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時の法皇に憧れて

かねてより未来を覗くのが好きであった。
遥か彼方の夢の世界。その一端を覗くのを楽しみとしていた。


夢の世界は舞い降りた。未来を歩む喜びは、荒波のように心を震わせた。それは奇跡だったのだろうか。あるいは偶然だったのだろうか。


機は熟し、時は革命を起こした。
変革は波乱を生み、波乱は夢を未来へと返した。


揺れ動く時のごとく儚い世界の革命が、永遠とも思える時を獲得したことを祝して。
賛美と、内に秘めた悲しさを。

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