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#22【ハロメン紹介 -竹内朱莉編-】ハロプロについて語る

本記事ではハロメン紹介としてアンジュルムリーダーである竹内朱莉について紹介していきます。

本編に入る前に前回の振り返りから。

前回記事では映像作品レビューという位置づけでJuice=Juice Concert 2019 ~octopic!~のライブ映像作品について、その魅力を存分に語り尽くしました。以下リンク先から記事に飛べるようになっています。

圧倒的なパフォーマンススキルやメンバー同士のわちゃわちゃ感に注目してレビューを書いています。7,000字以上と少々長めの記事ではありますが、魂を込めて書いたのでぜひ読んでいってください。イイね・コメントお待ちしております。

さあ、本編に入っていきましょう。

本記事では竹内朱莉(以下タケさん)のこれまでを振り返るとともに、彼女が持つ魅力について次の2点:①極めて高いパフォーマンススキル/②ユニークなキャラクター性に注目しながらまとめ上げていきたいと思います。

以下目次のような流れで書いていきます。超ワンダフルにお届けしますので最後までお付き合いください。

■竹内朱莉についての基本情報

タケさんのプロフィールと来歴について簡単にまとめます。


●プロフィール

竹内2

・名前;竹内朱莉(たけうちあかり)
・ニックネーム;タケ、タケちゃん、タケさん
・生年月日;1997年11月23日(2021年9月現在23歳)
・出身;埼玉県
・特技;書道四段(師範級)
・デビュー時期;2011年8月
・備考;グループリーダー(二代目※)

※ 初代リーダーは和田彩花である。和田は2019年6月卒業。

現在のタケさんはロングヘアーでとても女性らしいスタイルとなっていますが、デビューまもない頃はショートカットヘアーを貫いていました。当時のその姿が少年のように見えたため「タケ坊、竹内少年」と呼ばれることもあったようです。参考までにそのときの写真を載せておきます(画像はhttps://www.oricon.co.jp/photo/56/1471/より取得)。

タケ坊

ショートカット時代のタケさん

こちらは8thシングルであるプリーズミニスカポストウーマンの衣装ですね。可愛らしくてとても似合っていると思います。

以上、タケさんのプロフィールを簡単に紹介しました。


●来歴

タケさんはハロプロエッグ時代を含めると10年以上を超えるキャリアの持ち主であり、その全ての来歴を辿ることはここではしません(Wikiにお任せしよう)。本記事では彼女がスマイレージ(※)の正式メンバーになってからの来歴を整理したいと思います。

※ 「スマイレージ」とは「アンジュルム」の前身的位置付けのグループである。2014年末にグループ名をスマイレージ→アンジュルムに改名した。詳細は以下の記事を参照されたい。

少々注釈が長くなりました。以下にタケさんの来歴をダイジェストで整理しましょう。

・2011年10月:スマイレージの正式メンバーに昇格(2期メンバーとして加入)
・2013年9月:劇団ゲキハロ第13回公演「我らジャンヌ~少女聖戦歌劇~」にBerryz工房と共に出演
・2014年7月:スマイレージとして初の武道館公演を実現
・2014年12月:グループ名をスマイレージからアンジュルムに改名
・2015年11月:アンジュルムのサブリーダーに就任
・2019年6月:グループの二代目リーダーに就任
・2021年8月:デビュー10周年記念特番〜朝まで生竹内!〜がスカパーにて配信。10時間の生放送番組となった。現在に至る。

現役ハロメンの中ではモーニング娘。'21リーダー譜久村聖と共に最古参メンバーとして君臨するタケさん。「アンジュルムの守護神」と呼ばれ同グループのメンバーはもちろん他のグループのメンバーからも慕われるまでの存在になりました。

以上、タケさんの経歴を簡単にまとめさせていただきました。

■ココが好きだよ竹内朱莉

ここからはタケさんの魅力について存分に語らせてもらいます。パフォーマンスとキャラクターについて前半・後半に分けて紹介していきます。


●前半:パフォーマンス編

総合的なパフォーマンススキル(歌・ダンス)において現役ハロメンの中で頂点に立つ存在であるタケさん。ここでは彼女の卓越したスキルが確かに感じられる映像を厳選して紹介していきます。

文字数の関係もあり本記事では歌に絞って彼女の魅力を語っていきます。

タケさんの歌の強みは大きく3つであると捉えています。まず高音域を自由自在に操れること。次にリズムが非常に正確であること。そして音程が正確であることです。

今回は上に記載した中で最もわかりやすい「高音域を自由自在に操れること」にフォーカスしてタケさんの歌声について語っていきます。

疑う余地もないほど現役ハロメンの中で突出して高音域が強いタケさん。ここではその強さを堪能できる映像を2つ紹介したいと思います。


①『ミラーミラー(REC映像)』

こちらはコーラスの高音パートをレコーディングした映像となっています。動画を以下に貼り付けておきます。

タケさんのRECは25:02〜です。

今回特に紹介したい高音コーラスパートは31:58から始まる「Mirror Mirror... HaHaHa...」という部分になります。ここの歌詞をあらわに書いてみましょう。

Mirror Mirror Mirror Mirror Mirror Mirror Ha Ha Ha Ha

太字で書いた部分が特に高い音階です。音階ですがそれぞれ次の通りです。

・Mirror:hiG(女性オクターブ高いソ)
・1つめのHa:hihiA(女性オクターブ高いラの更に1オクターブ上のラ)
・2つめのHa:hiGとなっています。

これらの音が一体どれだけ高い音なのか鍵盤の図で確かめてみましょう(※)。

スクリーンショット 2021-09-06 22.37.34

説明のために基準となる音を定めましょう。今回はhiA(女性オクターブ高いラ)を基準とします。これはレミオロメン『粉雪』という曲で1番高い音(「こなーゆき」の「な」)になっています。このhiAという音、一般的な男性がカラオケで出そうとするなかなか厳しい高さだというイメージは掴めるかと思います。女性でも多少声を張らないと出ないような高さでもあります。

そしてhiGやhihiAというのは上図の通りここから更にキーが10個以上も高い音になっています。とてつもなく高い音であることはおわかりいただけるでしょうか?

※ 上の画像はhttp://www.music-key.com/explain/より加工・取得を行ったもの。

一般的なJポップの曲でここまでの高さを使うことは滅多にありません。その高さを狙って出せるタケさんは驚異的な高音域の使い手であると言えるでしょう。さらに驚くべきは彼女はライブでもこの部分を歌いこなしているということです。

一方で懸念としてタケさん卒業後(※1)に誰がこのような難しいパートを引き継ぐのかということがあります。他メンバーの成長に期待したいところです。

以上、驚異のハイトーンコーラスパートを紹介しました(※2)。

※1 誤解なきよう書かせてもらうが私はタケさん推しであり彼女に卒業して欲しいなどとは微塵も思っていない。それどころかこのまま時が止まれば良いのにとさえ思っているくらいだ。
※2 他にもタケさんの超高音コーラスRECを聴くことができる映像がある。それが『次々続々』のREC映像である。こちらは何とhihiAを超えてhihiB(hihiAより全音高い)にまで到達する。以下に動画を貼り付けておくのでぜひ確認して欲しい(該当箇所:28:20〜)。


②『優しさで溢れるように(ライブ映像/原曲:JUJU)』

こちらは人気女性歌手であるJUJUの代表曲『優しさで溢れるように』をカヴァーしたもの。動画を以下に貼り付けておきます。

タケさんの出番は3:38〜です。ちなみに今回の映像、他のメンバーも皆素晴らしい歌唱を披露しているので全部見て欲しいところです。

先ほどは裏声の高音パートについて紹介しましたが、今回は実声の高音パートを見ていきたいと思います。

原曲の最高音はhiC#(女性オクターブ高いドの半音上)ですが、このときタケさんはキーを1つ上げて歌っているので最高音がhiD(女性オクターブ高いレ)にUPしています。もともとキーが高めで歌うのが難しい曲であり、そこからキーをあげるとなると一層苦しくなります。

しかしながら圧倒的な高音域の使い手であるタケさんはモノともしません。Bメロ「生きてく意味も...」のところから急激に高音域へと移行していくため一気にきつくなるのですがスムーズに歌い上げてくれます。

サビ直前「その笑顔に...」から始まりサビが終わるまではhiD、hiC#が頻出しhiBのロングトーンも入り混じった非常に難しいパートになります。しかしながら、このパートでもタケさんはまるで水を得た魚のように軽やかに正確なピッチを叩き出し続けるのです。

全く力まず歌っているため見ている側からすると「簡単なんじゃないの?」と思ってしまいますが決してそんなことはありません。タケさんが凄すぎるだけです。ぜひ彼女の美声に聞き惚れていってください。

ところで...「え?キー1個上げるだけでそんなに変わるんですか?」そんな声も聞こえてきますね。ズバリ答えましょう。キーを1個上げて歌うというのは相当キツいです。今度カラオケに行ったとき試してみてください。特に自分がギリギリ歌えるような音域の曲で試してみるとそのキツさがよくわかると思います。

以上、圧倒的な高音ヴォイスにフォーカスしてタケさんの歌の魅力を語らせてもらいました。

22年1月追記:Balladにおけるタケさんの歌唱パフォーマンスは非常に素晴らしくそのどれもが必聴であると思っています。そして素晴らしいことに彼女の歌唱映像をまとめてくださっているブログがありますので以下にてリンクをシェアさせていただきます。

リンク先いずれの歌唱映像もタケさんの歌唱から始まるように頭出しいただいております。

今回かほブログ様(https://kahoblog.com)よりリンクシェアのご提案をいただきました。この度は情報提供いただけましたこと感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。


●後半:キャラクター編

最強のパフォーマンスを誇る一方で、いろいろな意味で濃いキャラクターの持ち主としても愛される彼女。なぜタケさんが多くのファンに愛されるのか、その秘密に迫っていきたいと思います。

彼女のキャラクターの魅力、数ある中でも今回は次の2つ:①いじられキャラ/②底抜けの明るさについて見ていきたいと思います。


①いじられキャラ

タケさんはその容姿をいじられてしまうことが多い人物です。かつてはいじられることに対してショックを覚えていたというタケさん。しかし今ではそれもネタにしてしまい笑いにつなげられるようになりました(※)。

※ もちろん物事には限度というものがある。個別イベントなどで失礼のないように気をつけよう。

ここではタケさんが頻繁にいじられるネタについて代表的なものを2つ紹介しましょう。


・丸顔は平和の象徴?

タケさんは顔が丸いということでメンバーからもファンからもいじられています。特にメンバーからは「球体」「スイカ」「ボール」「団子」などと結構キツめな表現でいじられてしまうレベルです。

実際にネタにされてしまうシーンが公式で出されているので紹介したいと思います。アンジュルムのDVDマガジンからになります。

該当シーンは00:38〜でタケさんが前転をしているところです。丸顔のタケさんがグルグル回っているのを見たかっさー(笠原桃奈)がヒトコト「球体!」と切れ味抜群のいじりをぶっ込んできました。

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なぜか回るタケさん

しかしこの発言にも決して怒ることなく笑いでその場を済ませてしまうタケさん。やはり丸は平和の象徴と言ったところでしょうか。


・あのキャラにそっくり?

タケさんはデビュー間もない頃からリリーフランキー作の「おでんくん」に似ていると揶揄されることが多くファンの中でもそのように呼ぶ人がいるほどです。

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おでんくん(※)

竹内2

タケさん

正直なところ全体的に見るとそんなに似てる気はしません笑

しいて言うならばタケさんの可愛らしい口元がキャラクターチックに見えてしまう。だからこそこのように呼ばれているのだと私は思っています。

ちなみに昔はタケさんもおでんくんと言われることに対して「最悪だ...」と思っていたようです。しかしながら、おでんくん関連で仕事が来るようにもなったせいか自然と受け入れることができるようになったと話しています。

※ 当画像は「アニメ『がんばれ!おでんくん』公式サイト(URL;https://odenkun.com/character/index.html)」より取得・加工をおこなったもの。


②底抜けの明るさ

リーダーでありながら1番元気メンバーであるタケさん。その元気さはもはや「うるさい」と表現する方が正しいレベルです。

ここではそんな彼女の元気っぷりがよくわかる映像を「ひたすら叫ぶタケさん」シリーズと題して3つ紹介したいと思います。


・叫びその1トイレットペーパーはシングル

下に貼り付けた動画サムネイルが全てを物語っています。この映像はアンジュルムのDVDマガジンからになります。

「使用するトイレットペーパーはシングルか?ダブルか?」その答えはシングルだったようです。サムネイルのタケさんのやり切った表情が我々にいっそ清々しささえも感じさせてくれます。


・叫びその2:ゲーム実況 〜その1〜

次に紹介するのは室田瑞希(3期メンバー;2020年3月卒業)とのホラーゲーム実況動画です。

しばしばファミ通チャンネルでハロメンがゲーム実況をするためにお邪魔しにいくことがあります。これはその企画の1つですね。

ホラーゲームということもありタケさんは終始叫び続けています。それを見るだけでも面白いのですが極め付けのシーンとして叫びすぎてお腹をつってしまうところ(4:05)があり、そこが1番笑えるシーンじゃないかと思っています。

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お腹をつってしまうタケさん


・叫びその3:ゲーム実況 〜その2〜

最後に紹介するのは橋迫鈴ちゃん(以下、鈴様)とのホラーゲーム実況動画です(またホラーかよ...)。

こちらでもタケさんはあり得ない声量で叫び続けています笑

今回、こちらの企画では音量(デシベル)を測定するというコーナーがありました(9:17〜)。いったいタケさんの声がどれだけ大きいのか、ということでしたが予想外の結末を迎えることになりました。その様子を3コマ漫画形式で追ってみましょう。

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①まさかの注意喚起


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②測定器の様子が...


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③タケさんの声量、限界突破


この喩えが適切か分かりませんが、まるでドラゴンボールで戦闘力スカウターが壊れるシーンのようではありませんか。タケさんの声のデカさは超サイヤ人級ということなのでしょう。

以上、ひたすら叫ぶタケさんを紹介させてもらいました。私はうるさすぎる彼女が大好きなのです。

■最後に

本記事ではタケさんが誇る高いパフォーマンスと愉快なキャラクターにフォーカスして紹介を書かせていただきました。

私は彼女のパフォーマンスが本当に好きでライブBlu-Rayなどを見ていると1番見てしまうメンバーです。本記事を読んでタケさんのことが気になった人はぜひライブBlu-rayの購入を検討してみてください。

オススメのライブ映像作品は「十人十色+」です。宣伝のためアマゾンのリンクを貼り付けておきます。


そしてパフォーマンスでグループをリードするだけでなく精神面でも大きな支えとなっています。メンバーのタケさんに対する想いを聞くことができるインタビュー記事がありますので、そちらのリンクを以下に貼り付けておきます。

タケさんと莉佳子の2人がお互いについて語るという記事です。この記事の中で莉佳子はタケさんについて次のような言葉でリスペクトの気持ちを表しています。

タケさんがいてくれたら大丈夫

ベテランの莉佳子にそう言わしめるほどメンバーが心から信頼を置く存在でありアンジュルムの象徴としての役割を果たしています。とても良い記事なのでぜひ全部読んでいただけると嬉しいです。


さて、長くなりましたがそろそろ締めたいと思います。

動物園とも形容されるほど個性の塊が集結しているアンジュルム。そのメンバーたちを束ねるタケさんが今後どのようにグループを完成形に持っていくのか楽しみでなりません。これからのアンジュルムの益々の繁栄を祈りたいと思います。

本記事も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回記事でお会いしょましょう。それでは。


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