自分のためにホテルに泊まるということ
さて、夏休みでございました。
実家へ帰る前に、一人時間を楽しみたいなーと思い、
泊まってみたかった、ランプライトブックスホテルに泊まってみました。
本当は、泊まらずとも帰れる場所にいたのですが、夏休みなので、特別な体験を自分にさせてあげよう。
一階がカフェになっていて、旅とミステリーにまつわる本が置いてあり、読むことができます。
部屋には、2冊本を持ち込むことができます。
私は、やっぱり静かにひとりで読みたい。
江戸川乱歩と猫の本を借りました。
お部屋はこんな感じ。
調光可能な間接照明とリーディングランプ、オットマンを備えた肘掛け付きソファ。
このホテルの客室は、本が快適に読めることを第一に考えてつくりました。
部屋に戻り、本を開く。すると、お客様のもうひとつの旅がはじまります。
だそうで。うおー、オットマンってこんな快適とは知らなかったです。
自分の部屋にも欲しくなりました。
部屋には、この2冊があらかじめ置いてくれてありました。
この絵本、果てにあるホテル、変な人ばっかり泊まりに来る。
みんな何かを探している。作者は絵描き、スランプで「想像力」を探しに来たらたどり着いた。
でも、皆探し物が見つかったら、次のお客のために出て行かなきゃいけない。
あー私は何を探してるのかわからないな、と思いながら読みました。この絵本、すごく良かったです。
カフェでは、本を読みながらたべれるよう、小ぶりのハンバーガーが朝食としてはあったのですが、
何となくハンバーガーに惹かれなくて、持って行った小さなドーナツと紅茶と果物を食べて、部屋で読書を楽しみました。
いつも何かしら読みたい本は自分で持っていることが多いので、
わざわざブックホテルに泊まらなくてもいいなと思っていたのですが、
客室で、予期せぬ本との出会いがあったのは、嬉しかったです。
ホテルの個室で静かに本を読む時間は至福です。
アフリカのホテルで、ホテルに泊まるって、移動のためではなくて
自分の時間を過ごすために泊まるというのは最高だなと思って、これからも定期的に泊まりたいです。
次は、こちらに泊まりたいです。
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