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株の初心者のとき読みたかった本

・トレードで知っておくべきポイントが網羅されてる
・時間軸は短期がメイン
・文章が簡潔

とくに3つ目。
トレード系の翻訳本は、分かりにくい日本語で何度も同じことが書いてあるものが多いのですが、こちらの本は受験の参考書みたいに情報がデザインされていて、とにかく読みやすいです。

現在、KindleUnlimitedに入ってます。


第4章 プライスアクション

チャートではなく、動いている数字を眺める方法。時間軸は短期

節目となる
・レジスタンス/サポートを抜けたら順張り
・跳ね返されたら逆張り

慣れてくるとプライスの変化からレンジ、トレンド、値飛び、など頭の中でチャートが描けるようになります。
 刻々と変わるプライスと真剣に向かうことで、チャートからは見えてこない需給そのものを感じられるようになったのは、今でもアドバンテージになっています。


第5章 マーケットの時間帯

為替について。
株価指数については不明、10:30の香港市場のことはとくに書いていない。

どの市場でもかまいませんので、自分に合った時間帯=戦場を見つけてください。そして可能であれば、毎日同じ時間帯のチャートを見てトレードをしていただきたい。

▶️ ウェリントン市場(6-8時)
  参加者が少なく、値が軽い。ストップハント

▶️ 東京市場(8-12時)
  為替の仲値が決まるのが09:55
  ゴトー日(5と0の付く日)は取引が活発になる

▶️ ロンドン市場(16-18時/夏15-17時)
  強いトレンドが発生しやすい

▶️ ニューヨーク市場(21-24時/夏20-23時)
  ほかの市場に比べて難易度が少し上がる

▶️ ロンドンフィックス(24-27時/夏23-26時)
  25時(夏時間24時)の、前後1時間は値動きが活発になる
  相場の転換点になることも多い

ロンドン勢

ロンドンのディーラーは "マーケットを作っているのは俺たちだ" というプライドがあるのです。 

JFXさんで松崎美子さんが出演しているYoutubeでもロンドンの人々の話が出てて面白かったです。

「ロンドン勢は『チャートは俺たちが作るぞ』って気概がありますよ、やっぱり」
「自分が逃げるために、売るために上げるとかやる」
「パブに行って帰ってこない人がいる」


第6章 ファンダメンタルズ

ニュースやAIの使い方、テーマの話。

まずは政策金利

指標、政策、要人発言、地政学リスクなど重要な要素はたくさんあるが、一番大事なのは金利。

(金利についてはこちらの本が良いというのをSNSでめっちゃ拡散されてた。実際、分かりやすかった気がする)

そういえば、こちらの2/29の動画で
「イギリスが、ずっと粛々と国債を投げてるけど理由がわからないんですよ」っていう話は、金利と関係あるのかしら??
https://www.youtube.com/watch?v=IkcOnH5WFKk

第7章 テクニカル

・200日線、10MAなど「多くの人が見ているもの」が機能する

デフォルトの数値(パラメータ)を変えず、多くの人が見ている設定にしておいてください。

・アノマリーも同様。季節要因=企業決算など

季節要因、仲値、ゴトー日、窓埋め、サイクル、水星逆行、新月・満月、ジブリなどが一般的に知られています。


おまけ

前半の紹介は省略しました
 第1章 負ける方法(値ごろ感、損切りできない、ナンピン)
 第2章 参加者のポジション
 第3章 オプション価格とボラティリティ

VIX→ ヒストリカル・ボラティリティ
オプションで取引される→ インプライド・ボラティリティ

ボラティリティには大きく分けて2種類あります。
① 過去のデータに基づいて算出される「ヒストリカル・ボラティリティ」
② 将来の変動率を予想する「インプライド・ボラティリティ」

🐰💬
そういえば、第1章で損切りポイントが5つ紹介されていたのですが、個人的に気になったのが「節目」(100円とかキリの良い数字)、ストップ狩りされるぞとか思いながら読んでました。

あと、トレンドラインのブレイク(押し目買い/戻り売り)
トレーダーZさんの本で解説されてたのを見たとき急に理解できて、他のところでも何度も目にしていたのに、知識が血肉になるっていうのはこういうことなのかとボロ泣きした記憶があります。


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