香水NOSE SHOPノーズショップにて

六本木ヒルズ2階に、期間限定でポップアップされている

「NOSE SHOP」へ。

香水2mlのガチャガチャを500円でし、引き当てたのは

「MiN NEWYORK」ミンニューヨーク

というブランドの

「BARREL」バレル

という香水。

説明文には

「かすかなフローラルが、鍵となって大胆で美しい香りへの道をひらく。

そこにピート(泥炭)を感じる。

長い年月の間、最高級のウイスキーを援護しつづける、私心のない木樽の香り」

とあって、

私はウイスキーが好きではないのでしょうじき困ってしまったけれど、一応記念にとっておくことにした。

がっつりウイスキーの香り、そのうえ40代のダンディズムでスモーキーな男をおもわせる。

22歳の私がこの香りをつけていたら、そのあまりのアンバランスさに振り向かれるだろう。私はそんな理由で振り向かれたくはないので、この香水はお蔵入りにさせてもらうことにした。


購入したのは、店員さんが見つけてくださったひとつ。

「なにかお探しですか?」

と声をかけてくれた。

「どんな感じの香りがお好みですか?」

「えーと、甘い感じ…」

「甘い、バニラみたいな甘さですか?」

「あーいや、バニラ、ではないです…甘くてこう…スパイシーな…」

とあまりにも抽象的すぎるかつまとまりのない注文に、店員さんは考え込む。

スミマセンスミマセンなんだかスミマセン、と思っていると、

「これなんかどうでしょう?」

ともってきてくれたのが、

「ETAT LIBRE d’ORANGE」エタ リーブル ド オランジェ

「REMARKABLE PEOPLE」リマーカブル ピープル

これを7,5ml購入。3900円プラス消費税。

「非凡な人々」という日本語タイトルもつけられていて、私がなにより惹かれたのは「シャンパンとカレーの香り」という、なんとも興味深いチョイスであり組み合わせだったからで、なるほど甘くてスパイシー!

カレー?と思うかもしれないけど、ふわふわわたあめみたいな甘さを感じさせながら甘酸っぱいシャンパンの香りがまず最初にきて、その下になにかこう、そんな甘さだけじゃない辛味、つまりはスパイスをぱっぱと撒いた、みたいな。


説明文には

「探検家、科学者、アーティスト、作曲家…

英雄とは、規則を破り、妥協を許さぬ人々。

無名でおわる彼らこそ、オレンジ自由国の誇り高き国民だ。

我々は彼らに敬意を表し、極上の香水を贈呈する」

とある。


一目で、いや一嗅ぎで気に入って、購入を決意。おねえさん、ありがとう…🙏


「NICOLAI」ニコライ

というブランドもあって、こちらは

「PATCHOULI INTENSE」パチョリアンタンス

という香りがすごく良かった。こちらもべつの店員さんオススメ。

このニコライというブランドは、あの「ゲラン」の伝統を受け継いでいるというのだから、香水っていろいろあるんだなあと楽しくなった。

嬉しい!楽しい!だいすき!