見出し画像

ウマ娘5thライブ NEWGATE Day1 セットリスト(とちょっと感想)

 昨年7月から始まったウマ娘5thライブアリーナツアーGO BEYONDも、「WISH」「GAZE」「YELL」を経て遂に千秋楽である「NEWGATE」に辿り着きました。前回の「YELL」ではウマ娘プロジェクトの歴史を振り返ってまとめた、ある種「総決算」といった感じのセットリスト。今回は5月上映の映画同様「新時代の扉」を開く感じの構成になっていく感じなのかなというのが開始前時点での予想でしたが、どういう内容だったかは以下のセットリストでご確認下さい。いつも通り、楽曲名と歌唱者のキャラアイコンとちょっとした感想を添えておきますので、ご覧頂けると幸いです。

 Day1のスペシャルゲスト(MC)は新シナリオの友人枠である都留岐涼花役の佐藤利奈さん。他作品でも司会進行をされていたこともあるのでしょうが、初登場でも全く緊張も違和感もない見事な司会進行振りでした。
 これまでのライブに比べると全体的にMCは短め、出走者が計26名と5thでは最も多く曲数もかなり多めだったことから、紹介等含めて短めに抑えてきていたのかなという感を受けました。

タニノギムレット・ウオッカの親娘コント後開幕、今回も5thイベント用のこの曲からスタート。
5thイベントでは過去最多出走の計26名が新衣装「Gate of Infinity」を身に纏って華麗に登場
タニノギムレット・ウオッカのアカペラの叫びから、アプリ旧OPとなったGLUを披露
初出走メンバー4名も一部緊張した面持ちながら前列で立派に勤め上げていました
公開されたドゥラメンテソロ曲、キャラに合わせてか歌詞が少なく聴かせるのが難しい曲を秋奈さんが安定したパフォーマンスで見事に披露。立花さんが急にギターで乱入してくるという演出も
ウオッカのソロ曲をギムレットと親娘で披露、2人とも超絶歌ウマ娘なのはわかっていましたが予想以上に声の調和が取れている感じで素晴らしい。見事なパフォーマンスの一言に尽きますね
これまでナンバリングイベントではお目にかかれなかった、ウイニングチケットのソロ曲。
こうした曲を過去から拾い上げてくるのもライブの良さだと思います(誕生日合わせかも)
フクキタル・タンホイザのマチカネシスターズが、それぞれのソロ曲「Lucky Comes True!」と「TAILWIND」を交互に歌うようなMIXアレンジ。今までにない趣向で面白い試みでした
とてもノリがいいこともあって、ライブでの登場機会がかなり多いうまゆる第3弾ED。
春川さんの低音(と英語の発音)がいい感じに効いて、面白い仕上がりになってました
アニメ3期EDをオリジナルメンバーのスピカ4名+ダイヤ(多分マックイーン代理)で披露。
ウオッカ・スカーレットの声質がいいアクセントになっていて、これまでで一番好みでした
ここで前半戦終了のMC。恒例のコール&レスポンスコーナーをいつもよりも急ぎ足で
前公演YELLの衣装に身を包んだ2人がそれぞれのソロ曲「Destroy For Dasein」と「THE SUPER STRONG S」を交互に歌うような形式のMIXアレンジ。互いのマイクで歌うなどサービス満点
チャンピオンズミーティング勝者の為の凱歌をアプリの仕様通り計9名で披露
センターの髙橋さんや天海さんの素晴らしい安定感が光る
2008年天皇賞(秋)でわずか2㎝差の激闘を繰り広げた2人によるNEXT FROMTIERが遂に登場
バチバチにやりあう雰囲気に加え、実況明坂さんの「大接戦ドゴーン!」もあって大満足
リッキーのナレを受け、ダートG1勝利者の楽曲となった同曲を長い現役時代多数競った2人で披露
あと1人誰か欲しいかなという感も若干ありましたが、しっかりとらしさを見せてくれました
2003年のJC・有馬記念で激闘を広げた2人による、「強者」の為のクライマックスシナリオ曲。
ライブシアターの風を思わせる演出、個性溢れる歌唱共に勝負を感じられとても良かったです
クラシック菊花賞を制した6人により、定番曲をこれまでにない感じの新規アレンジで披露。
関西圏でのライブ故に唯一西開催の菊花賞メンバーを集めたという感じの意図でしょうか
メインストーリー第2部開幕に合わせてきたと思われる、ティアラ路線G1勝利曲を権利者7名で(※3着まで)披露。安心安定の大橋さんに加え、新人の皆様もとても安定しており良い感じ
こちらも恒例になったバズーカを客席に撃ち込む「花火大会」をいつも通り開催
恒例の「儀式」を経て、ライブ宣伝動画で急に流れた完全新曲をティアラ路線組で披露
どういう立ち位置の曲なのかは後日分かると思いますが、ポップかつキャッチーな良曲ですね
とても人気がありライブでよく歌われる1.5周年曲、ほぼ定番という感じになりつつありますね
曲実装時点でおらず歌唱がないメンバーが比較的多く、追加してくれないかなと思う次第です
うまゆる第2弾EDをオリジナルメンバー2名を含めた、ややクセの強いメンバーで披露。静かな眠りと縁遠い感じのキャラが多く、妙な面白さがありました(パフォーマンス自体は完璧でした)
うまゆる第6弾ED…ですが、これは明らかにBGMとして使われたイベントストーリー「フェアウェルを継ぎ接いで」のメンバーを選出した組み合わせですね。素晴らしい歌唱でこの上なく満足!
「血統・継承」を題材にしたグランドマスターズシナリオ曲を、血統的な繋がりのある2組で熱唱
度々登場の歌ウマ親娘はもちろん、トニービン繋がりの2人の歌唱も素晴らしかったですね
凱旋門賞に挑んだ、あるいは遠征計画のあった6名によるプロジェクトL'arcシナリオ曲
毎回このとても難しい曲をしっかりと歌い上げる皆さんには感心しきりです
アニメ2期OPユメヲカケル!を会場のみんなと一緒に歌おうコーナー
1周年時公開のショートアニメ用楽曲を久々に披露、矢野さんは「結願の終い華」に衣装チェンジ
この2年間先頭に立って戦い続けたことでお2人の技量も見違えるように上がりましたね
アニメ3期OPを主要メンバー3名と過去最も少ない人数で歌唱
条件的には厳しかったもののYELLで披露した時よりも完成度が上がっていて良い感じでした
あれからもう1年か…と感じる爽やかな2周年曲を、当時未実装メンバー多数で披露
新たな旅路をイメージさせる曲なのでこうした新鮮なメンバーで歌うことに意義を感じます
非常にライブ向きと思われる、最新シナリオU・A・Fの曲のフルバージョンを本邦初公開。
歌唱メンバーは全員オリジナル、競技実践や途中ラップ入るの?と困惑しつつも楽しめました
アンコール前ラスト、満を持して登場した3周年曲にして新OP曲を全員で歌唱
とても忙しい曲ですがしっかりと人数揃えてパート分けすることでとても映える良曲ですね!
情報コーナーを間に挟んでアンコールへ、やっぱり5thライブはこの曲から逃れられなかった
多くの曲に体力を奪われたトレーナーたちの体力はより一層削られることに
最後は当然、全てのED曲であるうまぴょい伝説、これじゃないと終わりは来ません
足の負傷であまり動けない小倉さんに寄り添うキャストさんも多数、心温まる景色でした

 以上が「NEWGATE」Day1のセットリストとなります。曲数がかなり多かった「YELL」Day2と同じ曲数ということもあり、その分MC等が大分削られていましたが、演出等はむしろ洗練されているなと感じました。
 初出走のメンバーも皆とても一生懸命で、宮下さんや佐藤さんたちが涙ながらに挨拶をする所にも心が揺さぶられましたね。人の成長を見ていくのもこうしたライブの楽しみですし、今後が楽しみですね。

 あと今回特に良かったのは、一部楽曲前の映像とナレーション。UNLIMITED IMPACTはコパノリッキー(稲垣好さん)、BLOW my GALEはネオユニヴァース(白石晴香さん)、winning the soulはオルフェーヴル(日笠陽子さん)、彩 Phantasiaはメジロラモーヌ(東山奈央さん)と当該レース・メンバーに関連するキャストがライブに彩を添えてくれました。ラストの設営風景のタイムラプス映像もパワーアップしており、「WISH」からの全セットリスト表記などもとてもいい感じでした。

 明日のDay2はいよいよ5thライブアリーナツアーの千秋楽、また凄いものを見せてくれるのではという期待をして締めたいと思います。それでは。

 追記:5月公開の映画「新時代の扉」の新PVが出ましたが、これで大体の舞台は把握できたかなという感じですね。時代的には2000~2002年末、予想通り配信アニメRTTTの正統続編と考えて良さそうです。これまでの傾向からしてプランB等のIF展開はなし、2001年のクラシックをしっかり描写しつつ、2002年のJCがラストという感じの構成でしょうか。虹結晶付きの前売り券とか惹かれる情報もありましたが、まずは5月を楽しみにして生きていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?