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生きるのが楽になる!?自己一致とは何ぞや~NO5

アメリカの歴史的大カウンセラー、カールロジャーズ。そのロジャーズ氏が提唱した来談者中心療法。その療法の三原則の1つ「自己一致」。自己一致できていれば生きるのがとても楽になります。では「自己一致」とはなんでしょうか?

前回は自己俯瞰を自動車の運転で例え話をしました。今回はスポーツイメージトレーニングを例に書きます。

↓前回の記事はこちらから読めます↓

《スポーツイメージトレーニング編》

イメージトレーニングとは?

イメージトレーニング(和製英語)とはスポーツのトレーニング法の一種。実際に体を動かすことなく、動いている自分を思い描くことによって技術や戦術を向上させるもの。

イメージを思い描くことで、実際に動くときに集中力を高めやすく、また、雑念を払うのに役立つと考えられている。一部の運動野は実際に運動するよりもイメージのほうがよく働くというデータが示されている。

また、イメージトレーニングの派生として、対戦相手を想定して自分の体を動かすシャドーボクシングがある。

↓参照元はこちら↓

スポーツ選手ならほとんどの人がやっていると思います。頭の中で競技をしている自分をイメージして動かします。いくつかの場面を想定して、シュミレーションをします。

これも自己俯瞰だというのが私の考えです。自分を観るもう1人の自分がいるからです。

スポーツイメージトレーニングで面白エピソードはなんといっても長嶋茂雄さんの「息子置き忘れ事件」でしょうね。これはテレビで本人か、タレントさんが話していました。

長嶋さんはサヨナラホームランを打って気分よくベースを一周して、ヒーローインタビューに答えて、ロッカールームで着替えて、帰宅後シャワーを浴びているところまでイメージしたそうです。

実際にその通りなったのですが、息子の一茂さんを連れて帰ることはイメージに入っておらず、球場に置き忘れたました。なんと素晴らしいエピソードでしょうか~(笑)国民的ヒーローたるゆえんですね。

↓息子の一茂君、置忘れ事件は下記↓

 ある日、長嶋は、息子の一茂に自分のプレーを見せようと、後楽園球場へ連れていった。
 一茂をスタンドに座らせて、長嶋は、試合に没頭した。
 そして、長嶋は、試合が終わると、さっさと家に帰ってしまった。
 帰ってきた長嶋に、妻は尋ねた。
「一茂は?」
「あっ!」
 試合に集中していた長嶋は、すっかり一茂のことを忘れてしまっていたのだ。一茂は、試合後もたった1人で後楽園球場へ置き去りにされていたのである。
 一説によると、「どこかで遊んでるんじゃないの?」と答え、球場からの電話で初めてそのことを思い出したとも言われている。

参照元は下記

頭の中で想像していたことがそのまま現実になるんですから、イメージトレーニングって凄いですね。見方を変えれば「自分を観るもう1人の自分:自己俯瞰」というのも、とっても大事だということです。

今日はイメージトレーニングも自己俯瞰のひとつだということを書きました。次回は自己俯瞰がなぜ自己一致に繋がるのかを書きます。引き続き読んでいただけると嬉しいです。

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