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#25【ハロメン紹介 -小野瑞歩編-】ハロプロについて語る

本記事ではつばきファクトリーの小野瑞歩について魅力を語っていきます。

本題に入る前に前回の振り返りから。前回記事では、つばきファクトリーのグループとしての魅力について、楽曲紹介と今後への期待という視点でまとめました。

10,000字超えの記事となり、ボリューミーではありますが私のつばき愛を限界まで詰め込みましたので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。イイね・コメントお待ちしております。

さあ、本題に戻りましょう。7月に新メンバーが加入するまでは、グループの中で年下組であった小野瑞歩(以下、おみず)ですが、さらに若いメンバーが入ったことにより、おみずもお姉さんポジションとなりました。

10月の武道館公演、パフォーマンス面において確かな進化を見せてくれたおみず。本記事では彼女のこれまでを辿るとともに、その進化したパフォーマンスの魅力にフォーカスして紹介をしていきたいと思います。さらに、彼女が持ち合わせる癒し力(笑顔・声)も併せて取り上げていきます。

それでは今回も最後までお付き合い下さい。

■小野瑞歩の基本情報

ここではおみずのプロフィール・来歴を簡単にまとめていきます。

●プロフィール

おみず

・名前;小野瑞歩(おのみずほ)
・ニックネーム;おみず、おのみず、ズッホ
・生年月日;2000年9月29日(2021年12月現在21歳)
・出身;東京都
・特技;フルート演奏
・デビュー時期;2016年8月(※)

私は「おみず」と呼んでいます。この呼び方が1番メジャーだと思います。

※ グループ結成時(2015年4月)のメンバーではなかった。ただしメジャーデビュー時期は結成メンバーと同じため、ここに上下関係は存在しない。

●来歴

ハロプロ研修生入り〜現在に至るまでを簡単に整理します。

・2015年4月ハロプロ研修生24期メンバーとして加入(※1)
・2016年8月つばきファクトリーへの加入が決定
・2016年11月演劇女子部「ネガポジポジ」に出演(※2)
・2017年2月『初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア』でメジャーデビュー
・2019年6月演劇女子部「遙かなる時空の中で6 外伝 ~黄昏ノ仮面~」に出演(※3)
・2021年11月8thシングル『涙のヒロイン降板劇/ガラクタDIAMOND/約束・連絡・記念日』をリリース、現在に至る

※1 同期には同グループの秋山眞緒、BEYOOOOONDSの前田こころがいる。
※2 かなり癖のある作品だが私は好きだ。「天ぷら食べたい」という劇中歌が特に私のお気に入りである。
※3 おみずは本作品で男性の軍人を演じる。これがどハマりしていて最高だった。


気づけば彼女もつばき加入後から5年以上の時が経っていました。ハロプロ内でも中堅メンバーとして位置付けられるようになり、グループを引っ張るだけでなく後輩を指導する立場となりました。

今後のおみずがつばき第2章をどのように盛り上げていくのか楽しみにしたいと思います。

以上、おみずのプロフィールと来歴を簡単に整理しました。

■ここが好きだよ小野瑞歩

ここではおみずの魅力について3つのポイントに絞って語っていきます。

・広い声域
・ニッコニコの笑顔
・心落ち着く話し声

ステージでは情感溢れるパフォーマーとして活躍するおみず。彼女のパフォーマンスの中で光る要素としてズバリ歌声が挙げられるでしょう。

一方でステージを降りると年相応の可愛らしい表情を見せてくれるという魅力も持ち合わせています。彼女の座右の銘「コツコツ ぐんぐん ニッコニコ」にもある通り、素敵な笑顔が彼女の1番の魅力と言っても過言ではありません。

さらにラジオ番組ではナビゲーターを担当し、落ち着きのある語りでリスナーの耳と心に癒しを与えてくれます。

ここからは上で紹介した3つの魅力についてさらに深掘りしていきましょう。


●広い声域

まずは歌の面から見ていきたいと思います。

あまり知られていないかもしれませんが、実はおみずの声域は広いです。女性ながら裏声に頼ることなく2オクターブも使って歌うことができるというのが彼女の歌の持ち味となっています(※)。

※ ちなみに女性の平均的な声域は1.5オクターブです。あと、ちょっと脱線しますが一般的に男性の方が声域が広いです。男性は低音域がかなり出るぶん声域を稼ぐことができるのです。


本題に戻りましょう。ここでは彼女の声域について、私の耳で可能な限り最低音〜最高音まで聞き取ったものについて、それらがどの楽曲で披露されるのか紹介したいと思います。

まずは低音パートから見ていきましょう。

・ガラクタDIAMOND(最低音:mid1E)

おそらくつばき楽曲の中で最も低い音が出てくる曲。それどころか一般的な女性の曲でmid1E(男性オクターブ低いミ)という音はあまり使用されません。理由は簡単で女性にとってはかなり出しづらいからです(※)。

※ 逆に男性にとってはめちゃくちゃ出しやすい、というか出せない人はほとんどいないはず。

この音が出てくるパートは1番サビ、2番サビのラスト「大嫌いよ」の「よ」のところになります。1番サビの方をおみずが担当しています(1:30〜)。ちなみに2番サビの方はさおりが担当しています。

女性の声質でこの低音を聞くとちょっとビックリしませんか?男性がめっちゃ高音で歌っているのを聞いて「すげーすげー」ってなるあの感覚です。

うんうん、低いのはわかったけど、どのくらい低いのかイマイチわからないよ〜という方がいらっしゃるかと思います。そんな方のために鍵盤の図を見ながら一緒に確かめてみましょう(※)。

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青色の矢印が今回の音を示しており、緑色の矢印が一般的な男性曲の低音で使われる音域帯を示しています。

ここまで音階が下がってくると鍵盤のかなり下の部分になってきて、女性には出しづらいんだなぁというのがよくわかっていただけるかと思います。繰り返しますがなかなか女性が出せる音ではないです。

※ 本画像はhttp://music-key.com/explain/より取得・加工を行ったもの。

お次も低音が痺れる曲をご紹介します。

・涙のヒロイン降板劇(最低音:mid1G)

さっきの曲ほど低い音階ではありませんが、やはり女性にとっては低めの音が出てくるパートです(音階の位置は上の鍵盤の図で確かめてほしい、mid1Eの2つ右)。しかもその低音を連発するのでごまかしが利きません。

今回の最低音mid1Gが出てくるパートは1番、2番の「取り返せプライド」「繰り返す辛いの」というところです。主旋律ではなくコーラスパートとなっていて、このコーラスをおみずが担当しています(0:55〜)。

ここのコーラスは主旋律からちょうど1オクターブ下の音程になっています。それゆえに、低音がいっそう強調されるパートであり、曲に重厚感を与える効果を担っています。

以上、こんな低いところまで出るなんて驚きでした、というお話でした。


さて今度は「おみず低音こんなに強いんだぜ」という話から、高音パートも出せちゃうよという話に移っていきましょう。

・今夜だけ浮かれたかった(最高音:hiD)

高音域代表の曲として『今夜だけ浮かれたかった』をご紹介します。

今回1番高い音はhiD(女性オクターブ高いレ)であり、Cメロのパート「どうしたら輝けるの」で出現します(2:46〜)。フレーズ終盤の「る」で最高音に到達します。

そして単音として高いだけでなくラスト「の」はhiC(女性オクターブ高いド)を伸ばして発声する必要があるためスタミナも求められます。

2, 3年前の映像を見ると「ちょっと苦しそうかも...」というふうに聞こえますが最近では(特に今年入ってから)ある程度余裕を持って歌えるようになってきました。

このパートは楽曲で1番盛り上がるパートになっているので、ぜひ彼女の歌声に注目して聴いていただけると楽しめるのではないでしょうか。

元から得意だった低音に加えて高音にも磨きがかかってきています。間違いなくつばきの歌唱を支えるメンバーの1人となってくれるでしょう。

まとめます。ワタクシこの項の冒頭で「2オクターブの声域」と申し上げました。最後に改めて鍵盤の図を使いながらイメージを確かめたいと思います。

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ここまで、おみずの歌声の魅力である「声域の広さ」について語りました。「いやいや他にも魅力あるぜ!」という方、ぜひコメント欄で熱く語ってもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。


●ニッコニコの笑顔

おみずといえば素敵な笑顔がトレードマーク。彼女の座右の銘「コツコツ ぐんぐん ニッコニコ」にもあるように、メンバーや私たちファンに向けてくれる笑顔から本当にたくさんの元気をもらうことができます。

ここでは彼女の公式インスタグラムアカウントから素敵な笑顔の写真をいくつか紹介したいと思います。

26時間生放送番組より


2021年バースデーイベントより


2nd album「2nd STEP」ジャケ撮影より(その①)、可愛い...


2nd album「2nd STEP」ジャケ撮影より(その②)、好き...

私はこの画像を探しているとき胸のドキドキが止まらなくなってしまった。きっと...これが恋...サンライッ!

マジほんと可愛いよ。月並みな表現ですが笑顔の天才ですね。特に最後の写真とか、もう彼女じゃん...(←オタクのキモい妄想)

私がグダグダ説明するまでもなく上の写真たちを見ていただければ彼女の笑顔の素晴らしさは十分に分かっていただけるのではないでしょうか。

以上、ニッコニコの笑顔が魅力のおみずでした。


●心落ち着く話し声

最後に紹介するポイントは彼女の声についてです。歌声のパートでも触れましたが彼女は低い声がしっかり出せる人です。つまり元々持っている声、つまり話し声が甲高くないため落ち着きを感じられる声質を持ち合わせています。

記事#23でも少し紹介しましたが、彼女はラジオ番組でナビゲーターを務めており、約30分間1人でずっと話し続けるプログラムを受け持っています。

ラジオ番組公式サイト


記事#23リンク


これは個人的な意見ではありますが、1人ラジオというのはやはり向き不向きがあって、例えば

・話し声が耳に優しいこと
・滑舌が(それなりに)良いこと
・気持ちを込めて台本を読めること

などといった要件を満たしている必要があると思っています。

おみずは少なくも上の3要件は全部満たしていると認識しています。この項の冒頭でも述べましたが、低音成分が程よく混じった話し声からは優しさ、柔らかさを感じ取れること。滑舌も決して悪くはないと思いますし、そして何より彼女のパフォーマンスからも感じられるポイントとも重なりますが、とにかく感情を込めてアクションをすることが得意なメンバーです。

なので30分間ずっとリラックスした気持ちで彼女の語りを聴き続けることできます。ちなみに私はよく就寝前に彼女のラジオを聴いていますよ。

以上、癒される声が魅力的なおみずの紹介でした。Hello! SATOYAMA&SATOUMI Clubとても良い番組なのでぜひ聴いてくださいね(※)。

※ もちろん高瀬くるみ(くるみん)がナビゲーターを務める回もしっかり聴いています。

■最後に / 次回予告

本記事ではつばきファクトリーの小野瑞歩(おみず)の魅力について、彼女が持つパフォーマンススキルや癒し力について語りました。

本編では残念ながら紹介しきれませんでしたが、今年の夏に行われたソロフェス2でも聴衆の心を奪うパフォーマンスを披露してくれました。ますます彼女のパフォーマンスには磨きがかかっていくことを期待しています。

ここ2, 3年でガンガン成長を見せてくれた彼女、今後の活躍も期待せざるを得ません。必ずやつばきファクトリー第2章を背負って立ち、グループの柱として貢献するメンバーの1人になるでしょう。

以上、おみずの魅力について好き放題書かせていただきました。彼女の魅力を改めて確認いただけたら、あるいは少しでも彼女に興味を持っていただけたら幸いです。


さてさて、次回記事はガラッと内容変えまして映像作品レビューをテーマにしたいと思います。レビューする作品ですが「モーニング娘。’19 コンサートツアー秋~KOKORO&KARADA~FINAL」で予定しております。こちらのライブ映像について余すことなく注目ポイントを書き殴っていきますので楽しみにしてください。

それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回記事でお会いしましょう。ではでは。

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