バツイチはモテるは本当だと思う。知り合いにバツイチが何人かいる。みんなそれぞれ離婚の原因はあれど、バツイチというだけでちょっととっつきやすいというか、ハクがついているというか、焦りがなくて余裕があるように見えるというか。先日赤ワインのシラーが好きだという素敵なお客さまが来てくれて、グレイの髪にちょっと青みがかかった瞳の色が綺麗なんだけど、いつもバツイチであることを忘れるほど格好いい。「ちなみに離婚の原因は…」「うーん、なんだろね、帰ったらいなかった」にこにこサラッと答えるその
お世話になっているバーが移転して新たにオープンするのが今日。お世話になっている問屋の試飲会が今日。昨日は夜中まで飲んでいてだけどあまり酔わずしっかり帰宅しお風呂にも入って、でもやっぱりお酒のせいかおかげか、空腹感に逆らえずインスタントのみそ汁としじみスープとお吸い物を。読みかけの本を最後まで読んでそのおもしろさに浸りながら寝た。ジビエ食べたいワイン飲みたい。2種類の夢を見て起きた。 閉館30分前になんとか試飲会の会場につく。30分しか時間がないのだったら飲みたいものと高いも
東出圭吾の『小さな故意の物語』を読んだのは中学生くらいのとき…ってあれ、東出圭吾じゃなくて東野圭吾だったね、どうりで予測変換ででてこなかったわけだよ。予測変換といえばちょうど『イップス』2話を観たんだけど、「先立つフコウ」って「不幸」じゃなくて「不孝」なんだね、知らなかったです。 『小さな故意の物語』15年前に読んだけど、いまだに覚えているこの話。当時衝撃だった。確認のために今ネットでさらっとネタバレを読み返したけど改めて軽い衝撃を受ける。小さな故意が生んだ悲劇。「この人と
二日酔いがなんとか治ってきたところに美味しい白ワインを少しずつ投入していったらいつのまにか二日酔いが完全に治って自分からどんどんワインを飲んでた。空腹度が増して、土曜の夜中の銀座を徘徊するも営業しているところ(お酒が飲めて、つまみがまあまあある居酒屋のような)がなかなか見つからなくて、解散。土曜の夜中の銀座、知ってるようで知らないなあ。新橋にまで行けばなにかあるんだろうけど、たった5分の距離がなんとも足が遠のく。 結局知ってるバーでスタッフの人たちと飲んでほぼ朝。お店が暗が
久しぶりに指輪をはめようとしたらお昼にはキツかったのに夜にはするっと入った。むくんでいたのか？前の晩ほとんど飲まなかったのに。指輪は祖母からのもらいもの。オレンジ色の指輪は中に蟻が入っている。わたしはネイビーのワンピースに、スタッフの女の子2人もブラックの服だったからお店が全体的に明るくなかったかもしれないけど、来てくれたお客さまの女の子が真っ赤なニットを着ていてとても素敵だった。一気に鮮やかな空気になる。 お店をはじめる前後あたりの時期に、右手の甲の、親指の付け根にほくろ
月に1回のワイン定例会。元ちとせの曲ってすごいんだよって話し合いをしている最中で目が覚めた。まだすぐ隣で一緒にしゃべっていた女の先輩の影が濃いまま、シャワーに直行し準備をする。髪ゴムがなくて部屋中をひっかき回しても見つからないので電車に乗り遅れ、はじめて10分の遅刻をしてしもうた。髪ゴムはしっかりカバンのなかに入っていました。 お嬢さまみたいなワンピースで出席。『和のテイスト』を含めたものが一応のドレスコードだったのだけれど、和装している時間もなければろくに持ってもいないの
家に傘が5本ある。ビニール傘は2本。日傘2本。あとはキャスキッドソンのしっかりした雨傘。雨嫌いだから折りたたみ傘なんか持ってない。最近はお客さまにもらったブルーの綺麗な雨傘もあるけど、それは自分の店に置いている。銀座でビニール傘をさして歩くのってなんだかカッコ悪いと、雨のときはキッドソンの傘をさしていた。今回久しぶりにビニール傘をさしていったらなんだかやっぱり少し落ち着かなくて、お店で誰かに渡す用に置くことにする。 お金持ちのお客さまが、雨の日にビニール傘でやってきた。思わ
ネギが嫌いなんじゃなくて、わたしは、例えばお蕎麦のつゆに入れるネギだったり、みそ汁に具材の一部としてまぎれこんでいたり、そういうときのネギが好きじゃないんでありまして。風味を損ねる気がするから。逆に風味を出すつもりでネギを入れているんだと思うけど、それがそもそも嫌なわけ。長ネギが入ることで全部ネギの味になるわけ。みそ汁もさあ、どうしてちまちました緑の輪っかなんて入ってるわけ？舌にくっついてそれはもうみそ汁じゃない、ネギみそスープだ。 酔っ払った勢いでスナック菓子を貪り食べた
お客さまに連れて行ってもらった2丁目。実は2丁目で飲むのは3回目。8人で行って、わたし含めて4人のレディース。久しぶりにAKBの歌がカラオケに入った。ちょうどわたしが中学から高校にかけてくらいに全盛期だった彼女たちの歌が、大きな画面にMVとともに流れる。これどんなストーリー？て思いながら、ギンガムチェックを着て踊る大島優子を眺めていた。 アイドルといえば、小学生のとき好きだった塾の男の子と高校に入って再会することがあり。その彼が好きだったアイドルと、わたしが中学のときに好き
こわい夢を見て2時間で目がさめる。乙一の『失はれる物語』を思い出すような夢だった。起きた瞬間しばらく心臓がどくどく鳴っていて、せっかく思いだしたんだから読み返そうかと思ったり。前に借りてた『パリの憂鬱』を全部読み終わることなく返却し、新しい本を借りにいった。『ザリガニの鳴くところ』を借りたかったけど（映画化を先に観ていておもしろかったので）予約で埋まっているので順番待ちすることに。IDとパスワードを忘れたのでその場で新しく更新！13番目だった。遠いな…わたしみたいな延滞常習者
金魚鉢みたいな器からミルクコーヒー飲んでる。日曜の夜。中野に来ることってあんまりない。というかほぼない。というか全然ない。まったく、ない。きっかけでもなければ一切ない。だけど今わたしがここにいるのは、知り合いのソムリエが中野でお店をオープンしたからで、お祝いでお菓子とフランチャコルタを買って持っていってビストロ枠のそのお店で思う存分飲んで食べるためだ。金魚鉢から金魚を丸呑みするかのようにミルクコーヒーを飲んでいる。中野、あんまり来ない滅多に来ない全然来ない一才合切、来ない。だ
母から靴をいただいた。3足を修理にだし、1足はそのまま使えるとのことでお持ち帰り。マノロブラニクはわたしにとって初めてのブランドで、マークジェイコブスやルブタンもあと10日で履けるようになる。自分ではなかなか手を出すのに勇気のいるブランドたち。長年履かれていたヒールはすり減っているけどそれもまた味。ふふふ、美味しくリペアされるのが楽しみである。 お米とオイルサーディンと味噌汁をのんで、二日酔いがすこし治る。ジュースってたくさん飲めないのに、どうしてお酒ってずっと飲めてしまう
「私も同じくらい、28でお店持ったの」お客さまに連れて行ってもらったバーで、カウンター向こうに立つ綺麗な女性が言った。彼女はそのバーのオーナーで、最近まで産休で休んでいたという。7ヶ月の子どもを抱え、明るくて気のいい彼女を一目で好きになった。7年目になるというそこのバーはオーセンティックで、いい意味で7年を感じさせない綺麗な雰囲気。お店を持って子どもも抱えているなんて、すごすぎる。「私もシャンパン大好きなの！よくシャンパン好きっていうと、ああ夜の女だねえなんて言われるけど、全
染谷将太が好きで、明日から始まるドラマを追いかけようかと目論んでいる。バカリズムは好きだけど篠原涼子があまり得意じゃなくて、だから見る気がしなかったんだけど、予告で染谷将太がでてるじゃん！え！見たいなー気になるなーどうしようかなーでも篠原涼子だしなーでもバカリズムはいるしなーうーん見るか！ということで、染谷将太とバカリズムにより見る気を起こさせた春の新ドラマ、乞うご期待！というか最後に染谷将太みたのいつだっけ？と彼の出演作品を検索。あ、これ気になってたやつだ、と『最初の晩餐』
母が宇多田ヒカルのYouTubeリンクを送ってくれた。仕事にも精がでる金曜の午後、と歌う綾鷹のCM。この部屋ってあの大豆田とわ子の家なんかな？ピアスが開きまくっている宇多田かっこええ。タクシーもすぐ捕まるとび乗る、目指すはきみ。ダンシングオールナイト、なんて素敵なリズムだろう。揺らす身体にグリーンの羽がうようよ舞い、トラヴェリングしてアスファルトを照らすよ。「今なにしてる？」「今なにしてた？」のつぶやきが痺れるね。どこへ行くの？遠くならどこへでも！ 4月は後半から予定がまあ
バーで飲んでいてそこで知り合ったひとがお店に来てくれた。その行動力がものを言うってわけ。そのスピード感がものを言うってわけ。出会って2日後に2度目まして。仕事ができる人ってこういう人なんだろうな。楽しくて気のいいひとたちを数人も連れてきてくれていい日だった。ひとが集まる人ってこういう人なんだろうな。ずっと喋って飲んで笑って。すべての人に興味がある。このひとはどんなひとだろう、どこでなにを飲んでなにを楽しんでいるんだろう。そのひとはなにを思ってどんな行動をしてどんな経験をしたか
