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ウイルスに感染しやすい人の心には、ある特徴がある

ヒーリングをしたり、自分自身の風邪をひく時の傾向を照らし合わせると、共通する「ウイルスに感染しやすい人の傾向」というものが、確かにあるように感じます。
逆に言えば、「感染しやすい心の動き」を改善していくことで、免疫抵抗力にプラスに影響し、感染しにくいマインドに育てていくことも可能だ、ということでもあると思います!

わかりやすいように、ランキングにしてみました。
それではいってみましょう。

「ウイルスに感染しやすいメンタルとは?!」

第3位「怒れない」

コミュニケーションする上で、多分、厄介になる感情にランクインしてくるであろう感情の一つだと思うんですが、この「怒り」、実は、人間にとって、とっても大切な感情の一つです。

私の他の記事や、インスタグラムのストーリーズなどで、この「怒り」についてチラホラ取り上げてはいるのですが、怒りというのは、矢印がくっつくと危険なものに変わります。反対に、矢印がつかなければ、安全な感情のまま流れて行きます。

矢印がつく、つかないって、いったい何のこと?って、思いますよね。

矢印がつく、というのは、怒りが向く先があるということです。
Aさんに対して怒っているのだとすると、怒りがAさんに向いています。

自分に対して腹が立っているのだとすると、怒りが自分に対して向いています。

このように、誰か(何か)に対して怒りが向く、という状態になると危険ですが、向ける対象を作らず、ただ怒りを体で感じる状態というのは、非常に安全なのです。
それだけではありません。怒っている時のことを思い出してみてもらうと分かると思いますが、怒りの持つエネルギーは大きいです。この大きなエネルギーを、自分のために使うことが出来たら、だいぶ省エネになると思いませんか?

怒りにも種類がありますが、「健全な怒り」というのは、オオカミの縄張り争いで考えると分かりやすいです。
オオカミたちは、自分達の縄張りというものを、とても重要視していて、他の縄張りは荒らさない反面、自分達の縄張りに入られた瞬間にものすごい勢いで威嚇します。「入られていい領域、入られたら嫌な領域」がとてもはっきりしている動物のひとつです。

これと同じことが、動物である人間にも言えます。
人間にも、入られてもいい領域と、入られたら嫌な領域があるのです。そして、入られたら嫌な領域に入られると、自然と怒りが湧きます。(感情的に腹を立てるのとは別です。)

ですが、現代の日本では、怒りを表現することがタブーなのはもちろん、怒りを感じていることを周りに気づかれることすらタブーになっている印象を受けます。すると、どうなるかというと、「怒りを感じてはいけないんだ」「怒りすら感じない状態な方が、大人なのだ」という考えや価値観に変わっていき、感じることが出来なくなっていき、麻痺したり、抑圧されたりします。
けれど、麻痺したり、抑圧されたりしている状態というのは、「侵入を許してしまった後に、自分を押さえつける」ことと同義です。
例えるなら、オオカミが自分の縄張りに入られているのを、見て見ぬふりしたり、威嚇したい衝動を抑えて見ているような状態です。健全とは言えませんよね。
自然界のことなら、すんなり「そうだ」と思えることが、自分達人間の世界になった瞬間に「そうだ」と素直に思えなくなるのが、おもしろいなと思います。

話を戻しますが、人間も、この健全な怒りを感じ、自分自身を守るために使うべきだと思うのです。

日常の、人間関係の中でも、入られたら嫌だと思うパーソナルスペースに入られたら、別に相手に伝えなくとも、「嫌だ」と思っていいわけです。
これが日常で出来ないと、目に見えないウイルスに対しても、健全なエネルギーを持って対抗することが出来るはずがありません。

「怒り」に関してもう一つお話すると、そもそも怒ることすら出来ないタイプの人もいます。
怒りを感じる前に、無力感に陥り、「あぁ、だめだ…」と消えていってしまうような、力ないタイプの人です。こうした人は、そもそも怒りに限らず、色んな感情のエネルギーを持ち堪えるだけの、エネルギーの筋肉(キャパ)がありません。このことについては、クンダリーニの解説でも少し触れています。

このように、エネルギーを流す元気すらない体だと、ざっくり言って、色々と弱いです。いわゆる、自己免疫疾患になるのがこのタイプの方です。
なぜなら、肉体然り、エネルギーボディというのは、自分のことを守ってくれているバリア的な役割もあるからです。
持てるエネルギー量が少ないということは、それだけバリアに使えるエネルギー量も少なく、また弱いので、障子紙のような、すぐに穴が空いてしまうレベルのバリアとしてしか機能しません。

なので、対ウイルスにしても、怒りを感じ、流すだけのキャパを、日頃から育ててあるかどうか?がとても大切です。

そして、繰り返しになりますが、怒りを感じることと、それを表現する(矢印をつける)ことは、全くの別物です。怒りを感じてもいいんだ!と、誰かに当たり散らすような行動は、別物ですので、その点は注意したいものです。

第2位「本来あるべきYes/Noが逆転している」

例えば、誰かから相談を受けた時に、自分がその相談事を全て引き受けるくらいの気持ちで聴いていると、だんだんとこちらまでしんどくなってきたりしますよね。
感情移入しすぎて、これって私が悲しい話だっけ?いや、相手が悲しいんだよね?と、自問自答するような相談体験がある人って、きっと私だけじゃないはずだと思います。
他にも、職場で理不尽なことを言われても、こちらが真摯に受け止めていれば丸くおさまるはずだからと、「すみません」と自分が引き取っていったり。

今例として挙げたものって、全て、本来「No」というべきところで、「Yes」と言ってしまうケースの例です。

もちろん、反対の場合もあります。

周りが優しくしてくれているのに、「私に優しくしておいて、何か後で頼み事でもされるんだわ」と思っていると、せっかく相手の優しさを受け取れなかったり。
大好きなパートナーと一緒にいても、嫌なところばかりに気がついて、素敵だと思うところに目がいかず、「私ってもしかしたらこの人のこと好きじゃないのかもしれない」と思ってしまったり。

本来「Yes」と素直に受け取ればいいものに対して、「No」と言ってしまう。そんなことも、日常よくあることだと思います。

ウイルスに感染しやすい人というのは、このような「Yes/Noの逆転現象」がたくさん起きて、こんがらがっている可能性があります。
自分にとって必要なものに対してNoと言ってしまい、自分にとっていらないものに対してYesと言ってしまっている。こうしたことが、「やる、言う」という分かりやすい形ではなかったとしても、心の動きとしてあるのです。こうした心のクセを認識していないと、外側の相手のせいにしてしまいがちです。

この人が優しくしてくれないから。とか
あの人が理不尽だから。とか。

でも、それを受け取るか決めているのは、紛れもなく自分。ということに、気がつき、自分が変えていく必要があります。
ウイルスに対しても同じです。
必要ないものに、Noと言えるか。必要なものを、自分のために取り入れていけるか。こうした日常の心の癖が、病気にかかるか?というところでも、影響してきます。

第1位「依存体質な沼にどっぷり」

ひとつ、私の実体験をシェアさせてほしいのですが、3〜4年前、風邪なわけでもないのに、高熱を出しました。そしてそれと同時期に、治療済みの歯の根っこが腐り、歯医者にかかることになりました。
歯の神経が腐った箇所のせいで、毎日ものすごい激痛で、日常生活が送れないほどでした。ロキソニンを使用限度の3倍ほど服用しても効かなかったほどです。
熱が出ているのも、きっとこの歯のせいだろう、と、病院にもかかっていなかったのですが、「熱があるのでもう一度見てください」と言ってかかった歯医者さんに、「これは歯のせいじゃないと思うから、病院に行っておいで」と言われました。
ここで初めて「誰でもいいから助けてくれ」とすがる気持ちで病院に行ったのですが、「原因は分かりませんが、抗生剤を出しておきます」と言われ、インフルエンザでもないし、一体なんだったのかいまだにわからないまま、抗生剤を飲んで、1週間ほどで治した。という何とも居た堪れないお話です。
さて、どうして私がこの話をシェアしたか、というと、それは当時の私の心にあります。

当時の私は、寂しい気持ちや、本当は言いたいけど言いたくないという複雑な気持ちを、未消化なままたくさん抱えていました。未消化なまま抱えている状態というのは、エネルギー的に言うと、その箇所の肉体にエネルギーを蓄積させている状態です。つまり、言いたいけど言いたくない気持ちのエネルギーを、口周りにずっと溜め込んでいたのです。口周りにためていたエネルギーが、歯の根っこが腐る、という現象を引き起こした。という側面は、少なからずあったと思います。
そして、寂しい気持ちが重なってくると、弱い自分でいればお世話してもらえる、という負のスパイラルを、私が無意識レベルでよく知っていたために、寂しくなると体調を崩す、という現実を引き起こしていました。
実際、幼い頃は月1で高熱を出して親に看病してもらっていた私は、看病してくれる親の優しさを知っていて、それを大人になってからも無意識に現象化し続けていたのです。

さらに最悪だったのは、「誰でもいいから助けて」と思っていたことです。
これは、辛かった渦中、ふと気がついて「やっちまった」と思ったことなのですが、「自分の力で治そう」とは、これっぽっちも考えていなかったことに、自分でも驚愕しました。
「え。私の体調が悪いのに、私が治そうとしてない…?誰か他の人に治せると思っている…?」無理やん。いや。MURIやん。

そうなんです。

他の誰かに依存して頼ることで、自分自身の力を切り捨てているのは、まさに自分でした。それに気がついてから、「私が治すんだ」という気持ちに切り替わったことで、自立心が芽生え、そうすると、気持ち的にもどこか少し強さが戻ってくるのを感じました。

このように、「私の体は、何があったって私が守っていくわ。守っていけるわ。」という、強さを取り戻していくことで、精神的なところから、免疫抵抗力を上げていくこともできるように思います。実際、この出来事での気づきがあってから、病気と歯のトラブルがほとんどなくなりました。

騙されたと思って、試して見てくださいね。

困る前にヒーリング

ヒーリングって、自己変容にはもってこいのツールです。
心と体が連動しているように、エネルギーも合わせて連動しています。
エネルギーが整えば、心と体も整ってきます。

何より、今のエネルギー状態から、心の状態を紐解いていくことも出来るのがすごいところで、エネルギーに触れると、その人の心の状態がなんとなく視えてくるのです。
そうすると、どんな心のクセがあるかがわかったり、普段自分で内省したり瞑想しているだけでは見えてこないような、より深い気づきを得ることができます。
そうしたより深い気づきがあることで、エネルギー状態も改善し、体もそれに伴って健康な状態に戻っていくことができます。

もちろん、長年積み重なってできたクセをすぐに治したり、長年信じ込んできたウソの真実から解放され、本当の真実に辿りつくには、それなりの年月がかかります。でも、今のままでいるよりは、ずーーっといい。

私自身、ヒーリングを何年もずっと受け続けていますが、その度に自分への理解が深まり、より自分らしい自分、生きやすい自分に還っていくのを感じ、また、それに伴って、自分のエネルギーも繊細でしなやかに強く育っていくのが分かります。

ウイルスに特化したヒーリングもあるので、ぜひ興味がある方はチェックしてみてくださいね。


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