本記事ではBEYOOOOONDS高瀬くるみについて魅力を語っていきます。

まずは前回記事の振り返りから。

記事#10ではハロメン紹介第三弾として、モーニング娘。'21よりサブリーダー石田亜佑美について紹介させていただきました。

だーいしと言えばダンス、そのダンスの魅力が伝わるように魂を込めて記事を書きましたので、ぜひ読んでいただければと思います。イイね / コメントお待ちしております。

今回記事#11で紹介するハロメンはBEYOOOOONDSより高瀬くるみになります。本記事では以下のようなフレームワークで彼女の魅力について整理していきます。

■高瀬くるみについての基本情報
■ココが好きだよ高瀬くるみ
■まとめ / 次回予告

基本情報に関わることとして、彼女はハロプロ加入前に出身である栃木県でローカルアイドルとして活躍していた経歴を持っています。ただ、そこまで紹介すると記事の内容が膨大になってしまうと思われるので今回は割愛させていただきます（※）。

※調べる情報源を掴むのも苦労しそうなので今回は勘弁してください。すみませんがご理解いただきたく。

したがい本記事ではあくまでローカルアイドル卒業後、ハロプロメンバーとして生きる彼女のストーリーについて取り扱うものとします。

それではレッツくるみん！

■高瀬くるみについての基本情報

●プロフィール
まずは公式のアー写をどうぞ。

・名前；高瀬くるみ
・ニックネーム；くるみん、くーちゃん
・生年月日；1999年3月16日（2021年4月現在22歳）
・出身；栃木県
・特技；演技、野菜ソムリエ（※）
・メジャーデビュー時期；2019年8月
・所属派生ユニット；雨ノ森 川海（あめのもりかわうみ）
・備考；雨ノ森 川海リーダー

※野菜ソムリエとは以下のようなものです。

野菜・果物の知識を身につけ、その魅力や価値を社会に広めることができるスペシャリスト

一般社団法人日本野菜ソムリエ協会のホームページより。以下に協会サイトのリンクを貼り付けておきます。

くるみんが野菜ソムリエの資格を生かしたエピソードも本記事でしっかり紹介させていただきます。

●来歴
ここではくるみんがローカルアイドルを卒業しハロプロ研修生になってから、現在に至るまでを簡単に振り返ります。

・2014年6月；出身である栃木県のローカルアイドルグループ「とちおとめ25」を卒業
・2015年3月；ハロプロ研修生に加入（研修生23期）。単独での加入であった。
・2017年5月；デビュー発表。
・2019年8月；「眼鏡の男の子」でBEYOOOOONDSとしてメジャーデビュー。
・2020年10月；演劇女子部「アラビヨーンズナイト」にてジラ役を演じる。
・2021年4月；演劇女子部「眠れる森のビヨ」にてタマエ役を演じる。現在に至る。

くるみんも以前紹介したいっちゃん（一岡伶奈）と同様にデビュー発表されてから、実際にメジャーデビューするまで2年待たされることとなりました。

彼女もまた順風満帆なハロプロ生活を送ってきたわけではないですが、苦労したぶん素敵なアイドルライフを送って欲しいと思います。そしてBEYOOOOONDSはそれが叶えられるグループだと私は信じて疑いません。

■ココが好きだよ高瀬くるみ

くるみんと言えば「声」が最大の武器。ハリがあって、明瞭で、そして可愛い声もクールな声も使い分けられる彼女は声の魔術師。

ここではそんなくるみんの声、そしてそれを土台にした演技の素晴らしさがわかるように、MVや演劇の映像をいくつか紹介したいと思います。

①演劇女子部「アラビヨーンズナイト」（ジラ役）
2020年10月国民共済ホールスペースゼロにて上演。主演をBEYOOOOONDSが務めた。アラビアンナイト千夜一夜物語をモチーフにした愛と感動の物語。

この作品においてくるみんは悪の王子シャハリヤールの乳母役を演じています。せっかくなので公式のビジュアルを載せておきますね。

写真右の表情から何となくわかるかもしれませんが、今回くるみんは意地の悪い人の役を務めています。表情にキツさがありますよね。でも可愛いな...

さて、本題である彼女の声の魅力に迫りましょう。以下にビヨーンズの公式チャンネルで提供されている本作品のダイジェスト映像を貼り付けておきます。

ここからは紹介映像の中身を見ている前提で説明をしますので、お手数ですがシークバーで該当箇所まで飛んでいってもらえればと思います。よろしくお願いします。

そこにいるのはくるみんではない。シャハリヤール王子の乳母ジラなのである。

思わずこのように銘打ってしまうほど彼女の役への入れ込み具合は凄いです。「キャラクターになり切る」というか「キャラクターです」という表現が正しいと思います（※）。

※実際くるみんがこういった圧の強いキャラクターを演じる時の迫力は凄まじいらしい（ハロメン談話より）。ちょっとした逸話を紹介させてもらいます。
2018年上演された「タイムリピート~永遠に君を思う~（Juice=Juice主演）」において、くるみんは高圧的な軍人を演じていました。その時のリハーサルの話になります。
物語の中でくるみんがJuice=Juice段原瑠々（段ちゃん）に激しく怒鳴り散らすシーンがあるのですが、その時のくるみんの演技が怖過ぎて段ちゃんがマジ泣きしてしまうという事件が発生したのです。演技で人を泣かせてしまう（迫真）って本当にあるんですね。
それはそうと、この「タイムリピート~永遠に君を思う~」という作品、個人的な感想ではありますが演劇女子部史上最高の作品と言っても過言ではないと思っています。直近の演劇（21年4月の森ビヨ）まで見ましたがやはりこれが1番じゃないかなと...演劇女子部に何となくハードルを感じている人はこの作品から見ることをオススメします。

本題に戻りましょう。上で紹介した映像はダイジェストであり出演シーンはわずかとなりますが、注目箇所を下記にまとめています。

・全般；表情。王子の侍女シェヘラザード（演；山﨑夢羽）に向ける高圧的な表情が2人の身分の違いを明確にしてくれています。
・1:42〜；「侍女の分際で...」というシーン。ここを聞いただけでくるみんのキャラクターは性格が悪い設定なんだろうなというのが伝わってきます。
・2:27〜；「...身の程を弁えよ！」というシーン。セリフ後半部分の声の圧力が非常に強く思わず圧倒されてしまいます。強めにモノを言う役をやらせると抜群の演技を見せてくれるのがくるみんです。それは過去の演劇女子部作品を見てもわかっていただけるでしょう（※）。

※本題からは逸れますが、本記事の最後でオススメの演劇女子部の作品をいくつか紹介させていただきます。U-NEXTで見られるものもあるのでぜひ。

これだけしか紹介できないのは非常に残念ですが、もっとくるみんの演技が見たい、そして話の結末が気になった、という方はぜひDVDを買ってみてください（以下アマゾンのリンク）。

劇中歌のサウンドトラックも付いてお得ですよ...劇中歌もまた素晴らしいんだこれが。オススメは「幾つもの夜をかけ」という曲です。

②お家でもびよんず学校
次に紹介するのは2020年4月〜5月にビヨーンズの公式チャンネルで企画された「お家でもびよんず学校」より高瀬くるみ先生の回です。

この「お家でもびよんず学校」というのは、ステイホーム期間にお家でも楽しめるコンテンツを全メンバーがそれぞれ企画・立案・動画編集まで行い公式チャンネルに日替わりでアップロードしてくれるという神企画でした。

メンバーが「先生」役として自分の好きなこと・得意なことについて私たち視聴者にお届けしてくれました。

どのメンバーもユニークなコンテンツを提供してくれましたが、その中でくるみんが先生となって私たちに教えてくれた内容は「野菜に関するお役立ち情報」でした。これは基本情報/プロフィールの項で述べた野菜ソムリエの資格を生かした企画となっていて、私たちが食を考えるうえでとても参考になる良い授業だったと思っています。

次の映像はくるみん先生の記念すべき初回授業になります。

いい声すぎる。お勉強になる。オタクのみんなちゃんと野菜食べて健康になれよ。

本映像ではサムネの通り免疫力を高めてくれる野菜や果物について3つ紹介があります。以下私的推しポイントを列挙。

・全般；上でも述べたが発音が明瞭、話すスピード・間の取り方も完璧。もはやアナウンサーかなという喋り。話の組み立ても良い。
・0:57；ニンニクの絵がかわいい。
・1:43；「こちら！」の声がキラキラしちゅう（かわむー風）。好きだ。

動画全体でも2:40しかないので全部見てくれたら嬉しいですね。そしてくるみん先生の動画をコンプリートしてくれたならこれ以上幸せなことはないです。もちろん全メンバーの動画を見てくれたらもっと最高ですが。

③楽曲MV「ビタミンME」
最後に紹介するのは21年3月にリリースされた楽曲「ビタミンME」のMVです。とにかくポジティブな応援ソング。楽曲公開から約1年の時を経て待望の音源化となりました。

ビヨーンズの楽曲では恒例の演劇から始まるという構成になっています。演劇パートや曲中のセリフパートを中心にくるみんの推しポイントを紹介していきたいと思います。

私も8時間くるみん先生の講義聞きたいですよ。

以下注目ポイントを2つ書いています。

・0:02〜0:47；今回楽曲の演劇パート。「ごにょごにょごにょ」から始まり野菜の力をチャージする宣言までで終わるという流れになっています。（設定上だが）8時間以上喋っても、こんなにキラキラした声で生徒に教えを伝えられるくるみん先生、アツい、アツいねえ（※）！
・1:32〜1:37；くるみんのセリフパート。1日に必要なビタミンの量が100mgであることを我々に説いてくれるシーンとなっています。彼女はとにかく滑舌が良いため字幕なしでも何を言っているのか一発で聞き取れるのが強み。
・2:10；「ワンツースリーフォー！」という掛け声パート。ここはかわいい声というよりはキリッとしたカッコいい寄りの声が聞けます。くるみんはアニメ声のイメージを持たれがちですが、決してそれだけではないよということです。

※よく見ると生徒側（他メンバー）の表情は虚になっていて、くるみんとの対比が面白い。

■まとめ / 次回予告

本記事ではBEYOOOOONDS高瀬くるみについて、これまでの来歴を辿るとともに彼女の持つ魅力について紹介させてもらいました。

くるみんの魅力と言えばやはり声や演技であり、今回はYouTubeで公式に見られるものの一部を例にとって紹介しました。今回紹介したものは、あくまでそれらの一部分であり、気になったら他にも調べていただければ幸いです。

さて、本項でも触れました演劇女子部というコンテンツについて簡単な紹介とオススメ作品をお伝えさせていただきます。

演劇女子部とはハロー！プロジェクト所属のタレントが出演する舞台作品シリーズのこと。基本的には年2回のペースでどこかのグループが主演という形で舞台上演となる。ちなみに、この直近4回は全てBEYOOOOONDSが主演を務めています。

中毒性があると噂の演劇女子部ですが、私がこれまで見てきた中でおすすめの作品をいくつかご紹介させていただきます。

・「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」主演；モーニング娘。'14 + スマイレージ 
　↑研修生時代の加賀楓や佐々木莉佳子なども出演している。21年4月現在U-NEXTで視聴可能です。
・「タイムリピート~永遠に君を思う~」主演；Juice=Juice
　↑雨ノ森川海の5人も出演している。この中でくるみんは高圧的な軍人を演じ切ってみせた。
・「アラビヨーンズナイト」主演；BEYOOOOONDS
　↑今回記事で詳細に取り上げた作品です。気になったらDVD買ってください。
・「眠れる森のビヨ」主演；BEYOOOOONDS
　↑21年4月上演。学園ものと思いきや...な作品。感想記事をいつか書く予定です。書きたくなるくらい面白かった。

記事の締めに戻りましょう。本記事を通じてくるみんの魅力は伝わったでしょうか？いささか脱線の多い記事となりましたが楽しんでいただけでしょうか？

次回記事#12ではJuice=Juiceリーダー金澤朋子について紹介させていただきたいと思います。現在ハロプロ最年長として今もなお美しく輝き続ける彼女。なぜ彼女は魅力的なのか、なぜ多くのファンに愛されるのか、その秘密に迫っていきたいと思います。

それでは今回記事はこれにて終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。イイね / コメントお待ちしております。次回をお楽しみに。ではでは。