算命学で見るStray Kids②(チャンビン編)
算命学で見るStray Kids、第2弾です。前回のバンチャンが思った以上にカロリーが高かったのでこの熱量を保ったまま書ききれるのか不安になってきたのですが、2番手チャンビン、行きたいと思います。
↑の画像をかっこいいチャンビンにするかかわいいチャンビンにするか悩んだのですが、かっこいい方にしました。シンプルに顔が……好き……
(これはかわいいい方のチャンビン)
しつこくて申し訳ないのですが当方ソリクン出の新規のためメンバーの中で一番最初に認識したのがMV冒頭のチャンビンなんですが、
マジモンのラッパーおる……。
チャンビンのラップが""ガチ""すぎて普通にヒップホップグループかなんかだと思ってました。私が無知なだけかもしれませんがヒップホップをメインにやるアイドルをあまり知らなかったので……。
そんなチャンビンは3RACHAのメンバーの一人で、練習生の頃から卓越したラップスキルの持ち主として一目置かれていたそうです。99lineなので97〜01lineのスキズの中ではちょうど真ん中ですね。
(神メニューDance PracticeスーツVer.のチャンビンがビジュ良すぎて死ぬ一生アッシュグレーヘアでいてほしい)
で、スキズにはメンバー毎にマスコットキャラクターが割り当てられていて、前述のバンチャンはオオカミ、他のメンバーもヒヨコやイヌ、フェネックなどまあまあメジャーな動物なのですが、チャンビンはトェッキ(ブタウサギ)という合成獣です。
キメラ(Χίμαιρα)
名前の由来は、動画の企画でチャンビンが粘土でウサギを作ったところ、他のメンバーから「どう見てもブタにしか見えない」と言われたことから来ているそうです。なお本人曰く「ブタが1%、ウサギが99%」とのことですが……それにしてもアイドルにブタという呼称はアリなのか……??
(ウサギが99%と知って爆笑するヒョンたち)
そんなチャンビンの命式はこちらです。
チャンビンの日干は「乙」です。乙は「陰」の「木性」で「草花」を表しています。
これは私の体感なのですが、乙は乙同士で集まりがちなイメージがあります。草花は種を飛ばして横へ横へと仲間を増やしていくので、もしかしたらそういう傾向があるのかもしれません。(ネタバレするとスキズの乙もチャンビン・リノ・ハンと全部で3人います。本当は年齢順でバンチャンの次にリノを書くべきだったのかもしれませんが、リノは乙の中でもちょっと特殊だったので構成上チャンビンを先にしました)
最初、チャンビンの人となりをよく知らないときに命式を調べたので「こんなゴリッゴリのラップやる人が乙なんだ……!?」とちょっとびっくりしたのですが、今なら分かります。チャンビン、なんだかんだで優しいし仲間思いですよね。サバイバルオーディションでは散々「ダークラッパー・ソチャンビン」を売りにしてたくせにフィリックスが脱落した瞬間泣き崩れて立てなくなってしまうのとかほんまお前……そういうとこ……
俺のせいでごめんってフィリックスに謝るチャンビン何度見ても泣ける……チャンビンのせいじゃないのに……まあなんだかんだでフィリックスは戻ってくるし今も元気でやってるんですが……。
(この流れでこの曲持ってくるの秀逸すぎじゃないですか??ちなみに出だしの優しい歌声の方がチャンビンですチャンビンは歌もバチクソ上手い)
さて、そんなチャンビンの主星は「司禄星」です。蓄財、積み重ねの星と言われています。家庭的で堅実な星です。乙の司禄星には「自分とは違う世界から物事を蓄積する」「自らは動かず物事を引き寄せる」という特徴があります。
チャンビンが芸能界を目指す取っ掛かりとなったのは、韓国の人気ラップ番組「SHOW ME THE MONEY5」に挑戦したことがきっかけと言われています。
(SKZ TALKERでSMTM5のメダルを付けているシーンがありました。予選通過賞とかなのかな?)
チャンビン、もともとアイドル志望だったそうですが、そこでアイドル事務所のオーディションを受けるのではなくまずラップ番組に挑戦しようと思ったのがちょっと不思議だったんですよね。(もしかしたら並行して受けていたのかもしれませんが)でもそれがきっかけでチャンビンは、自作のラップでJYPのオーディションに挑んで入社しました。ラップという異分野からアイドルへの道を引き寄せたのです。
(ちなみにデビュー後の2020年にも同番組「SHOW ME THE MONEY9」に挑戦しています。本物のラッパーが集う中で完全アウェイでしたが、頑張っていました!)
またチャンビンは最近タイのアーティストとコラボしたのですが、これも先方が「神メニュー」のチャンビンのラップを見てオファーしたそうです。先方から声をかけていただいた形ですね。ここでも「自らは動かず物事を引き寄せる」が発揮されています。チャンビンの才能と弛まぬ努力が新しい世界での挑戦をもたらしたのでしょう。
幼年期には「天禄星」が来ています。天禄星は人間の一生で言うと社会人として中堅くらい、ぼちぼち肩書がついたり部下ができたりする年代です。それに対し幼年期というのは生まれてから成人するくらいの期間です。ざっくり言うと、「子供時代に大人の星が来ている」状態なのです。大人と対等だと思っているので、子供だからと舐めてかかってくる大人への反抗心があります。しかも天禄星は若い大人ではなく成熟した大人なので、喧嘩腰ではなくあくまでも冷静な弁論です。
先述のサバイバルオーディションでは自分たちが作った曲で挑むミッションが何回かあるのですが(一生サバイバルオーディションの話してるな……)Hellevatorを初めキーとなる曲を披露する際はチャンビンがコンセプトを説明している印象が強かったです。「Grrr 総量の法則」は「人間が一生のうちに怒る総量は決まっているので今のうちに出し切ってしまいたい」という若者の正当な怒り、「幼い翼」は「子供っぽく見られたくなくて大人のフリをしているけど大人になるのは怖い」という子供と大人の境目の感情の揺れ……ここで感じるのはチャンビンの「子供である自分たちを徹底的に俯瞰した目線」です。これは子供の心を持つ子供にはできません。「だから俺達は怒っている/恐れている」と大人たちへの冷静なプレゼンテーションができるのは幼年期天禄星ならではと思いました。
ちなみに、チャンビンはこの頃より今の方がお茶目さが増して子供っぽくなった感じがします。突っ張ってた肩の力がいくらか抜けたのもあるでしょうが、壮年期に「天報星」という胎児の星が来ているのもあるかもしれません。バンチャンは赤ちゃんの星→死人の星と順当(?)に歳を重ねていましたが、チャンビンは大人の星から胎児の星へと逆行しています。母体から栄養を吸収するが如く何でも取り込む好奇心旺盛な星なので、メンバーにちょっかい出すのが楽しくて仕方がないのでしょう。
(All-Night SKZはチャンビンの可愛らしさが全面に出てるのでEp1〜3まで全部見てほしい)
最後に、チャンビンは現世で生きる上で不安定な要素をあまり持っていません。良くも悪くも浮世離れしたメンバーが多い中、チャンビンは現実に強く、しっかり地に足が着いていると感じました。恐らく一般社会で勤めていたとしても、きちんと自分の居場所を確保できる人だったのではないかと思います。
チャンビンは裕福な家庭で育ち、自分でも(アイドルを目指す前は)いい大学に入って親を安心させるつもりだったと言っていました。芸能人が通う高校ではなく普通の高校に通い続けたのも、最後までそちらの道を残しておきたかったからかもしれません。
Stray Kidsの原点であるHellevatorはもともと「Elevator」というトラックにチャンビンが「地獄(Hell)」を足したことにより生まれた曲です。練習生として血汗と血の涙を流し続けた地獄、そこから抜け出すためのHellevatorに乗った先は一面の花畑でした。
もしかしたらこれから先、選ばなかった道を振り返りたくなることもあるかもしれませんが、チャンビンなら仲間たちと手を取り合って、花畑の先に待ち構えている世界を見届けることができると信じています。
(チャンビン編 終わり)
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