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YAMAHA ST400R

はじめまして。ギターのオオカワです。

メンバーの持ってる機材を紹介する記事があっても面白いんじゃないかと思い、つらつらと書いてみることにしました。

今回は僕のストラト、YAMAHAはST400Rを紹介します。正確にはストラトモデルですね。

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このギターは楽天で見かけ、状態が良いと謳われていて、値段も手頃だったのでポチってしまいました。84年製の歳上ギター。古いギターかつ、ストラト欲しかったんですよね。

このギター、ネックの握り心地がめちゃめちゃ良いんですよ。手に吸い付くって表現をよく見かけますが、まさにそれですかね。

音もなんとなくパワーに欠ける感じで、ジャパンビンテージへのロマンを感じてしまいますね。よくリア使ってます。↓この曲はこのギターで録音しました。

変えてるパーツですが、ウチに届いたときノブがきったなかったんで、エフェクター用と思われるノブに交換(レトロな感じが素敵だったのと、ストラトノブって溝に汚れが溜まりそうでイヤじゃないですか?)。スイッチが独自のパーツ使われててちょっと長く、かっこ悪いと思ったので交換。スプリングも変えるか迷ったんですが、結局ロウビンテージのやつにして5本掛け、ベタ付けにしてます。サドルのイモネジも出っ張ってたので、ほどよい長さのステンレス製に交換…

最近気づいたんですけど、フロントだけポールピースの具合が違うんですよ。3、4弦のとこ出っ張ってなくて。前の持ち主がフロントだけ変えちゃったんですかね?フロントだけカバーの色違うしw

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さて、このギターですがネットで探してもなかなか情報が出回っていません。なんでも、スーパーロックンローラー(SR)という機種の後継機で、1年も経たないうちに販売終了したとか。フェンダージャパンが出てきたのがその辺なので、関係あるのかなあ、と思いつつ。

豪を煮やした僕は天下のヤマハ様へこのギターが何者なのか問い合わせてみました。この回答を貼って、今回の記事の締めとさせていただきます。誰かの助けになればいいなあと思います。ヤマハ様素晴らしい回答ありがとうございました。(メール転載です。問題がありましたらご連絡ください)

俺↓

お世話になっております。貴社の昔のストラトキャスターを入手しまして、ST400Rという型番になります。こちらはSRシリーズの後継機なのですよね。

このギターをネット上で調べてもあまり情報が出てこず、詳しいスペックを知りたくなりご連絡させていただきました。知りたいものは以下です。

1)SRシリーズとの違い
2)STシリーズのラインナップ
3)ST360Rなど他のSTシリーズとの違い

何卒宜しくお願い致します。

ヤマハ様↓

回答1:

ご理解の通り、STシリーズはSRシリーズの後継機種となります。たいへん残念ながらこちらSRシリーズとSTシリーズの明確な違いにつきまして当窓口にご案内可能な情報がございません。ご要望に沿う回答とならず恐縮ですが何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

ご参考まで、ST400Rの当時の発売価格につきましては40,000円で、販売時期は1984年03月~1984年末まででございました。また工場出荷時の仕様につきましては以下の通りです。

マイク(ピックアップ):シングルボビンB×3
コントロール:ボリューム、トーン×2、5点スイッチ
ボディ:センまたはアガチス、イゲム
棹:メイプル
指板:ローズ
胴・棹:デタッチャブル
弦:スーパーライトゲージ
トレモロユニット:オーソドックスタイプ
重量:3.5kg

ご質問2:

STシリーズのラインナップ

回答2:

1984年に発売されたSTシリーズのラインナップにつきましては、以下の通りでございました。

ST360M、ST360R (M=メイプル指板、R=ローズウッド指板)
ST400M、ST400R
ST500M、ST500R
ST600M、ST600R
ST800M、ST800R
ST1000M、ST1000R

ご質問3:

ST360Rなど他のSTシリーズとの違い

回答3:

こちら、弊社に残存する資料によれば、STシリーズそれぞれの型番による違いにつきましては以下の通りでございました。

・オリジナルシングルピックアップ:
グレードによるバリエーションではなく、マグネットの磁気特性やコイルターンをアレンジすることで個々のモデルに明確なサウンドポリシーが与えられていました。

・トレモロユニット:
グレードにより3タイプ(オーソドックス、ファインチューニング付きタイプ、ロック式タイプ)

・ローズ指板およびメイプルワンピース指板のバリエーション

※なお、出荷当時、ST360RとST400Rの違いにつきましてはピックアップのタイプのみでございました。

↑以上です。ネックじゃなくて”棹”っていうのが時代感じますよね。

では、また。

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