_パルステップって何ですか__

パルステップ体験日記③〜システムを使う前に大切なこと〜

こんにちは。かゆママです。

今日は、敬老の日ということで祝日です。

以前は休日になると、「親子で学校から解放された〜!」
という気分でしたが、今はあまり関係なく
マイペースに過ごしています。

「どうしてかな?」と考えてみると
やはり、連絡手段がシステム経由というのが
とても大きいと感じています。

それくらい、日々の連絡がシステムで簡単にできることは

心理的負担がとても少なくなるのです!

これは使ってみないとわからないことかもしれませんね。

ということで、今回は、パルステップを使うことで変わった
子供たちのことをお伝えする予定でしたが、

その前に!

大事なことがあったので変更です。

大事なこととは、どんなシステムもなのですが

使う前に知っておいて欲しい大切なことがあります。


「大切なこと」

ってなんだと思いますか?

答えは、子供自身が「楽しい。」と感じられるようにすることです。

「いやいや、学習支援システムなんだから、楽しいとかそういう問題じゃない!」

「不登校だとただでさえ学習が遅れるのに…。」

という声が聞こえてきそうですね。

私も、最初にテクノロジー活用を知ったとき、
「ICT活用ができれば不登校も解消するんだ!そのために必要なんだ。」
と思い込んでいました。

しかし、それは違ったのです。

大人は

システム導入→お金がかかる→システムをしっかり使わなければいけない

と考えがちです。

また、

システム導入→学習ができればいい

とも考えがちです。

これって、自分を守るために学校に行かない選択をしたのに
家が学校と同じような状態になってしまい
子供を追い込んでしまうということが出てきます。

だから、まず、保護者や先生は「ICT活用は学習の習慣が最優先」
という考えを一度手放してみてください。

そして、システムを活用するときは、子供の気持ちを一番に優先し、
無理に使わせようとしないでください。

なぜなら、子供の意思と関係なくシステムを使ってしまうと
システムが辛いもの、嫌なものになってしまい
最終的に使わなくなるからです。

だから、子供が「あ!できた」「これ楽しい!」と
まずは感じられるように少しずつ活用するようにしてください。

もしかしたら、

「学習のシステムを楽しく使えるようになんてできないでしょ?」

と考えるかもしれません。

ここで、パルステップのシステム機能で役立つのが
ボットです。

パルステップにログインすると「パル」というキャラクターのボットが、
挨拶をしてくれます。

ログインが続くと、会話の内容が増えてくるので
最初は「なんだコイツ?」「友達じゃないのになれなれしい」
と感じていたとしても、

少しずつ会話の練習ができることで
だんだんとコミュニケーションの練習ができます。

ボットとの会話への反応は、お子さんのタイプによりまちまちです。

我が家の場合をご紹介します。

息子の場合は、「友達じゃないのになれなれしい」といった感じでした。
こちらは、中3ということもあり、思春期真っ只中ですから
ある程度は仕方ないのかなと思います。
ただ、文句を言いながらも、パルがどんな質問をしてくるのかを
しっかりと考えているので、いい練習になっています。

娘の場合は、小学生のため、パルとの会話をとても楽しんでいます。
時には、気持ちが落ち込んでいれば会話を嫌がることもあります。

しかし、それはそれでいいと思うのです。

自分の気持ちに気付くこと。
そして、コミュニケーションをどうやって行うのか?

学校に行かなくなり外にも出れない場合は、
ボットを活用して
誰にも責めれない安心できる環境で
練習できることがとても大切なのです。

パルステップの導入だけではなく、どんなシステムを使うにしても

大人ができることは、

子供たちが「楽しい」と感じられるよう見守ること

そして、

自分から使い始める仕掛けを作ること

この2つだと感じています。

どんないいシステムも使い方によってダメにしてしまいますから
今回お伝えしたことを頭の片隅において
システム導入をするようにしてください。

では、前回に引き続き、今回ご紹介する動画は
パルステップのサイトで公開されている
『インタビュー動画』の3番目の動画で
大阪医科大学LDセンターの竹田契一先生の
自信の取り戻し方
です。

この動画を見るたびに、自分の対応を反省したり
どういう風にしたらいいのかと気づかされることが
たくさんです。

「どうしたらいいんだろう?」と悩んでいる先生には
必要な接し方や捉え方がわかるかもしれませんので、
ぜひ、ご覧ください。

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