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算命学で見るStray Kids⑤(ヒョンジン編)

このシリーズも気がついたら折り返し地点まで来ていました。算命学で見るStray Kids第5弾、ヒョンジン行きたいと思います。わー何書こうかな書きたいことたくさんある!それではどうぞ!

ヒョンジン
本名:ファン・ヒョンジン(黃鉉辰)
生年月日:2000年3月20日
血液型:B型
国籍:韓国
家族構成:父、母
マスコットキャラクター:フェレット

ヒョンジンは3月生まれですが、韓国は学年の切り替えが3月なのでハン達00lineと同じ学年です。(最初、同じ学年なのは早生まれ制度が廃止されたためと書いてしまっていたのですが誤りでした。すみません)日本だと99lineのチャンビンと同学年ですよね。STAYになってから韓国の学年の分け方を初めて知りました。
ヒョンジンといえばやっぱりダンス!長身を生かしたダイナミックな動きで、感情を乗せるのがとても上手いです。リノがきっちりとダンスの一番美しい形を見せてくれるのに対し、ヒョンジンは解釈の幅を広げてくれる感じ。伝わりますかね……百聞は一見に如かずなので、ソロ動画を貼っておきます。

動きが……動きがなんかすごい……!!!
何十年も生きてきてこんな言葉しか出てこない自分に絶望ですが、そこを動かしてそこを止めるのか!?みたいな驚きがあります。
山岸凉子の「黒鳥 ブラック・スワン」という短編漫画にタナキルというバレリーナが出てくるのですが、ヒョンジンを見ていると私はいつもタナキルのことを思い出すんですよね。タナキルは手足が長く、バランスを保てるギリギリまで身体の軸を崩して踊ることができる新世代のエースで、古典的な踊りしかできない主人公・マリアを脅かす存在として描かれています。(ちなみに実話が元になっているのでタナキルもマリアも実在する人物です)
スキズのステージを見ていて、観客である私は次の動きに対して手はこのあたり、脚はこのあたりまで来るだろう……という枠を勝手に想像するんですが、ヒョンジンはその枠をえいやっと超えていくので、見ていてとても面白いです。

あとはやっぱりビジュアルも強い!すっきりした顔立ちの韓国系イケメンだけど、金髪カラコンとかも異様に似合う。運営も""分かってる""のでサムネにバンバン入れてきます。

セフィロスさん……(FF7Rやってない……)(やりたい……)

世間では「黒髪短髪派」「金髪長髪派」「黒髪長髪派」などに分かれているようですが、私は黒髪長髪派です。ヴィンセント派だし……(?)

(なんかこれ隣のフィリックスの圧が凄いけどどうしてもこのヒョンジンが良くて使いたかった……シャネル……)

その外見からクールに見られがちなヒョンジンですが、中身は感情表現が豊かで涙もろく、よく喋り(というかスキズは基本みんなよく喋る)おっちょこちょいな一面もあります。かわいいかよ。

(ここ最近で一番刺さった「株価が暴落して号泣するチャンビン社員にもらい泣きするヒョンジン社員」の図)

では、命式を見ていきましょう。

出た……!丁の男ッ……!!

ひのとは「陰」の「火」で、「灯火」を表します。小さな火、人が使うための火です。また「月」という解釈もあります。繊細で独特の感性を持っている人が多いですね。ヒョンジン、丁か〜……(謎の納得感)

丁…陰の火/灯火
暗闇を照らす文明の灯火は、自らを犠牲にして周りの人を照らしてくれる思いやりのある人。情にもろくデリケート。燃える前と燃えている姿の違いのギャップがあるように、外見から内面の想像がつきにくい。欠点は、人の好き嫌いが激しく、短気なこと。

私がジャニーズの中で一番丁らしいと思うのは、KinKi Kidsの堂本剛さんです。で、堂本光一さんは戊なんですよね。これは私の主観なのですが、戊と丁の人が一緒にいるとグループの火力が増すように感じます。戊が戦士で丁が魔法使い、みたいな……。KinKi Kidsもそれぞれ方向性は真逆ながらも二人揃うといつも絶妙なハーモニーを奏でてくれて、長年人気を維持し続けているのも納得です。
あともう少し下の世代で言うと、Sexy Zoneも中島健人さんが戊で菊池風磨さんが丁ですね。いかがでしょう。お分かりいただけると嬉しいのですが……。
ちなみに以前書いたようにスキズだとバンチャンが戊です。バンチャンとヒョンジンのユニット曲「Red Lights」はコンセプト強めのセクシー路線で、初めて見たときはかなり衝撃を受けました。バンチャンの調舒星が炸裂してる……!この二人でないと表現できない世界観だなと思いました。

あまりにもセクシーすぎて他のメンバーが真似する始末(こんな振りあったっけ?)

主星は龍高星りゅうこうせいです。冒険、改革の星と言われ、机上ではなく体験を通じて学ぶことを好みます。その龍高星を三方から「調舒星」と「鳳閣星」が囲んでいます。
星同士には力関係があり、龍高星の水性は調舒星・鳳閣星の火性を攻撃し、鍛え上げます。特に水性と火性の組み合わせは「水火の激突」という最も激しいものになり、攻撃された火性の星は凄まじいまでに研ぎ澄まされます。
ちなみに水火の激突自体はバンチャンやリノやチャンビンにもあるのですが、この3人は激突を緩和する木性の星(貫索星・石門星)も同時に持っているのでそこまで苛烈さは感じません。(でもプロデューサー・ダンサー・ラッパーとしてそれぞれ卓越した存在なのでやはり影響はあるのかも……)
しかしヒョンジンは木性の星を持っていないため、ノーガードでボコボコにしている・されている状態です。鍛える方だって痛いんですよ。これは本人の中で凄まじい葛藤だろうな、と思います。特に東(=社会)に調舒星があるので、表現者としてのストイックさと、見た者の心を打つパフォーマンスはそこから生まれているのでしょう。

(ヒョンジンは絵を描くのも好きで、輪郭のはっきりした力強いタッチの絵を描きます)

そんな調舒星が芸術的表現、アーティスティックであるのに対し、鳳閣星は情報を正確に伝えるジャーナリズムです。〜kids room系のメンバー同士で喋っている動画などを見ていると分かるのですが、ヒョンジンって物凄く弁が立つんですよね。一番印象的だったのは♥ kids roomのヒョンジン回なんですが、

メッチャ詰めてくるやん……。
♥ kids roomは主役の質問に対して他のメンバーが匿名で回答をし、一番気に入った人を選んでいくという企画なのですが、メンバーが少しでも矛盾した回答をするとヒョンジンは即座に指摘するんですよね。他にも、相手の回答に絡めて持論を展開したり、思ったような回答が得られなかったときは微妙に言い回しを変えて誘導したりと「相手の言葉を理解する力」「自分の意見を伝える力」にかなり長けていると感じました。

(これメンバー全員分あるのですがヒョンジン回が一番面白かった)

その巧みすぎる言語感覚故か、昔は周囲と衝突することも多かったというヒョンジン。ハンの記事でも触れましたが、特にハンとはグループ結成時から分かり合えず大喧嘩の後に一線を引いていたとか。それもそのはずで、ヒョンジンとハンは共通の星が一つもありません。ヒョンジンの星は火性・水性・土性で、ハンは木性と金性のみ。全メンバーの中で共通の星がない組み合わせはこの二人のみです。持っている手札が違うというか、最早やっているゲームが違う。自分はポーカーのつもりでいるのに相手がブラックジャックをやっていたらそれはもう続行不可能ですよね。そういう感じ。
でも、ハンが人との付き合いの中でトライ&エラーを繰り返してきたように、ヒョンジンもまた「自分の性格を変えたい」と必死でした。そしてメンバー間で幾度も設けられた話し合いの中でようやく和解し、今までの関係が嘘のように仲良くなることができました。自分と違う考えを持つ人間がいるということを理解し、尊重することができたとき、人は成長できるのだと思います。

(スッドゥン家族はもちろん""履修済""ですよね??)

もう一つ、主星の龍高星と北にある司禄星の関係について話をしたいと思います。
先ほど龍高星が調舒星・鳳閣星を攻撃していると書きましたが、司禄星は土性であり、龍高星の水性を攻撃し鍛え上げます。練習生時代のヒョンジンはそこまでダンスが得意ではなかったのですが、他の練習生から「お前は顔がいいから何もしなくてもデビューできる」と言われたのが悔しくて必死でダンスの練習に打ちこんだそうです。ここからは私の想像というか妄想なので話半分に聞いてほしいのですが、おそらくヒョンジンにそういうことを言ってきたのは年上や自分より歴の長い練習生だったのではないかな、と思います。司禄星がある北方は「目上」の位置です。目上からの攻撃によりヒョンジンは奮起し、ダンスの技術が鍛え上げられた……と考えるのはどうでしょうか。ちょっと話が出来すぎですかね。でもその言葉がなければ、今のダンサーとしてのヒョンジンは存在しなかったかもしれません。

人が他の動物と違うところは、火を扱えることだといいます。暖を取り、獲物を焼き、闇を照らすことができる火により人類は劇的に進化しました。
ヒョンジンはStray Kidsのシンボルです。彼の灯す火は先の見えない夜の道標となり、彷徨える子供たちの征く道を照らし続けていくのでしょう。皆で笑って、明日の夜明けを迎えるために。

(ヒョンジン編 終わり)

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