気温26-33度。晴れ。9月半ばを過ぎて真夏日。

この連休は実家に戻っている。

今日は集会所の掃除当番だと聞き、母に付き添って朝8時前に家を出た。2ヶ月に一度程度、当番が回ってくるのだそうだ。

集会所が建てられた確か自分が小学生の頃。何かのレクリエーションで数回立ち入った記憶があるがあまり定かではない。ただ新築の建物特有の匂いと窓から差し込む明かりが真新しいフローリングの床にキラキラと反射している印象が記憶に残っていた。

数十年ぶりに訪れた建物は綺麗に扱われている様子は窺えるものの、今ではあちこちに痛みが目立ち、くすみ、築年数相応の匂いがした。

集会所の隣にある公園にも掃除で人が集まっているが、どこもかしこも見渡す限り高齢者。普段中年おやじとして扱われている自分もここでは一人、若者扱いである。

実家の裏から始まる隣町は再開発で新しい住宅が建ち並び、若い家族で活気付いているというのに、繋がりは無く断絶されている。この町は高齢化が著しい。

若者らしく、雨戸を開けるのに手こずっていれば行ってこれを手伝い、持ち上げるのに困っている机を片付け、掃除機を振り回し奔走した。

帰宅後に朝食。手抜きでごめんね、と言いながら出してくれる母の料理は、とんでもない、いつだって手が混んでいて洒落ている。

膨らんだ腹を少し休ませようと横になったら気づけばそのまま寝てしまった。