自傷行為 2

7月11日以来、腕を切っていない。

憂鬱になったり、フラッシュバックしたら、カミソリを手に取る前に何かを挟む。
とりあえず、前に切った傷が治っているか確認する。
そして、ゲームアプリを開いてみたり、カフェオレを飲んでみたり、好きな香水を付けてみたり、おやつをかじってみたり…。
頓服薬を飲んでも、効くまでに腕を切ってしまうから頓服薬には頼っていない。

自傷行為をしないように、フラッシュバックしないよう日頃から心掛けているが、よく腕を切ってしまうのが、ニュースアプリで記事を読んでいたら、児童虐待の記事が目に入り、しかも性的虐待までその子供は受けていた…などの情報が入ってきたとき。
それについて、ネットのコメントが辛辣だったり、性的虐待をエロいなどと言う輩を見たとき。
そんな時は、もう起こってしまった事実、現実で、性的虐待をエロいと言って消費する人間がいることに嘆いてしまい、自分が過去に数人の男からされた性行為を思い出して、カミソリを手に取る。
これは仕方ない。辛いんだもの。苦しいんだもの。と思って自制はしない。

食器を洗っているときに、ふと家族から言われた言葉、性的虐待がフラッシュバックしたとき。
そんなときは、夫にカフェオレを淹れてもらう。
夫に話しを聞いてもらう。
ヘアキャップをかぶり、シャワーを浴び、体を洗って好きな香水を付ける。
これをするとカミソリを手に取ることはない。
最近になってこれを学んだ。
本当に夫には助けてもらうことが多い。
それに友達がいても、こんなことは話したくない。

昔の夢を見たときに、一日中心がモヤモヤする日が多いし、続く。
そんなとき、少しでも腕を切ってみたら、楽になれるんじゃないだろうか?と考えてしまう。
自分の中の根本的な嫌悪などが、まだまだドロドロのまま心の中で煮えていることを思い知らされる。

だが、問題だと思っていることは、自分が自傷行為をやめたいとは思っていないことだ。
自分の右腕は、表側も内側も無数の傷跡だらけでケロイドだらけ。
今さら、自傷行為をやめても傷跡は消えない。
虐待、性的虐待、育った境遇を許せる気にもならない。だから自傷行為はやめられないと思っている。
いつか切らなくても良い日が来れば良いな…と言ってはいるが、そんな日が来るのか分からないし、自分が努力しなくてはいけない。

どうして自分が努力して、自傷行為をやめなきゃいけないのか、まだ分からない。
非生産的で、自分の腕にはまた傷が増え、血を失うだけで自分に悪いことは分かっている。
だが、自分がこんなことをするようになったのは、育った環境、周りの大人たちのせいだ。
どうして自分が努力しなきゃいけないのか、まだ分からない。

自分は愚か者だと分かっている。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

嬉しいです!
6

へい

24歳。うつ病、不眠症、自傷行為がやめられずメンタルクリニックに通院中。カルト宗教三世。家族からの虐待。5才から数人の男性たちから8年間の性的虐待。虐待の後遺症を癒すため、自分の過去と向き合い文章を綴る。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。