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名盤レビュー「Carifornication」

こんばんは。ギターのオオカワです。

2022年2月4日現在。いやーついにレッチリ新曲発表ですね!僕レッチリ大好きなんですよ。やっぱ一番好き。

新譜の名はBlack Summer。タイトルもクールですし、曲も実に、実にいぶし銀でした。

個人的にジョシュ時代も悪くなかったと思うんですが、なんか「レッチリのコピーバンド」感が最後まで拭えなくて。この4人の化学反応あってこそのレッチリなんですよね、やっぱ。でも、ジョシュ…レッチリを支えてくれてありがとう!

動く最新のジョンを観てたら、ふつふつとCDレビューなんかやってみたくなりまして…他のアーティストでもつらつら書いていきたいなあ、なんて思ってます。

まずは、レッチリファンなら言わずもがなの名盤カリフォルニケイションです。にわかっぽいですが、僕はこれが一番好きなアルバムです。

このアルバムは、ジョンが脱退してドラッグとアートの世界に溺れ、歯も血液もギターも無くした地獄の淵から這い上がり、レッチリへ復帰して生まれた初めてのアルバムです。

ジョンは復帰のころ、たくさん持ってたギターをほとんど手放し、持ってたのはジャガー1本だけだったとか。アンソニーがストラトを買ってくれたのは有名な話。

僕もジャガーとストラト持ってますが、やっぱジャガーだけじゃ心許ないの分かりますw ストラトの安心感と言ったらないですよ。話が逸れました。

このCDは何気に、僕の中で革命的なアルバムでした。
何がって、ギターのフレーズやソロがほとんどシンプルで…クリーントーンだったりするんですね。ロックのギターフレーズっていうのは、複雑なものを深い歪みでバリバリ弾くものだと思っていたので衝撃でした。一度死にかけた男の発想力というかアート性はやはり物凄いですね!このギターが、アルバムに漂う退廃感を印象付けてます。

曲の話を…
1発目からAround the worldなんですけど、リアルタイムでこのアルバム聴いた人羨ましいですね。待望のジョン復帰に合わせてこの1発目よ。小便漏らしますね僕なら。かっこよすぎる!
またギターが秀逸ですよ。ギャリギャリのイントロからのペケペケバッキング…ペケペケなのにかっこいいのは4人の化学反応と言わざるを得ないですねー。またこんなファンクネスをレッチリは聴かせてくれるんでしょうか。

11曲目のThis velvet glove。これ最高にクールです。この4人じゃないと生まれないでしょうな。軽く歪んだカッティングに、アコギがナイスです。シングル候補だったらしいですが、納得のかっこよさ!カラオケあったら歌いたい曲の一つ…

この2曲が特に好きです。Scar tissueやOthersideなんかの聴きやすいヒット曲も網羅してるので、レッチリ聴いてみようかなって人にもぜひ聴いて欲しい1枚ですね。

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