきことは6個だったらいくらで売れるかを
計算して、責任者に相談することでした
料理長は自分の料理をできるだけ多く食べてもらい、
美味しいと喜んでくれることを望みます
唐揚げの例でいうところ、
一人一個食べて、別の料理を注文してくれる方が
自分の腕を見せられる、
少しでもお店の味を気に入ってくれるチャンスが増える、
この点でお得だったのです
実は唐揚げ5個で580円だから6個で650円くらいかなーと
思っていたのですが、
責任者が言ったのは一個サービスしようでした

利益率や原価管理を考えればありえません
ただお店に来て唐揚げ一個サービスされただけで
お客さんはうれしく、お店に好印象を持ちます
次の注文で心地よく注文してくれます

これがサービスなのかと理解しました
そしてアルバイトである以上自分は誰かを喜ばせる
行動の決定権を持っていないと気付きました
これがアルバイトでは働きたい仕事が
できないという大きな理由です

皆さんが仕事をしていて嫌だなと思うことは、
サービス残業があったり
上司から理不尽な依頼をされたり
お客さんからクレーム対応があったり
といったことではないでしょうか
これもアルバイトの時と一緒です
自分で誰かのために行動して自分で仕事を
より良いものに改善する決定権を持っていないからです
お客さんのクレームを聞かなければならないのは
会社の指示なはずです
個人だったら電話を切っても、
休憩に入ったって一時的に問題になりますが、
大したことではありません

自分が選べる選択肢を多く持っておくことが
仕事を楽しくするコツなのかもしれません

皆さんはアルバイトを経験して
楽しかったことはありますでしょうか
バイト仲間と仲良く遊んだ日々
責任ある仕事を任せてもらえた時
給料日にちょっぴり多くもらえた時
こんなことでしょうか
これらを決められるのは自分がえらくなるしかありません
もちろん責任も伴うのですが、
アルバイトが楽しく仕事できるように、
自分が関わる仕事をする人が充実して、
仕事ができるようにするには、
まず自分が決定権を取得し、改善することが必要です

アルバイトでのお金の稼ぎは人生で見れば
ごくわずかのなけなしの金額です
しかし雇われる側として嫌な思いを学ぶ貴重な機会です
自分が社会に出てからこんな職場にはしないと
誓ういい機会です
皆さん時間があったらアルバイトをしてみてください
ろくでもない時間に感じるかもしれませんが、
将来にとって大きくプラスに働くと思います

ではでは

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