見出し画像

おもしろさに気づく人

良い写真を撮れるかどうかはその人が持つ文化資本の大きさに左右される。教養が深く、話がおもしろい人はカメラを手にしてもおもしろい写真が撮ることができるのだという。

撮影の対象となるこの世界は同じはずなのに、凡庸な写真しか撮れない人と面白い写真が撮れる人の差がはっきり現れるというのがとても興味深い。同じ世界を生きているようで、その目を通して見えているものは人によって全く違うのだろう。

日常に溢れているであろうおもしろいことに気がつける教養を身につけたいし、人が見つけたおもしろいことに共感できる感性を持ちたい。良い写真が撮れるように努力することが人間的な深みを増すための努力でもあると知り、写真への興味は高まる一方だ。

僕は、おもしろい人になりたい。

写真にのめり込むきっかけをくれた写真家のトークイベントに運良く参加することができた。ひしゃげるくらい強く、やる気スイッチを押し込んでもらった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?