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#5 ツワリ苦行とスパルタ胎児

私は今、
【休息】と【解毒】に特化して、
本身回帰、
いのちの力を呼び覚ます
健康自立ガイドをしているのだが、そこに至ったダイナミックなきっかけでもある

【妊娠〜産後】
そして、【3歳まで】を綴ります。

わが子はもう年中さん!

実に遡ること5年以上前…。

******

つわりがひどすぎて、
トイレの近くに布団を敷いて、文字通り転がる日々。

水も吐いて、胃液
そして、なんとも言えぬ黄緑色の液体、胆汁まで。
エイリアンかっ!

吐けるのはまだマシで、
よだれつわり
唾液がどんどん出て飲み込めないのが、
地味に、本当になんの修業かってくらい地味にキツイ。

妊娠悪阻レベルなのかもしれないけど、
食べなくても痩せないし、
脱水の心配も無用。
体力だけは本当にある、わたし。

NO!NOです!NO!

何かをしようとすると…

それはやめぃ!
NO!です
だから、ノーって言ってるでしょー

って、
子宮の小さな人から声が聞こえるよう。

目は子宮とつながっているので、好きな読書もままならなくなり、読めるのはこれだけ。
1日1日の胎児の成長っぷりが事細かく書いてある本。

ちなみに書いてある内容と前半はあらかた合っていたが、途中から結構ズレてて面白かった。

聴いててしっくりくる音楽もめっきり減って、せせらぎなどの自然音を小さく流しながら天井を見つめる。

びっくりするほど動けない。
大丈夫か、わたしよ。

ずっと寝てるというのは、
1日がとてつもなく長い。

じっとしている自分自身の体感覚に反して、体内はとんでもなくめまぐるしく、
ぼんやりと動きが鈍くなった頭も、時に抗うがごとく騒がしく、
休みたいエネルギーに逆行。

ちょっと思ってたのと違う、
なんとも不思議な時間の経過。

嗅覚はすこぶる鋭くなるが、
私の場合は、
炊きたてのごはんの臭いがいや
みたいなよく聞くそういうのはなく、

自分の身体
もうひとつの命(赤ちゃん)
思考
それらがちぐはぐな、エネルギー酔い。

新しい情報が多すぎるし、
自分の中で育みながらも、
エネルギー的には、
胎児にまるっと乗っ取られているかのよう。

言語化が難しいけど、
胎児サイドの純度がとにかく高く、
母体が急ピッチで引き上げをはからないといけない強制力というか。

身体的にも、水毒でデトックス急務!って感じだったし、

そこまで動けず、
シーンを変えることができず、
別の何かでごまかしもきかず、
自身の体感覚に集中せざるを得ない「経験」が必要だった。

と、今ならわかるが 、当時は、
スパルタぶりにぐるぐるしてましたねー。

今まで自分以外のことで、
あれこれ忙しく
自分の真ん中からブレて
外にばかり向き、生き急いでもいたし、時間をやり過ごしてもいた。

気づきというより、
強烈な体感覚として、

わたしにおかえり
ただいま

そんな感じがある日やってきました。

別に、今までが悪いとか間違っていたとかではなく、
ちょいと頭が強すぎたんだな。

ああ、そういうことか
もう、わかった
観念しました。

ごく自然に、シフトが起こり、
感情も突き詰めると体感からくることがわかった。

話は少し逸れるが、

妊娠中に、勘違いから解き放たれたことがいくつかあるが、

特に
自己否定や責め(他人へも)は
意味がないことが、よくわかった。

身体がギュっと一瞬で緊張を帯びる。

あと、おなかの感覚が、
NO!NO!NO!!!

内側からドスドス腹を蹴られてるかのような猛烈なサインありましたよ。
何度も、何度でも。

深い事情や言い分さておき、
何事も好みというか、
やりたきゃやってればいいけど、
とにもかくにも、
いのちはそのようにプログラムされてない、無意味らしい。

ツイてるツイてる

エコーで診ていた先生がプッと吹き出す。

アピールしてるかのような、
M字開脚だー。
性別知りたいですか。

それって…
もう言ってるようなもの(笑

帰り道、
そのスパルタ男児を
お手柔らかに…の願いも込めて、
「ちびまる」と名付けました。

次はちびまるとのとっても実用的な胎話について綴ろうと思います。

******

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