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1.15 そうだ、京都へいこう。


京都の日本海側の田舎で育った私は
「京都出身」と言う時、とても申し訳ない気持ちになる。

世の中で知られている" the 京都 "では決してないからだ。
京都市内に出るよりも福井県や兵庫県の方が近いし、どうしたって「入れてもらってる感」が否めない。

そして現在もまた、京都の郊外に住んでいる。
次は南部だ。
地元よりも京都市には近付いたが、それでもなお京都に住んでいるというのは恐れ多い。
いやはや、京都のハードル高すぎる。

そんな気持ち(どんな気持ち)で日々を送っているので、京都市内に出る時には「京都へ行く」と表してしまう。
そして、前置きが長くなり過ぎたが、今日は家族で"京都"へ行ってきた。



お目当ては京都府私立幼稚園絵画展!
(正式名称か定かではない)


末っ子の作品が飾られている訳ではないのだが、子ども達の作品展はとっても興味があった。

朝が弱い我が家、家を出るのがお昼というスタートダッシュの遅さだったがそれはもう仕方がない。
どうしようもならない。


行きの車では旦那さんの語るエルレガーデン愛をひたすらに聞いた。
歌詞を読んで、あーでもないこーでもないと
なかなかニッチな会話を繰り広げた。

私はエルレガーデンが爆発的に人気が出ていたころ、ちょうど日本にいなかった。
アメリカの高校に1年間通い、帰ってきたら知らない英語の曲がめちゃくちゃに流行っていた。

コピーバンドをしていた友達もいたし、とにかく人気が爆発していた。
私は、その人気になんとなく乗り切れず、知ってるけど深入りはしていない、そんな存在のエルレガーデンだった。

そしてすぐに活動休止。
たまにカラオケで歌ったり、歌う友達がいたり、、私の記憶からエルレが消え去ろうとしていた頃、今の旦那さんと出会った。

彼はまさに高校生の頃、エルレのコピバンをしていた。爆発的人気に乗りに乗って、自らも爆発した(言い方)人だった。
そこからかれこれ12年ほど。
私はエルレを聞かされまくっている。

英語が話せなくても、英語の環境に飛び込んだら話せるようになるという感覚と同じように、知らず知らずのうちに私はエルレを自分にインストールしまくり今日に至る。

改めて、歌詞を読んだり、歌詞について考えたり、日本語ではこんな歌詞なかなかないよねーと、後部座席の子ども達が絶対入ってこれない会話に花を咲かせた。
(後部座席の子ども達もめちゃくちゃにうるさくドンチャンやっていた、確か)


お目当ての絵画展(@高島屋)
とにかくすごく良かった!!!
語彙力足りなさ過ぎるが
本当に良かった!!

幼稚園内で行われた絵画展の時にも感じたが、こどもの描く絵のパワーは計り知れないものが歩きがする。
もちろん、紙の枠があるのだけれど、本人には枠なんて関係なかったんじゃないかな?
と感じるようなダイナミックな絵に心が持っていかれまくった。

賞をとりたい、とか
褒められたい、とか
大人が好きそう

幼稚園の頃から、なんとなくそんなことを意識していた幼い頃の私。

だからこそ、子どもらしい作品に魅せられてしまった。

そうそう、それでいいんだよ〜
どうやって描いてもいいんだよ〜
自由に描いて、生きて、そんな気持ちを忘れないで〜

と作品に向かって伝えたくなったほど。(怖い)



末っ子は、途中で疲れて床を転がったり(やめて)
椅子に寝転がったり(やめて)
走り回ったり(ホントにやめて)
大変だったけど行って本当によかった。


その後、四条三条あたりをフラフラと歩き色々買って食べたり古着を見たりなんかしてご飯を食べて帰宅。

息子のサイズ感が難しすぎる今日このごろ。
キッズでは小さいものもあるしデザインが微妙。
大人用ではサイズ感が微妙。

古着屋さんにてジャストすぎるパーカーを見つけたのに、本人の肌触りが気に食わず却下。
いや〜良かったのになぁ〜。
まぁでも、本人の感覚と意見は大事なので、とても良いこと。と、私はおとなしく引き下がることにした。

帰宅後…
星の観察してない!
昔のくらしおじいちゃんに聞かなあかんかった!
と終わってない宿題を次々暴露されるという現実が待っていた。

星の観察は明日!
おじいちゃん(私の祖父)はもう寝てる!
とそれぞれが色々を諦めて無事全員就寝。


あぁ、楽しい週末でした。
あしたからまた月曜日か〜
と私以外の家族が唸っていたけど
私は月曜日が楽しみなのです。

お疲れ、週末!

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