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門出のための くろうたどり(ショートショートではありません)

今日飛び立つとりさんに、
ちょっと頑張って替え歌をつくりました。

私は普段ショートショートを書いていますが
本当のことを言うと、寂しい時や、ちょっと元気がないとき
人の心を一番支えてくれるのは歌だと思います。
お話はなかなか暗記できないし、どんな小さな文庫だってポケットの容量を使ってしまう。だけど歌なら、一度覚えてしまえば、どこにでも持ち運んでいけます。
しかも、お気に入りの1小節をくちずさむだけで、歌全体が体に染み渡るような心持ち。

悲しいことに、私は自他ともに認める音痴です。
だから、ちょっとビートルズの兄さんたちに歌をお借りしてきました。
ブラックバードって曲です。ご存知ですか。
知らなかったら、youtube等で調べてくださいね。ハナレグミさんのバージョンが私は好きです。

英語の歌をくちずさむのは難しいかも、ということで
日本語化です、既に英語版を歌えるなら……いらない、かも(泣)
でも一生懸命つくったんだから、一回見ておきなさい。いいから。見るだけならばただなんだから。

歌詞が気に入らなければ、英語版を、それでも気に入らなければ何か他の歌を。
お気に入りの曲を口ずさみながら
軽やかに
幸福なこれからの人生を。自分のための、人生をお過ごしになられますよう。
風邪、ひかないように気をつけて。
とびきり、幸せになってください。

くろうたどりのうた

むらくも かかる 冬の夜
ただ 冷たい 雨が降る
夜通し
雨上がり 小さな鳥が 目を覚ます
飛ぶ時だ
飛ぶ時だ
洗い立ての 朝なら 暗くない

むらくもかかる 冬の夜
ただ 冷たい 雨が降る
夜通し
歌声を 小さな鳥が 張り上げる
自分の声
自分の歌
ただ自分のために 歌う歌


※後ろがとりわけ苦しいので、歌えない仕様だったらごめんなさい。

しおり、どうもありがとう。宝物にしますね。