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新年を迎えるたびに感じる孤独感と幸福感

2019年になった。
年が明けるたび、冬の冷たい風に吹かれた、少しの孤独感と少しの幸福感が肌に突き刺さる。

なんでこんな気持ちになるのかはわからない。
だが、間違いなく自分の肌を通して、孤独と幸福が交差しているのを感じる。

人間は歳を取る。
人生の時計は止まることなく時間を刻み続ける。

「あけましておめでとう」

この言葉を繰り返すたび、昨年とは変わってしまった風景、家族や友人から届く年賀状にこぼれる表情の変化、ふと鏡を見たとき顔に増えたシワ。

それらの変化を感じるたび、戻ることができない時間を憂いてしまう気持ちと、先に進むことのできる嬉しさに心が交差していく。

明日からいつもの日常に帰る。
少しだけ時間を進めてみようか。

また感じるであろう、孤独感と幸福感を楽しみにして。

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