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【旅行】箱根小田原旅・後編~小田原を満喫する~

 2日目は、箱根フリーパスを使って小田原を満喫してきました。この日の目的は ①小田原城の御城印をもらう ②おいしいアジフライを食べる ③恐竜の骨を観る の3つです。
 まずは、朝ごはんをしっかり食べて腹ごしらえです。宿泊した「天成園別館」は駅から近く、大浴場もゆっくり満喫できました。

●曽我の梅干しも食べた●

 おなかがいっぱいになったら、小田原城に向けて出発です。お城に向かう途中で、趣ある外観のローソンを発見しました。小田原の町並みに合わせていて素敵でした。

●ローソンに見えないけれどローソンでした●
●お城へ向かう橋。かっこいい!●

 朝早い時間だったこともあり、観光する人が少なくゆっくり楽しめました。天守は見えているのに反対方向に進まなければならなかったり、お堀にかけられた細い橋を渡ったり…攻め込まれないよう講じた策を肌で感じました。

●銅(あかがね)門●

 平日だったため、銅門の特別公開は実施していませんでした。残念…。けれど、ほとんど人のいない静かな中で見学できたのは良かったです。お城の見学は朝一番が良さそうだということも知りました。

●小田原城●

 城内はきれいに改装されていたので、「お城」という感じはしませんでした。しかし、北条氏のことや小田原の町のことがとても良く分かる展示で、とても楽しかったです。

●天守閣から見た小田原駅周辺●
●天守閣から見た早川方面●

 天守閣から見た景色はとても素敵でした。晴れていたらもっと美しかったのでしょう。いつか、晴れたときの景色も観てみたいです。
 曇ってはいましたが、小田原城から見る海は穏やかで素敵でした。

●限定の御城印●

 この旅の目的の1つである、御城印を購入します。せっかく桜の季節に来たのだから、と少し奮発して限定の御城印を買うことにしました。
 小田原城の見学後は、隣にある報徳神社に行きました。

●報徳二宮神社●

 ここが正門だと思って入ったのですが、中に着いてから違うことに気付きました。でも、この木々に囲まれた雰囲気が良い感じだったので、こちらから入って正解だったと思います。

●二宮尊徳●
●御朱印●

 いただいた御朱印は、「小田原城内鎮座」と書かれていました。「隣にある神社」だと思っていましたが、敷地内だったのですね。
 2時間半近く滞在した小田原城に別れを告げ、昼食を食べるために早川駅へ向かいます。

●早川駅●

 お昼ご飯は、おいしいアジフライを食べようと決めていました。早川駅から徒歩5分ほどのところにある漁港へ行き、すぐ横にある「小田原おさかな通り」で食べるのです。絶対においしいに決まっています!
 道が分からなくなったらどうしよう、と心配していましたが、駅を降りるとすぐに案内が出ていました。

●おさかな通りへの案内●

 看板や表示ではなく、地面に案内が埋め込んであるのが良いですね。

●魚が示す方向へ歩くだけ●

 これならば絶対に迷子になることはありません。なんて素敵なんでしょう!こんな案内板の形があるんだ、とウキウキしました。

●絶対に迷子にならない!●
●早川漁港●

 日本で一番駅から近い漁港、早川漁港に到着しました。港にはたくさんの船が泊まっていました。今日は曇りですが、漁に出ていたのでしょうか。海の香りと潮風に包まれながらおさかな通りに向かいます。

●かご平●

 お目当てのお店・かご平さんに到着です。丁度食べ終えたご家族が出てくるところで、お客は私一人になりました。小さなカウンターに通され、料理するところを観ることができました。

●アジフライと刺身の定食●

 この定食で、アジ2.5匹分になるそうです。アジフライのサクサク感はもちろん、アジ特有のおいしさに幸せな気持ちになりました。お刺身もふんわりおいしかったです。ちなみに、ご飯は「少なめ」でお願いしました。お店のお母さんに「こんなに少なめでいいの?」と心配されてしまいましたが、フライとお刺身を味わうためには少なめにしないと…食べきれなくなってしまうのです。本当においしかったので、おすすめのお店です。
 おなかいっぱいになったら、一度早川駅まで歩いて戻り、反対方向に向かいました。漁港の駅・TOTOCO小田原までは、緑色の猫の絵に沿って歩いていきました。

●こちらは緑色の猫●

 えっ、こんなところを通るの?という地下通路を通り(反対側の道に出るため)、海を左目で観ながら歩いていくと、TOTOCO小田原に到着しました。

●ひたすら表示に沿って歩く●
●TOTOCO小田原●

 小田原や伊豆でとれた海産物、農作物がたくさん売っていました。車がたくさん停まっていて、私のように電車+徒歩で来る人はあまり多くなさそうです。中はたくさんの人でにぎわっていました。

 漁港の駅を楽しんだところで小田原駅に戻り、バスで「本間寄木美術館」を目指します。ここは「美術館」という名前ですが民家の中にあるお家の1つで、途中道が分からなくなってしまったのでgoogleマップを見ながら歩きました。
 美術館の中にはものすごく立派な寄木細工がたくさん飾られていました。こんなに大きな作品が作れるんだ!こんなに細かな模様が作れるんだ!と驚きの連続でした。作っているところも観ることができて、初めて知ることばかりで楽しかったです。お土産に箸置きを購入しました。毎日使っています。

●寄木細工の箸置き●

 今回の旅の最後は、本間寄木美術館から徒歩10分ほどのところにある「神奈川県立生命の星・地球博物館」に行きました。恐竜・石・星好きな私にとって、憧れの博物館です。

●遠くからすぐに分かる大きな建物●
●立派!●
●動物のくらしとかたち展●

 本当に楽しい博物館でした。お客さんは少なかったのですが、家族連れがほとんどであり、大人1人で興奮しているのは私だけだったと思います。こんなにたくさんの石・化石・骨があるなんて!しかも触れるものもあるなんて!と心の中で盛り上がりながら常設展を見て回りました。ここの近くに住んでいたら、毎週通うだろうなあ…。人の多かった昨日の箱根ゴールデンルートよりも、こちらの方が私には合っているみたいです。
 ローカル鉄道・自然・博物館・城・漁港…旅をするごとに、自分が求めているもの、自分の好きなものが分かってきました。次はどこに行こうかな、と帰りの電車(ロマンスカーには乗らず、登戸から南武線に乗って帰りました)に揺られながらまだ行ったことのない地へ思いを馳せました。

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