それ…「おちつかない」ではなく「おちつけない」んですよ。
スポーツの試合やスピーチなど…普段とはちがう勝負をひかえて人はさまざまな感情をいだきます。それらの感情は体にも影響をあたえ、呼吸が速くなったり、汗をかいたりします。
ある程度経験を積むと、こうした勝負前の不安定さを乗りこなせるようになりますが、それもけっこう難しいもの。
僕は人前で話すことも仕事ですし、それなりに上手な方なので、もはやスピーチで緊張することはほとんどありません。ですが、人によっては30代40代でも本番3日前から眠れなかったりする。
これは「おちつかない」のではなく「おちつけない」という状態ですね。どれだけおちつこうとしても、心も体も言うことをきいてくれない。
「おちつく」って意思だけではどうにもならないんです。
こんなの誰でも経験してるはずなのに、子どもには「おちつきなさい!」と言ってしまう。大人ってわがままな生き物ですね。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。