【育児】保育園と共に……娘(1歳)の成長記録

娘が保育園に通い始めて、早くも一年が過ぎた。せっかくの節目なので、娘の成長をここに書き留めておこうと思う。
(記憶を手繰り寄せているので、時期は曖昧です)

【4月】
朝、私と離れる時、最初の一週間はしくしくと静かに泣いていた。あるいは泣かずとも嫌そうな感じだった。
しかし、二週目からはまったく涙を見せず、わりとはじめからカラッとした態度。この頃はそれでもまだ不安はあったんだろうけど、結構早くに慣れてくれた印象で(人見知りの度合いが強すぎて、人前でもしかしたら上手く泣けなかったのかもしれない、赤ちゃんなのに)、5月6月にはもうほとんど私のことを見向きもせずに、奥の部屋に入っていったような。今では、「あ、そうそう! やっとくわ~」くらいの感じでタッチして、そのまま二度と私を振り向かず奥へと消えていく。一、二度、そのタッチもなかった……母は寂しいけど、強くなったあなたを誇らしく思うよ……。

【5月】
体調不良との戦い、始まる。GWには祖父母の家をはしごした際に発熱して、そのまま帰りに病院へ寄った。熱と咳と鼻水で、そこまで重症ではないけど、やはり思っていた以上に保育園には通えなくなる(休まざるを得なくなる)。

【6月】
この頃だったかなあ、もしかしたらもう少し早かったかも……? 食物アレルギー発症。私も夫もアレルギーとは無縁だったので驚く。というのも、私が原因で……この年の3月に充分に加熱できていなかった卵(白身)を食べさせてしまった(加熱しているつもりだった、もっと火を通しておくべきだった)からなのだろう。これにはものすごく反省と申し訳なさを感じている。おそらくそのせいだろう、卵はもちろんのこと、なぜか大豆と牛乳まで摂取すると顔やひどい時には足まで発疹が出てしまう事態に。幸い、発疹のみでアナフィラキシーショックなどは引き起こさなかったので、本当に良かった。ここから、アレルギー外来への通院が始まる。

【7月】
水遊び。娘は人見知りだし、ビビリだし……で、担任の先生は「水に触れることも怖がるのではないか」と思っていたそう。しかし、その予想に反して、娘は水遊びを大いに楽しんだ。ふと思い返してみると、確かに新生児の頃から娘はお風呂を嫌がる素振りがまったくなかった。どうやら、水に触れることが好きみたい。写真で見たけど、笑顔で水遊びする娘の姿に私はホッとしたし、嬉しくなった。

【8月】
夏祭り。他の子どもたちは楽しそうに、先生方が用意してくれた遊びを堪能しているのに、娘だけは一人私から決して離れようとせずにしがみつき、少しでも離そうとすると大泣きする。遊ぶどころではなかった……。保護者の方がたくさんいるし、いつもと違う保育園の雰囲気にすっかり萎縮してしまったみたい。この時、やっぱり私の子どもだなあと再認識する(私はその傾向を、大人になった今でも引きずっています……)。

【9月】
体調を崩して最初の一週間ほどは登園できず。その間に、歩けるようになる。数歩歩いてはやめていた娘がある瞬間、「あれ? 私、歩けるやん!」ということに気づいたようで、そこからすんなりと。秋には転ぶことも少なくなり、今では先生も「安定感がある歩き方」と太鼓判を押してくれている。

【10月】
運動会。小さい子から競技・体操を披露していく。競技はハイハイでトンネルをくぐるというもの。しかし、夏祭りと同じく……娘だけは一人トンネルを怖がるどころか、私と離れようとせず(親はすぐ隣で見守るスタイル)、ハイハイすらほとんどしなかった。そのうち、時間切れになり私が強制抱っこで退場。体操はまあ親子体操だったので、笑顔はなかったけど、みんなと同じくできていたかな。
ずっとこの調子だとちょっと心配だなー、私に似てしまったせいか……という申し訳無さもあいまって不安になる。

しかし、なぜか運動会も終盤に近づいた頃。ずっと応援席に座ってお姉ちゃんお兄ちゃんの活躍を見ていた娘はすっくと立ち上がり、グラウンドの真ん中へ……行こうと駆け出す。「違う、あなたの出番はもう終わったのよー!」と追いかける私。競技の合間で誰もいないので、ちょっと恥ずかしい。その後も、きゃっきゃと笑顔を見せて走り続ける娘。
「なんで今? 遅いわー!」と突っ込むしかないのだった。

【11月】
保育参加。親の私も半日、保育園で過ごさせてもらう。私がいると、朝の体操も私にべったりで踊らない娘。公園でも私と一緒に楽しく遊ぶし(それはそれで楽しいんだけど)、出来ることなら透明人間になって、すぐそばで娘の保育園での様子を見てみたい。

【12月】
7月の夏祭りと10月の運動会を経て、この頃になると、保育園でも家庭と変わらない様子でたくさん笑顔を見せるように。写真や先生の話を通じてしかわからないのだけど、それを聞く度、「本当に良かった、娘が保育園(家の外)でも活き活きと過ごしてくれて」と嬉しさと安堵がこみ上げてくる。

【1月】
胃腸炎で一週間、保育園を休む。凧揚げ大会も参加できず……。軽症で済んだし、インフルエンザにはかからず本当に良かった。

【2月】
アデノウイルスで二週間、保育園を休む。目の充血以外は本当に元気だったので、ずっと娘と一緒に過ごせて結構楽しかった。プレイヤイヤ期のため、「もうイヤ~!」となることもあったけれど、また保育園に通い始める日は少し寂しかったな。

【3月】
保育園の行き帰りを抱っこではなく、少しずつ歩き始める(いつも抱っこ紐です)。でも、すぐに両手を上げて「抱っこー」のポーズ。歩いたら歩いたで、いろんなところが気になってなかなか進まず。
アレルギー外来の通院終了、無事にアレルギー除去解除となりました。
担任の先生とお別れする日、初めて先生に「バイバイ」と言う(顔は思いきり、あさっての方向を向いていたけど)。

【4月】
そして、今日。新しい担任の先生に「おいで」と呼ばれ、私とタッチし、元気よく保育園へ(他のお友達、めっちゃ泣いていたけど……初日だからね)。
保育園児&ママ二年生もお互いに楽しく、少しずつ成長していこうね。


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