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算命学で見るStray Kids③(リノ編)

算命学で見るStray Kids第3弾、リノです。奇想天外摩訶不思議驚天動地のリノヨォンのこと、どうやって言語化していこうかな……頑張ります。それではどうぞ。

Lee Know/リノ
本名:イ・ミンホ(李旻浩)
生年月日:1998年10月25日
血液型:O型
国籍:韓国
家族構成:父、母
マスコットキャラクター:ウサギ

スキズの次男坊、リノ。長男バンチャン、三男チャンビンとスキズのヒョンラインは全員O型ですね。
リノは過去にBTSのバックダンサーを務めていたこともあり、体幹のしっかりした正確無比なダンスから「踊る彫刻/踊る宝石」と呼ばれています。昭和のオタクなので踊る宝石と言われるとどうしてもドラゴンクエストのモンスターを思い出してしまいますが……。

(未だ現役らしい。こんな可愛かったっけ??

さて、リノといえばキレのある顔芸や、

煽りスキルの高さ、

えらいことになってるインスタなど枚挙に暇がありませんが、

とにかく顔が美しい。

初めて見たときすごいイケメンがいるな〜と思いました。

(あまりにも有名な一枚)

女装もフィルタなしの野外でこの仕上がりです。(首から下は完全に""男""ですが……)

あと意外と面倒見が良く、ダンススキルの高さと振り覚えの早さを生かして他のメンバーに教えてあげたり、サバイバルオーディションでは韓国語に不自由していたフィリックスと一緒に発音の練習をしてあげたりしていました。バンチャンが兄・父の役割ならリノは先生役という感じかな?苛烈な言動や行動に反して人好きな一面もあるんですよね。みんなのお尻を触りまくるのはどうかと思いますが……。

(マーブルゲーム回好きすぎて永遠に擦り続けてしまう)

で、先日更新されたSKZ CODE(ストチューブみたいなやつ)(KAT-TUN生まれキスマイ育ちはもちろんSixTONESも大好き)にこんな一文があったのですが、

""怖そうだけど優しくて
優しそうだけど怖い""

そう!まさにこれ!!これほどまでにリノのことを端的に表現した言葉はない!!!!!さすが公式!!!!!!算命学とか必要なかったんや!!!!!!!!!(算命学で見るStray Kids 完)

とまあここで終わってしまうと企画倒れになってしまうので、リノの命式も見ていきましょう。 

前回の記事でも触れましたが、リノの日干はチャンビンと同じきのとです。しかも主星も司禄星しろくせいとまったく同じ。チャンビンと同様に日干と主星から見ていってもいいのですが、今回はちょっと別の切り口から見てみたいと思います。

〜おさらい〜

乙…陰の木/草花
花のように美しく、優しく包み込んでくれる内柔外剛型。厳しい条件の中でも生きていける強さを持つ。性格はおおらかでのんびり屋。組織の中で優れた能力を発揮し、どんな人とも仲良くやっていける人。欠点は、嫉妬深く積極性に乏しいこと。
司禄星
蓄財、積み重ねの星。家庭的で堅実な性質。
乙の司禄星には「自分とは違う世界から物事を蓄積する」「自らは動かず物事を引き寄せる」という特徴がある。


リノは乙の中でも乙巳の日居天中殺にっきょてんちゅうさつという特殊な宿命を持っています。日居天中殺は約30分の1の確率なので、クラスに一人いるかいないかくらいですね。
日居天中殺の特徴の一つに「時間の推移に伴う発想の転換がしにくいため、子供の頃に身についた習慣や思考のクセが大人になっても抜けない」というのがあります。
ここからはちょっと突っ込んだ話になってしまうのですが、太陽が東から昇って西に沈むように、現実世界で東は「始まり」、西は「終わり」を表しています。日居天中殺はその東西が中殺(欠けている)状態なので、始まりも終わりもありません。そのため一度身についてしまうと忘れたり上書きできないのです。
実は最初、この理論を頭では理解していても具体的にどういうことなのかよく分かっていなかったのですが、リノを見ていて思い当たる節がありました。

リノがよく描いているこの独特な絵(ジュルミというらしい)、デビューした頃から色々なところに描いているのでそういうキャラ付けなのかな?と思っていたのですが、どうやら子供の頃からずっと描いているらしいですね。成人した男性が子供の頃に作ったキャラクターを描き続けているというのはなかなか珍しいので、これが日居天中殺の影響なのかな?と思いました。恐らく10年後も描き続けているのでしょう。

(要所要所にねじ込まれるジュルミ)

行動面がそういう「子供」で構成されている反面、精神面は非常に老成しています。先ほど日居天中殺は東西が欠けていると書きましたが、東西は友人やパートナーといった「横の繋がり」でもあります。そこが欠けているということは残りは北と南、「目上(年長者)と目下(子供)」しかいないということになります。(友達やパートナーに恵まれないという意味ではありません。概念上の話です)リノが「自然死したい」「石になりたい」と年寄り臭いことを言うのは別に冗談ではなくあくまでも本気なんだろうなと思いました。
また自分の中で年齢の隔てがないため、お年寄りとも仲良くなりやすいです。そういえばリノはおじいちゃんっ子でよくおじいちゃんの話をしていました。サバイバルオーディションでリノが宿舎に入る際に風呂敷で荷物を包んでいて視聴者を騒然とさせたのですが、もしかしたらおじいちゃんの真似をしていたのかもしれません。(そしてそのクセは一生抜けないという……)

肉体面の特徴は、現実世界での感覚が薄いため非常に耐久力があり、真面目な働き者です。リノは幼年期に天将星てんしょうせいという王様の星が来ているのですが、この星はとても強いため幼年期にあると持て余してしまい、消化不良になると病気などの悪さをしてきます。スポーツや勉学などに賢明に打ち込むと良いとされています。
リノは子供の頃から格闘技をやっていて、また昔からダンサーを目指していたとのことで、恐らく肉体をかなり追い込むストイックな鍛錬をしていたのではないかと思います。リノがJYPに入社してスキズに加入したのは(韓国年齢で)成人したあたりなので、幼年期の王様の星をしっかり消化してチャンスを掴んだのかな、と思いました。

壮年期は天庫星てんこせいというお墓の星です。肉体は土に還り、霊魂は次の人生を生きるための準備を始めています。やりたいことがしっかり決まっているとそちらに向かってまっすぐ進み、目的地に到着します。日居天中殺という難しい宿命を天将星で消化し、天庫星で約束の地に辿り着くという物語の美しさを感じました。

もしかしたらLee Knowという人間もイ・ミンホという人間も一生理解できることはないかもしれないと思うと、少しだけさびしくもあります。人は彼のことを時に宇宙人と称しますが、本当は彼から見た我々の方が宇宙人なのかもしれません。

猫が好きで、動物が好きで、人間が好きなリノ。捨て猫を飼い、絶滅危惧種のホッキョクグマの後援をし、ユニセフやLGBTQ+など多数のチャリティに参加している姿は、すべての命を平等に扱うリノのあたたかい心が垣間見えます。
乙巳は「火に照らされて輝く花」です。太陽に向かって咲き誇るきらびやかな顔とは裏腹に、地中では固く冷たい土を割り進んで根を張り巡らせはるか遠くの世界とつながり、助けを求める者たちに手を差し伸べ続けるのでしょう。

(リノ編 終わり)

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