見出し画像

多世代交流?ある日のフリースペース

ある日のフリースペースでのこと。

中学生男子Kくんが地域の回覧版を見て、こどもの居場所soil、フリースペースのことを知り、訪れてくれました。
iPadが使えるってことに魅力を感じ、ゲームをやりたいと来てくれたそうです。(回覧板でキャッチしてもらえるってとっても嬉しい!)

先に来ていた幼児と小学生、スタッフで人生ゲームをしていたら、「それ、家にあった」と言うKくん。ルールもわかるってことで仲間に加わり、4人で人生ゲームを始めました。
幼児と小学生だけだと少し難しいお金の計算も、慣れた様子でKくんがいろいろ教えてくれます。優しいお兄ちゃんができたようで、子どもたちは嬉しそうにゲームをしていました。この二人は姉妹なので普段ならゲームもケンカになってしまいます(笑) そこに年上のお兄ちゃんがいると雰囲気も穏やかに変わり、いつものケンカも無し(笑)

その後、KくんがもってきたSwitchのマリオカートで、小学生、中学生、お手伝いに来てくれた20代30代のお兄さん、お姉さんも混ざり、対戦しました。そうかと思えば、途中から2歳3歳の子も遊びにきて、ブロックやシルバニアファミリーで遊んでいました。この日は、建築学科の大学生も居場所の勉強に来ていて、2,3歳の子どもたちと遊んでくれました。


1つの部屋でそれぞれ好きなことをして遊ぶ。フリースペースがうまく活用してもらえたなと感じた一日でした。

中学生にとって小さな子と遊ぶ機会はなかなか無いかもしれません。子どもが好きな大学生にとっても、小さな子と接したいなと思ってもその機会は日常に少ないかもしれません。居場所があれば、いろんな世代が交われる。何か言葉を交わさなくても同じ空間にいて、何かを感じることができる。人が集まる化学反応のようなものが居場所にはありますね。

こどもの居場所フリースペースが始まってからまだ数か月。子どもたちにとって安心できる場所のひとつになれたらと思って毎週火曜、水曜日午後、開放しています。気になる方は、一人でも、お友達を誘ってもいいので、一度遊びにきてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?