誰もが1度は耳にしたことがある

「1日2リットルの水を飲んで痩せる」

というダイエット法。

確かに、適量の水を摂取することには

「カロリー消費」「痩せやすい体作り」等のダイエット効果と、

「美肌効果」等の美容効果があります。

しかし厳密には、人が一日に飲むべき水の量は2リットルではありません！

しかも、過剰摂取には体に害を及ぼす可能性もあります。

そこで本記事では、適量の水を飲むことがダイエットや美容に繋がる仕組みと、適切な水分量の算出方法についてご紹介していきます。

ターゲット

・ダイエットを志している方

・水2ℓのダイエットについて興味を持っている方

・普段摂取している水分量が適切か気になる方

目次

１.水の摂取がダイエットと美容に効果的な理由

１-１.水により代謝が上がるメカニズム

１-２.水摂取による3つのメリット

２.摂取すべき水分量の算出方法

３.まとめ

１.水の摂取がダイエットと美容に効果的な理由

冒頭で紹介したように、人は適量の水を摂取することで、ダイエット・美容効果を得ることが出来ます。

このことには、人間の体は水を摂取することで

「代謝が向上する」

ことが大きく関係しています。

はじめに、水を飲むことによって代謝が向上するメカニズムについて説明していきます。

１-１.水により代謝が上がるメカニズム

上の図解のように、水を摂取することで、体内の老廃物を体外に排出する動き「代謝」を促進することが出来ます。

人間の体には、体重の約4％の量の老廃物があります。

これと同量の水を摂取することで、体内の老廃物を体外へと押し出すことが出来るのです。

「1日に水を2リットル」と言われているのは、体重の約4%の老廃物の量が、約2リットルである為です。

１-２.水摂取による3つのメリット

先に述べたように、水を摂取することで、代謝が向上し以下のメリットを得ることが出来ます。

・カロリー消費

・痩せやすい体づくり

・美容効果

そもそも「代謝が上がる＝平常時のカロリー消費量が上がる」である為に、水を摂取することでカロリーを消費することが出来ます。

加えて、水を摂取して常に代謝を高く保つことで、常に多くのカロリーを消費する体を作ることが出来ます。

加えて老廃物が排出されることで、肌の透明度が増し美白効果が得られます。

しかし、冒頭で述べたように、これらのメリットを得る為に注意すべき点として

「1日に飲むべき水の量は2リットル」ではありません！

過剰に水分を摂取してしまうと、余分な水分が体内に溜まり冷えや頭痛、むくみなどの症状が引き起こされてしまうのです。

そこでここからは、実際に摂取すべき量の算出方法について紹介していきます。

２．摂取すべき水分量の算出方法

摂取すべき水分量は、以下の式で算出することが出来ます。

図解で示したように、体内の老廃物の量から、1ℓを引いた値が1日に摂取すべき水分量となります。

この1ℓは、食事に含まれる水分量を示します。

食事の中の汁物や野菜などには、多くの水分が含まれている為に、我々は1日に平均1ℓの水分を食事から摂取しています。

その為に、体重の4%から1ℓを引いた値が、摂取すべき水分量となるのです。

例えば体重60キロの人の摂取すべき水分量は、以下のような計算式で1.4ℓであると求められます。

ぜひご自身の体重を当てはめて算出してみてください。

なお、補足ですが

夏場や運動中等の、汗を多くかく場合には脱水の危険がある為に、普段より多くの水分を摂取する必要があります。

体内の水分が無くならないように、こまめな水分補給を意識することが大切です。

３.まとめ

改めて本記事の内容をまとめると

・望ましい量の水を摂取することで代謝が向上する

・代謝の向上によってダイエット、美容効果がもたらされる

・摂取すべき水分量は、【体重×4%－1ℓ】で求められる

このようになります。

ぜひ、自分自身に必要な水分量を算出し、摂取することでダイエットや美容に活かしてみてください。

本記事を読んで、少しでも健康マネジメントに興味を持っていただければ嬉しく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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