見出し画像

どうやってEMBA受験校を選ぶのか 第1回

EMBA受験校の選定基準、私は3つありました。今回は1つ目。

『時間の無駄!早く入っちゃった方がいい!』
と、ある学校の卒業生の方に言われたことが、絶対的な選定基準の1つ目になりました。

基準決める前に…アラムナイに頼れ!(1人で熟考は避けましょう)

EMBA受験校調査並びに選定の段階においては、一人だけで進めることがディスアドバンテージになることを知っておいた方が良いです。

一人で調査をし、深く考えを巡らせ、結論を出すプロセスは、時間と労力が掛かります。仕事・家族に100%力を注いでいる状態において、更にもう1つ熟考が必要な作業を加えることになるからです。

かといって、EMBAの場合、MBA受験生の多くが活用する予備校のようなものはありません。正確に言うと、MBA向け予備校も入れるらしいんですけど、経験者からは『MBA受験生と話が合わない』と聞きました(あまり貶めたくないので、聞いた話ですとだけ言っておきます)。

じゃあどうするか。アラムナイインタビューにつきます。やり方は簡単。候補の学校のマーケティングに紹介してくれとメール一本打つだけ!日本人いない場合はアジア系の方になるかもしれませんが、大概日本人卒業生を紹介いただけます。

一見どこもかしこも同じような内容の紹介しかホームページには載ってませんが、卒業生は良い面も悪い面も本当のことを教えてくれます。更に良いことに、『壁打ち』相手になってくれて、自分の悩み・考えがまとまっていきます。

延べ5,6人の方とお話をさせて頂いたのですが、ここで私の選定基準の1つを決定的にしたある方の言葉を紹介します。

『GMAT? GRE? EA? 時間の無駄!早く入っちゃった方がいい!』

そう、私は当時もう39歳。
EMBAの合否基準は、『実業での実績』と『卒業後何するか』の2点に重きを置きますから、算数とかを1,2年勉強してスコアメイキングしてる場合じゃないんです。

本当にしたいことは、入学してプログラムからマネジメントを学ぶことでしょう。そこに至るまでに時間をかけすぎることは人生の大きな損失だから、早く入った方がいいよ。と、言う言葉が胸に突き刺さりました。

これにより、EMBA受験校選定基準の1つが決まりました。

基準1『GMATとかEAは絶対嫌。』免除は勝ち取れる?

EMBAって結構柔軟。

私は、①修士研究の実績とその過程で培われた論理的思考力と、②自分の実業での輝かしい(笑)実績に関するエッセイ形式の説得文(笑)を作り、それを送り付けてGMATなんて免除だよね?受けねーよ?と聞いて回りました。

候補としていた学校は全て免除で良いよと言ってくれました。INSEAD以外(笑)。

INSEADはプログラムについてこれるに値する処理能力をGMAT等の数値でみて、厳格にふるいにかけるポリシーのようです。例外・免除は認めませんとホームページでも書いてありました。これはこれで理にかなっている考え方なので、仕方ないと思います。ちなみに、それでもメール送ったんですけど、返信すらありませんでした。

皆さんにも何かしらの強みがあるはずですから、それを使い是非免除を勝ち取ることをお勧めします!

残りの選定基準はこちらで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?