見出し画像

◆≫A≪◆ キリシマ雑貨カタログ(架空通販)・A-Zの◆≫A≪◆

母からもらった古い本に「dico.」という通販カタログがあります。フェリシモ出版という会社が出していた、1998年発行の本です。

中学生の頃でした。A-Zのキーワードに沿って並べられた100アイテム。

こういうお洒落なカタログを、自分でも作ってみたいなあと思いました。
きっと手放したら、二度と巡り合わない本だろうとも思いました。
引越しのたびに、どうしようかと迷いつつ。

そんなふうにして、25年前の通販カタログを、未だに持ち続けています。もう、この本に出ているものは買えないのだけれど。

というわけで、自分の中で長いこと、浮かんでは消えていた「好きなものだけを集めた最強の雑貨カタログ」を、この場を借りて妄想してみます。

◆≫A≪◆

01◆Art supplies

最初のアイテムは、画材です。

一番好きな絵本である
作・宮沢賢治/絵・黒井健 の「猫の事務所」

あのやわらかい雰囲気が描けそうな、憧れの色鉛筆とオイルパステルから始めようと思います。

《1》色鉛筆

【A-01】ホルベイン アーチスト色鉛筆 OP945 150色

顔料の粒子が細かく、なめらかに発色。芯はやわらかめです。


著名なメーカーの色鉛筆は、いくつか試してみましたが、FABER-CASTELLは硬めであまり好みではなく、逆にカリスマカラーは途中でたびたび芯を折ってしまいそうなので、中間のホルベインを採用です。

安定した混色が難しい、パステルカラーの充実もうれしいです。
メルツ、というぼかし液による、水彩画風の表現も可能です。


《2》オイルパステル

クレヨンの定着性とパステルの表現力を併せ持った画材です。
メーカーによってかなり個性が違うようです。

こちらの動画では、ふたつのメーカーを使っておられますね。
似たタイプのオイルパステルだそうです。


【A-02】 Gallery Soft Oil Pastels

コスパ最強と呼ばれる、使い易くバランスのよいブランド
塗り重ねて、きれいに混色ができる、やわらかいタイプのオイルパステルです。

指でぼかしたり、オイルで溶かしたりする技法もあります。


【A-03】CARAN D'ACHE NEOPASTEL 96色

ムンギョの上位互換。クオリティ高し。お値段も高し。

どんなものを描きたいかによって、どれを選ぶかが決まると思いますが、僕は輪郭は線ではなく、光ににじんでいくような表現をしたいので、やわらかめでグラデーションの作りやすいものを採用しました。

以上、3アイテムでした。

キリシマ雑貨カタログ 01◆Art supplies

【A-01】ホルベイン アーチスト色鉛筆 OP945 150色

【A-02】 Gallery Soft Oil Pastels

【A-03】CARAN D'ACHE NEOPASTEL 96色


やわらかめの、光に満ちた風景を描くための、画材です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?