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オーガナイザーズキャラバン(2024/4/6)参加レポート(「初心者ぐんぐんスタジアム」ができるまで)

こんにちは、へるしー(@Healthy_Pokeca)です。

2020年10月からポケモンカードを主に親子でプレイしており、2023年度のポケモンカードゲーム公式資格試験を受験し、2024年3月にイベントオーガナイザー&公認ジャッジ資格を取得しました。

今回、2024/4/6(日)に四ツ谷のnote placeで開催されたオーガナイザーズキャラバンに参加してきましたので参加報告をしたいと思います!

ちなみに私は夏休みの宿題は"最終日"に一気に終わらせてきたタイプの人間です。普段、息子のCL参加報告ですらちょこちょこ書いて思い出せなくなって書き終えるまでに1か月とかかかってしまうのですが、今回は複数の参加者の方々がすぐに参加報告を書かれていたので、後押しされて自分としては相当速いスピードで書きました。仲間ってだいじ!筆が速いひと尊敬!

夏休みの宿題は"最初の日"にすべて終わらせるタイプの人間である、あるとんさんの記事はこちらです。(当日、懇親会の二次会開催してる時間にすでに参加報告が投稿されていました!)なんと、子連れでの参加もOKだったとのこと!すごいぞ、オーガナイザーズキャラバン!!

会場では、開始前と終了後の時間に参加者同士のポケカフリー対戦もOKで、私は終了後の懇親会前にあるとんさんとフリー対戦させてもらってボロ負けしました!対戦ありがとうございました!!


本記事では、ワークショップ(グループワーク)の内容に、特に重点を置きました。

自分の記録・今後の思い出し用を兼ねつつ、イベントオーガナイザー資格をまだ持っていない方、資格は持っていても距離や日程の都合で参加できなかった方が、イベント検討の議論を追体験できるようにしてみました。(※長いです)

オーガナイザーズキャラバンってなに?

ポケモンカードゲームの公式資格である「イベントオーガナイザー」資格者向けのセミナー・事例共有・交流イベントです。

ポケモンカードゲーム公式資格について詳しく知りたい方は、オーガナイザーズキャラバンの主催でもあるCHANGさんの記事をお読み下さい。

ポケモンカードの人気の上昇に伴い、この資格に興味のある方は大変多くなっています。2020年度から「公認ジャッジ」「イベントオーガナイザー」が統一され、どちらかというと「公認ジャッジ」資格希望者の方が多そうな印象はあるものの、資格の受験権利は年1回・限定数のみの販売となっており、試験内容以上にまず受験資格を得ること(いわゆる0回戦)のハードルが非常に高い資格となっています。

私も2021年度から資格の存在は知っていたものの、日時の予告なしで平日14時にゲリラ販売されるシステムのハードルが高く2年連続で販売タイミングを逃し、2023年度の仮想待合室の導入と18時からの販売開始によって三度目の正直にしてようやく0回戦を突破できました。

知り合いで4年連続で0回戦負けしているという方もいて、資格受験のハードルはかなり高いです。体感としては、受験希望者は販売数の少なくとも10倍~20倍程度いるのではないかと思います。

しかし、ポケモンカードゲームのイベントは資格を持っていなくても開催できます!!

私も資格のない状態、いわゆる非公認でティーチングイベントの開催を検討して、知り合いのイベントオーガナイザーの方の協力(会場の一部の間借り・告知協力等)を頂き、2023年11月~2024年3月にかけて初心者向けのティーチングイベントを5回開催しました。

非公認の場合、公式サイトのイベント検索には載りませんしオーガナイザープロモパックも配布できませんが、X(Twitter)と掲示物だけでも十分集客することは可能です。初心者向けのイベントを想定する場合、むしろXよりもリアル掲示物の集客効果が高いようです。

ポケモンカードゲームのイベントを開催されたい方は、自分が参加されているイベントや友人のイベントオーガナイザーの方のお手伝いから始めてみる等、資格にこだわらずイベント開催への第一歩を踏み出してみるのがよいと思っています。

※私も5月から月1で初心者親子向けの公認自主イベントやるつもりなので手伝ってくれる方を募集してます!初回、5/19(日)@埼玉県三郷市です!!(公認自主イベント申請予定。後でリンクを貼ります。)

とはいえ非公認で何回もイベント開催しているのに0回戦が突破できないだけでずっと非公認っていうのもね・・・という感じはしており、個人的にはイベントオーガナイザー資格だけの資格を分けたり、非公認のイベント開催を定期的に重ねたら別枠でイベントオーガナイザーに認定されるようなシステムがあってもよいのでは・・・と思っている派です。(もともと「公認ジャッジ」と「イベントオーガナイザー」で試験が分かれていたものを統一した経緯を知らない、新参の視点です。)


話を戻しまして、当日のタイムスケジュールはこちらでした。

当日のタイムスケジュール

セミナー

13:00~13:40
オーガナイザーズキャラバンを主催されているCHANGさんによるプレゼン。

イベントの作り方の話から、イベントの構成要素、ターゲットの定義など、とても整理されていて、わかりやすかったです。

また、イベントオーガナイザーとして活動していく上で注意しなければならない賞品や著作権に対する考え方の説明もあり、気を付かなければいけないなぁと改めて思いました。

※「気を付けなければいけないことは知りたい」という質問がありましたので、追記しました。

賞品:参加者から集めた参加費をもとに賞品代を支払う場合、それが全員に公平に配布される参加賞でない場合は賭博にあたる可能性があり、十分に注意が必要。また、参加費はあくまでイベント運営費のみに使うもので、収益を得ようとするのは禁止行為に該当。

著作権:公認自主イベントの活動告知のために使用できる素材は決められており、ポケモンの自作イラスト等を告知に使用することは禁止。(SNSでイベントを告知するアカウントのアイコンにポケモンを使いたい場合も、ポケモン公式で使用が許可されているものを使用するべきと考えられます。)


プレゼンは内容以上に現地の熱量が大事と思っている派ですので、内容について詳しくは紹介しません。

パネルディスカッション

14:00~15:11

司会:もんさん
パネリスト:
imawoさん(【塾でポケカ!?】コマエジム月例イベント@一心舎)
・みゆパパさん(ゆるふわポケカ会
りっく36!さん(ゆめりっくと遊ぶ会、3歳児でもポケカしたい!、他)

公認自主イベントを継続的に主催されている3名の方がパネラーとして登壇し、司会の方にてあらかじめ用意した質問を投げかけつつイベントについて掘り下げて話を聞いていくコーナー。それ聞きたかった!という質問が予め用意されていて、とてもスムーズでした。

こんな話が聞けました。(一部抜粋)
「イベントを始めたきっかけ」
「イベントを始めるまでの大変さ、苦労」
「こんなことが起こるの?エピソード」
「イベント開催から得られた学び」

+参加者からの追加質問
「イベント参加者向けにどういったアナウンスをしているか」
「イベント開催の頻度・日程・時間をどうやって決めているか」

ちなみにパネルディスカッションの司会は、某研修でもファシリテーターをされていた、もんさんでした。ファシリテートがうますぎます・・・。

ワークショップ(水グループの例)

15:30~17:33
4人チーム・5グループ(炎草水雷超グループ)に分かれて、テーマに沿ったイベントを考えるグループワークでした。

このグループは最初の受付時点で予め割り振られていました。また、参加者の中にすでにイベント開催経験が豊富なベテランの方々が何名か散りばめられており、水グループにはベテランzbさんがいらっしゃいました!最初から伝説ポケモンが旅パにいるような安心感(ほぼチート)。

水グループのメンバー:zbさん、ろくまるさん、ぽいんこさん、へるしー

グループワークの冒頭には、CHANGさんによるアイスブレイクがいくつか仕込まれていて、アイスブレイクがうまくいってもいかなくてもある程度メンバー同士打ち解けて話がしやすくなる仕組みになっていて、とてもやりやすかったです。

タイムスケジュールを見たとき「後半に2時間ぶっ通しのワークショップ…(ゴクリ)」となっていましたが、ワークショップの中で2~3回議論テーマの時間が区切られていて、間に十分すぎる休憩も取られており、体感としては本当にあっという間に終わりました。

会社の研修等と違って、参加者全員が自分の意志で、交通費と参加費を払って、休日にスケジュールを空けて参加しているので、モチベーションがそもそも全然違ってました。とても楽しかったです。

むしろ休憩時間中も全チーム議論の続きをしていて「みなさん、いま休憩時間ですよー!ちゃんと休憩してください!!」と注意されるほどでした。

ワークショップのテーマは「ポケモンカード初心者が楽しそう!参加したい!と思えるイベント」をグループのみんなで考えてみよう!というものでした。

「なんかポケカの初心者向けのイベントやってほしいんだよね~」と誰かにざっくり依頼されたというケースを想定して、「こんなイベントはどうですか?」と提案するという状況です。

以下には、私が所属した水グループのグループワークでの議論の流れを思い出しながら記録しています。読んで頂いて、こういうのはどう?こういう話は出なかった?といったご意見・ご質問があったら、ぜひ頂きたいです!

1時間超のワークショップの議論をメモと発表資料をもとに、記憶を手繰り寄せながら書いたので、色々抜けている部分や実際の話の流れと異なっている部分もあるかと思います。ご了承下さい。

イベントのターゲットを定義する

テーマとして「初心者向け」とあるものの、まず「初心者」といっても人によって色々だよね?という話から、ターゲットの「初心者」の定義を議論しました。

ターゲットは、ポケカのルールをわかっているのか、全くの初めてなのか
→ポケカが全くの初めての人をターゲットにする場合、ティーチングが必要になるため、ティーチングがメインのイベントになり、対戦会がメインのイベントにはならない。
→ポケカのルールは一応わかっている(つもりの)人を対象にしよう。

ターゲットは、ポケカの大会には出たことがあるのか?
→どのレベルの大会までを想定する?
→ジムバトルには少し出たことがある。トレーナーズリーグやシティリーグはまだこれから、くらいの人。トレリやシティ出てたら、もう初心者じゃないよね!(諸説あり)
→ジムバトルに何回か出たことはあっても、最初はなかなか勝てないという人もいるのでは?
→やっぱり少しは勝てないと楽しくないから、参加してくれた初心者の人がジムバトルで勝てるようになったらいいよね!
→参加してくれた人が、ジムバトルで勝ち越しや入賞を目標にするようなイメージにしよう。

ターゲットは、ポケカの対戦経験自体はあるのか?
→少なからず対戦経験がすでにある人を想定。家族や友人等の範囲くらい。
→ティーチングというよりは、対戦を楽んでもらう会。

ここで面白いなと思ったこととして「ポケカの対戦動画は見たことあるけど自分では対戦したことはない、という人も最近はいるのではないか?」という意見がありました。たしかに!

先日うちに遊びにきた息子の友達も、Switchのソフトタイトル一覧を見て「このゲーム、自分は持ってないんだけどYouTubeのプレイ動画を沢山見ていて色々攻略法を知っているから、やらせてよ!」と言っていて驚きました。自分で体験するよりも動画を視聴する方が手軽であり、動画を見て面白そうだから追体験として遊びたい、というニーズがある時代なのですね・・・。

ターゲットは、子供を対象とするか?大人は制限するのか?
→大人は制限はしないが、小中学生歓迎にしたい。大人は行こうと思えばいろいろな場所で沢山のイベントが開催されているから。小中学生には足がない。でも大人の参加も一切断るわけではない。
→大人の参加者は、子供の対戦相手をうまくしてくれたり、常連やスタッフになってくれたりすることもあるので、貴重。
→子供だけだと、とにかく勝ちたい気持ちが先行して手加減とかができない。イカサマも起こりやすくなって、初心者が楽しめなくなるかも。

(重要)参加したターゲットに、どうなってもらいたいのか?(ゴール)
→ゴールの設定は重要。スタッフ間で共有できている"わかりやすいゴール"があれば、たとえスタッフが増えたとしても認識ズレが起こりにくく、イベント自体もブレにくくなる。
→ゴールは「初心者に楽しんでもらうこと」「参加した初心者が、ジムバトルで勝ち越し・入賞ができるようになること」

このあたりを、口頭確認だけで済ませず、zbさんが紙にメモとして起こしてくれたのが、グループ内での共通認識を図る上でも非常によかったと思います。

色を使う、何にもないところもグレーで下線を引くというテクニック

イベントの内容を考える

ターゲットを決めた後、イベントの内容について議論しました。

やっぱり、対戦会形式?
→対戦会のイメージ!
→ターゲットに、どんな対戦をしてもらうのか?どうやったら初心者に楽しんでもらえるか?
→逆説的だが、初めて参加したイベントでボコボコに負けてしまって、気持ちが萎えてもうイベントに来なくなってしまうケースもある。悲劇。「初心者に楽しんでもらう」がテーマ(再確認)なので、そこをなんとかできないだろうか。

初心者が楽しめる対戦って、どんなの?
→最初に「同じくらいのレベル・デッキ」の人と対戦できたら、きっと楽しいよね。
(あくまでも仮説)
→どうやって「同じくらいのレベルの対戦」を実現するのか?
完全なフリー対戦にしてしまうと、対戦者同士のレベルを揃えることが難しくなる。"自称初心者"も「スタートデッキ/スターターデッキそのままの人」と「動画を見てとりあえずTier1デッキを組んできた人」では、全くレベルが違う。
→となると、スタッフによるマッチアップ、スタッフ主導でのマッチングをしたほうがよさそう

こなれてくると、スタッフが常連の参加者のレベルを把握できたりする。初めて来た人はポケモンカード経験や使用しているデッキついてヒアリングをしつつ、スタッフとマッチさせてレベル感を推し量る、とかもあり。(実際にそういうイベントは開催されている、うんざり会等。)
→ティーチングイベントで対戦会を併設開催していると、フリー対戦会が大好きなおじさん達が、デッキをいっぱい作って、対戦するためだけに来たりする。
→対戦会に、"準スタッフ"とも言える"フリー対戦大好きおじさん(仮称)"を投入して、サクラ的に初心者の相手をしてもらうのはよさそう。「対戦を楽しもう」という前提で来ている人となら、知らない人とでも楽しく対戦できるのでは。
→準スタッフには、デッキを強弱3パターンくらい用意してもらうのがよさそう。

準スタッフに用意してもらうデッキは、どんな3パターンにするか?
(1) スタートデッキを20枚まで改造したデッキ
(完全なスタートデッキだけでは、準スタッフ側も面白みがない)
(2) たのしくてたのしいデッキ((C)りっく36!さん/ゆめいろさん)
(いわゆる、好きなポケモンをメインとしたエンジョイデッキ)
(3) つよくてたのしいデッキ((C)りっく36!さん/ゆめいろさん)
(いわゆる、環境/Tierデッキ)
→ここで大事なのは、ゴールは「初心者に楽しんでもらう」ということ。スタッフ・準スタッフの間でこのゴールの共通認識さえあれば、(ガチガチのロックデッキは、自分にとっては楽しくても、初心者はきっと楽しくないだろうからこのイベントでは使わないかな・・・)といった暗黙の了解が成立する。

準スタッフは、何人くらい必要か?
→16卓32人定員とすると、準スタッフは6人は欲しい。

→参加者の定員は、16卓32人-準スタッフ6人=26人。

対戦時間は?
→対戦時間制限なし、対戦が終わり次第、次の対戦マッチングにエントリーできるガンスリンガー形式。
スタッフによるマッチアップ、スタッフ主導でのマッチングを随時行う場合、すべての卓の対戦時間を管理するのはとても難しいため。
→参加者は、いつ来て、いつ帰ってもいい。参加者側の負担も軽くする。

ジムバトル入賞を目標にしてもらうなら、ジムバトルの対戦形式(時間制限ありの真剣勝負)も味わってもらいたい。
→対戦時間25分制限の卓も2卓用意
しよう!希望者はそこで時間制限の中で対戦してもらう。管理は100均のタイマーで十分。
25分制限卓の時間切れ時の対応は、どうなる?
→お店によってもルールが違う・・・(時間切れサイド差 or 両負け)
「ジムバトル入賞」を目標にしてもらうなら、開催するお店のルールに合わせればいいよね!(この時点で、開催場所はジムバトルを開催しているお店ということは、暗黙の了解)

スタッフの人数は?
→16卓32人の対戦会であれば、スタッフは「受付担当」「マッチング担当」「ふらふらして全体見る人」の3名いれば十分回せるのではないか。(経験則)

最初に真ん中に「対戦」を置いて、そこから四方に発散させながら必要要素について議論

イベント名を考える

次にイベント名をみんなで考えました。わかりやすくてキャッチーなネーミング、とてもだいじですね。

我々のグループでは「参加した人にどうなってほしいのか?」というゴールを想像して、それが参加者側からもイメージできるようなネーミングがよいだろう、という話になりました。

「初心者に楽しんでもらう」というところから考えてみよう!
→楽しかったら、みんなどうなる?
→笑う、強くなる、よくしゃべる・・・
→また来たくなる、もっと対戦したくなる
→どんどんポケカやりたくなる!どんどん!

"どんどん"代表(レギュ落ち)

初心者が強くなるところって、どんなキーワード?それと組み合わせよう!
→ジム、道場、(ブート)キャンプ、コート・・・
→どんどんジム、どんどんコートは、なんか語呂が悪いね・・・
→「どんどん」に合うのは・・・「道場」かな?
どんどん道場!!

ここで一回みんな「おー!これ、いいんじゃないですか!」となりました。が、zbさんが一言。

「君たち・・・本当に"どんどん"でいいのか?これ、コロコロやボンボンを作った世代の人と同じ発想だぜ・・・」
個人的にここがこのワークショップで一番面白かったです。「どんどん道場」、私は昭和世代なので普通にわかりやすくていい名前だなと思いましたが・・・笑

「たしかに、もうちょっとポケカに寄せてもよいかもですね・・・」ということで、アイディア出しを継続。

ポケモンバトルをするところって、どこだろう?
→ジム・・・コート・・・スタジアム・・・
→「あれ?そういえばスタジアムって、普通にカードタイプにもあるじゃん!わかりやすい!」ということで「スタジアム」に。

そういえば「強くなる」ってポケモンでは「進化する」ともいえるよね!
進化といえば・・・ぐんぐんシェイク!
ぐんぐん!こっちの方が"成長"っぽくていいね!
「どんどん」を抑え、「ぐんぐん」が捲る結果に。

※今考えると「ぐんぐんシェイク」もすでにレギュ落ちしているので、真の初心者にとっては、何でぐんぐんなの??ってなるかもですね・・・

"ぐんぐん"代表(レギュ落ち)

というわけで、イベント名は「ぐんぐんスタジアム」に。

さらに「初心者向け」ということが参加者により伝わりやすくなるように「初心者」は冠につけておこう、となり最終的に「初心者ぐんぐんスタジアム」に決定!

イベントタイトル
よく見ると、ぐんぐんの「ん」は「↗︎」になっているのです!成長のイメージ!

イベントの詳細を決める

ターゲット、イベント内容、イベント名を決めたところで、全体発表(共有)に向けてイベントの詳細も詰めていく形になりました。

参加者目線で考えた場合、色々な情報も必要になってきます、というのを回っていた運営の方にアドバイスして頂きました。

・参加費
→対戦スペースが無料で借りられるカードショップを利用することで無料にする。賞品等はなし。

・会場
→駅前で導線がよく、入りやすいお店。カードショップというよりもTSUTAYAやBOOKOFF等のイメージ。
→初心者はビル8Fのカードショップとか行きにくいよね・・・
→ワークショップでは具体名な地名・店名まで決めた上で全体共有(発表)しましたが、あくまで仮案だったため写真からは消しています。

・開催時間
対戦時間を制御しないので、昼ご飯を跨ぐとお昼前後に人が減ってしまってスタッフがマッチングしにくくなる。また、午前は大人があんまり来ない。(経験者の目線)
イベント時間は、午後から開始~夕方までとする。

・予約方法
→事前予約あり。当日、枠があれば飛び入り参加可能。
※具体的な使用ツールなどについては、特に議論せず。

全体共有(発表)へ

スムーズに議論が進んで10分近く時間を余らせて大体案が固まったので、発表練習しながら説明する流れを確認しつつ、参加費や会場等の不足情報を資料へ追記していきました。

普通こういったグループワークをするとギリギリまで議論になってしまい、発表練習までやる時間はないケースがほとんどだと思うので、今回はかなりうまく回って余裕のある理想ムーブだったと思います。

この段階で、主催側から「グループ内の発表者を決めておいてください」と指示されましたが、仮に指定されずとも、発表者は資料をまとめる前に決めておいたほうがよいです。誰かに共有する前提で話をしていると、途中で「あ、これもグループのみんなで確認しておかないと、うまく共有できないかも…」という意識になるからです。

イベントオーガナイザーをやるなら、イベントの冒頭や最後で参加者に説明したり挨拶したりするから、全員が発表者ですよね!

私は紙に綺麗に書くことが苦手なのと、誰が発表します・・・?とお見合いしてる時間がもったいないと感じるタイプなので、資料の作成を他の方にやっていただく前提で発表者に立候補しました。時間制限とかもあんまりなく、ゆるい空気の中、自由に喋れて楽しかったです。

イベント案:初心者ぐんぐんスタジアム

その日集まったメンバーで1時間ちょっとの議論で作ったにしては、とてもよいイベント案ができたと思います!ワークショップの満足度高い!!

感想

・note place、とてもきれい

「いっちょうあがり!!SUSHI杯」に参加したかったのですが日程的に都合が合わず、「親子でポケカ #クリエイターフェス」は息子の体調不良で直前で参加キャンセルし、今回、三度目の正直でnote placeを訪問できました。噂に違わず、とてもおしゃれで綺麗で快適な会場でした。すごい。

ただ、しっかりと確保されていた休憩時間に余裕で外に出てコンビニへ行ったところ、外から自動ドアが開かなくて入れなくなり、中の知り合いの方に連絡して運営の方を入口まで呼んでもらって救助されました・・・。自動ドアは中からは出られるけど、外からはパスがないと開かない仕組みだそうです。セキュリティ、しっかりしてる!!

次回note placeで参加される方は、休憩時間にビルの外に出る時は必ず運営の方に一声掛けましょう!気を付けてください!


・強いて言えばの改善点

個人的にはめちゃめちゃ楽しかったですが、ワークショップはイベント開催経験者の有無とファシリテーター(まとめ役)の有無が体験の成果を大きく左右しそうだと思いました。

参加者のテーブルは予め決められていて配置の意図を感じましたが、グループ全員がイベント開催経験が浅く、まとめ役の人もいなかった場合、発散してなかなか案がまとまらないケースもありえそうです。

イベント開催経験者の方が参加者とは別枠の扱いで各卓に専属ファシリテーターとしてついていたほうがよい気がしました。(それをやるには、人集めが大変だと思いますが・・・)

・総じて、イベントオーガナイザーを取ってよかったと思えるイベント

イベントオーガナイザーとして、これからポケモンカードの公認自主イベント主催を考えられている方は、参加して学びはあっても損することは絶対にないイベントだと言えます。

イベントの内容も、一人でうんうん悩んで考えているよりも複数人で議論した方が内容が深まりますし、検討のスピードも圧倒的に速いです。自分にはない視点や他の人の経験談を得ることもできます。また、懇親会ではお酒が入っていないと話せないような内容もあって、とても楽しかったです。

次回があれば、パネラーや参加者のワークショップを聞くだけでもまた参加してみたいです!

ポケモンカードって楽しいね!!

#オーガナイザーズキャラバン

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