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ウマ娘5thライブ NEWGATE Day2 セットリスト(とちょっと長めの感想)

 昨日に続き、5thライブ「NEWGATE」Day2のセットリストと感想をまとめていきます。本日の出走者はゲストの上田瞳さん(ゴールドシップ役)を含めて計27名と5thで最多、Day1から大きくメンバーを入れ替えた上で初出走組も多数と文字通り「NEWGATE」感を受ける構成でした。セットリストの構成自体にも新規メンバーの活躍の場が多く設けられましたが、同時に以前からのキャストにも光が当たる良い内容でした。Day1もそうですが、もしご興味を持った方はアーカイブでも十分楽しめますので、ご購入頂ければと思います(期間も2週間ありますので是非)。

 Day2のスペシャルゲスト(MC)はRTTTで解説役を演じていた、元プロ野球の名投手にしてG1馬アルアインやシャフリヤールに出資していたことでも有名な山本昌広さん!公開から大分経っていたのでここで!?と驚きましたが、後の情報公開でRTTTの再編集版が映画館で限定公開されるとのこと。妥当な人選だった訳です。声が良く聴きやすいということもあり、爽やかなMCを見せてくれました。

 Day2の曲数は昨日と同じ計28曲ながら、ソロ曲がとても多い構成でした。後述しますが、メインストーリー第二部のメインキャラ勢4人のソロ曲が早くも公開されたり、本日初公開の曲が含まれるなど結構攻めたセットリストになっていたと思います。それとは別にこれまで見たくても見られなかったものや変化球が多数含まれていて、個人的にはとても満足感がありました。では、以下がDay2のセットリストとなります。

カノープス勢の睡眠コント導入から、本日も5thイベント用に作られたこの曲でスタート
長い自己紹介の中には色々面白い所もありましたが、パフォーマンスはとてもいい仕上がりでした
昨日は終盤だった新シナリオ曲が2曲目で早くも登場して会場は大いにヒートアップ
ゲストの上田さんのレニー・ハートばりのコール含め、素晴らしいテンション感でした
ふつ~のウマ娘ヒシミラクルの日常系アニメのような可愛らしい曲からソロ曲ゾーン開始
相当緊張している感じが伝わってきましたが、キャラ的にもその雰囲気が合っていて良かったです
これまで最も出番を待たされたビコーペガサスがここに来てようやく晴れの舞台に登場!
中盤からはウマソルジャーVを思わせるヒーローショー開始!大掛かりでとても楽しかったですね
連載マンガのテーマ曲として作られた幼稚園児ゴルシちゃんのソロ曲を色々遊びながら熱唱
結構トリッキーな構成で難しい曲ですが流石という感じです※上田さんソロはなんとこれが4曲目
大魔神三姉妹がウオッカ・ダイワスカーレット・ゴールドシップの曲を歌うという変化球!
途中のセリフも全てこの為に作られている特別仕様、正にここでしか見られないステージでした
爽やかな2周年曲をステージ組トロッコ組分かれての大所帯で披露
楽曲実装時点でいなかった(もしくは歌唱なし)メンバーが大半なのはライブらしくていいですね
アニメ3期EDテーマをスピカ・カノープスメンバーで歌唱(ギムレットはウオッカの代理)
今までにない構成ということもあってとても新鮮、声質のバランスもいい感じでした
メジロラモーヌのナレーションからティアラ路線を駆けるメンバーがステージトロッコに分かれ歌唱、華麗さを感じるパフォーマンス。メイン第2部再現など熱い演出も。※凄い奇声に驚きました
いつものコーレスコーナー、青二の葦毛勢とか昌さんのコーレスなど笑いどころ多数
ダービーを制した6名でクラシック定番曲の披露、これまでにない組み合わせでとても良い感じ
アプリ内で歌唱がないメンバーもいて貴重、是非追加実装してほしい所ですね
公開から随分長いこと披露する機会がなかったマンハッタンカフェのソロ曲が遂に登場
靱帯損傷の関係であまり動きは取れずかなり厳しかったはずだったものの流石の安定感
もう二度と聞く機会はないかと思われていた先代ブライアンのソロ曲がまさかの登場!
声質・音域的にかなり難しいであろう曲を現ブライアン仕様で歌い上げる衣川さんに感服
WISHDay2以来となるアグネスタキオンのソロ曲、かなり難しいメロディーラインのこの曲を歌いこなすのは流石の一言。終盤には小倉さんが登場、一緒に歌うというファン垂涎の共演が実現
前回披露した「光の後ろ姿」とは別の、もう一つのシュヴァルグランの高難易度ソロ曲
とにかく夏吉さんの歌唱力・表現力が素晴らしいの一言。終盤の「すべて」がとても好きです
チャンピオンズミーティング勝者の凱歌を本日も仕様通りの計9名で披露
オペラオーをセンターに豪華なメンバー構成、低音寄りの方が多くいい圧がありました
恒例の花火大会コーナー、その後タニノギムレット役松岡さんの誕生日を不特定多数の人で祝う
儀式の後はメイン第2部のキャラたちのソロ曲ブロック、壮大なシーザリオの曲からスタート
題名通り大河ドラマ的なオケのある雄大な曲を佐藤さんが堂々とかつ見事に歌いきる
一転して妖艶な雰囲気が漂うデアリングハートのソロ曲、「YELL」時の衣装で熱唱
とにかく希水さんによるパフォーマンスの完成度が異常に高く、ただただ圧倒されるのみ
続いては「GAZE」衣装のエアメサイアによるソロ曲、唯一初出走と思えぬ素晴らしい歌唱
惜敗続きだった母(エアデジャヴー)が歌詞に含まれるなど当時を知る者にはとても効きます
最後は第2部主人公ラインクラフトが「WISH」衣装で登場、王道の主人公感溢れるソロ曲を熱唱
こちらも初のソロ曲披露とは思えない素晴らしい安定感、心に残るパフォーマンスでした
昨日に続いて完全新曲の披露、ノリが良いこともあって会場の順応速度もお見事という感じ
この4人が本来の構成でメイン第二部最後のライブ楽曲がこれになるのかな?という気がします
昨日に続いて皆でユメヲカケル!を歌おうのコーナー、昌さんの歌が妙に上手い
Day2はブライアンとローレルのアカペラの叫びから、根強い人気を持つ旧OP曲を披露
メンバー構成次第で結構聞こえ方が変わってくるタイプの曲ながらバランスがとても良かったです
5thライブの要所で歌われることが多かったユニット曲、関係性の強いメンバー3組で披露
タキオン・シュヴァル・キタサンの開始時点でこれは途中で相手が出てくる奴!と分かりました
4thライブでは中心も、ちょっと懐かしい部類に入る1周年曲をやはり関係性の深い組み合わせで
91年同期組・94年同期組・02年同期組ですが、02年組の3冠がめちゃくちゃクセあって好きです
アニメ3期OPをいつもと違うメンバーで披露※こちらはアプリ内で全員歌唱可能なメンバー
強い低音系の方がいなかったものの歌唱力が高い方揃いでとてもいい仕上がりになっていました
5月公開の映画「新時代の扉」主題曲が本邦初公開、聞けるのは当面このアーカイブのみの限定!
作詞作曲が大石昌良氏ということで非常にらしい雰囲気、ライブ映えもする曲でしたね
映画のラスボスとなるであろう覇王オペラオーの仕切りで映画情報などを語る
アンコール前ラストは本日も新OP曲、この上なく忙しいがほぼ間違いもなく最高の仕上がり!
ゲスト枠のはずの上田さんが当然のようにいることも凄い声量で支えているのにも感心します
情報コーナーを経てアンコール、いつもいい雰囲気は矢野さんの叫びで一転するお約束
「あぁぁぁあ歌いすぎて喉がデストロォイ!」を始め多くのキャストに見せ場があって楽しい
もう説明するまでもなくあらゆるコンテンツの最後を飾る原初にして終焉の楽曲で締め
この珍妙な電波曲が素晴らしいフィナーレになるのに慣れてもう久しいですね

 以上がDay2のセットリストとなります。改めて見渡すと非常にソロ曲が多い、かつ新規曲が多いという結構攻めたセットリストだなと感じます。人数が5thで最も多い中で時間短縮を意識的に行い、少しでも曲数を多くという工夫をされていたのは傍目にも分かりやすかったですね。この「NEWGATE」については、映画「新時代の扉」とメインストーリー第二部を明確に中心に据えていたこともあり、これを中心に進んでいくよという明確な意図が現れていたなと思います。

 一方で「一撃入魂☆ペガサスパンチ」「楽園」等のSTARTING GATE時代の曲をしっかりと見せることはもちろん、キャスト変更でもう見ることが叶わないと思われていた「シャドーロールの誓い」を見せてくれるなど、過去の曲も全て大事な遺産として扱ってくれるのがとても素晴らしい所です。新OPである「U.M.A NEW WORLD」にある「勇気も決意も愛も想い出だってずっと全てを繋いで」いくというのはそういうことですよね。今回の公演ではそういう意図というか、強い意志のようなものを感じることができたので、とても嬉しかったです。

 あとメインストーリー第二部前編はライブ前にしっかり見ておいたのですが(本当に素晴らしい出来でした)、よく考えると主要キャストの皆さんがキャラクターたちと同じ状況なのがとてもいいですね。紡がれてきた歴史の中に飛び込み、自らも輝いて歴史を繋ぐ側になるというのは凄く熱いです。中にはアニメやアプリ、ライブなどを見て憧れ、自分もこうなりたいと願いその想いを叶えた方もきっとおられるのでしょうから…。競馬と同じように、ずっと見ていくことでどんどん魅力が増していくコンテンツになっているんだなと強く感じる次第です。※メインストーリー周りではないですが、昨年舞台を現地で見たものとしてはダンツフレーム役の福嶋さんには頑張ってほしいなという応援の気持ちが強くあります

 今夏から始まるという「TWINKLE CIRCLE」というファンミーティング?的なイベントがある為か、6thライブの発表などはありませんでしたが、今後も引き続き追いかけていきたいなと思う次第です。とりあえずは来週末のぱかスペースを聴くなど、アーカイブを楽しんでいきましょうか。ではまた、いつかの機会に。

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