とは言っても、(Xの付かない)220あたりから何台か使ってきた遍歴があるので今さらという感はあるわけですが。

昨年のジャンク福袋でX250を引き当てたりしていますが、今回はもう少し新しめの機種を確保してみることにします。
というのも、少し前にノート用DDR4メモリをいくつか入手してその動作確認できるPCが欲しかったのです。
そんなわけで今回手に入れたのはこの2台。

Thinkpad X270

ヤフオクでジャンク品をそこそこお安く入手できました。メモリ・ストレージ無し・右側のLANポート近くに筐体割れあり、という感じでBIOS起動は確認済。
X250と同様、本体内蔵+取り外し可能の2バッテリーシステム採用の機種です。

裏ブタの取り外しもX250とほぼ同様にネジ外し→ツメのロック外しにて。
メモリスロットはこちらも1つのみ。手持ちで動作未確認だったDDR4/8GBメモリを刺します。

ストレージも無しでしたがマウンタはあり、こちらも買い置きのSATASSDを取り付けます。
OSは、CPUが7世代Corei3ですがどうやらWin11が入るらしいとの情報をネットで見かけたので入れてみることにします。
まずBIOS設定でTPM2.0を有効に変更。DLしたインストールisoをRuFusでUSBメモリに入れて普通にクリーンインストール、であっさり入れられました。

ただ、トラックパッドのドライバは標準では入らないっぽくその後のWindowsUpdateにて正常に動作可能に。
USB-CポートはDP Altモード対応で、例のXP-Pen液タブ(ArtistPro16(Gen2))もC-Cケーブルで普通につながって大変良い感じです。

Thinkpad E470

こちらも7世代Core搭載ですがかなりお安く入手。なぜかというと、落札してから気が付いたのですがBIOSパスワードロックあり！！
またしても「やってもーた」案件ですが、手に入れてしまったものは仕方ありません。

ここでThinkpad(というかLenovoPC)のパスワードロックについて簡単に。
本体のロック方式については以下の3種類があるようです。

• スーパーバイザーパスワード(SVP)

• パワーオンパスワード(POP)

• ハードディスクパスワード(HDP)

パスワードの強さはSVP>POP>HDPといった感じでしょうか。SVPロックの場合パス情報がBIOSチップに書き込まれるようで、いろいろ小細工をしないと簡単には復旧できなさそうです。
いろいろ情報をあさって覚悟だけは決めて現物の到着待機。
落札から3日後くらいに届きました。

機体の状態はまあまあ悪くなさそう。ただしキーボードはかなり削れありで無事稼働すれば交換したいところです。

AC刺してまずは起動…。左上に鍵アイコンが出て確かに起動はできないっぽい。
できればこれで上手くいってほしいなーと思いつつ、裏蓋を開けてCMOS電池とメインバッテリーのコネクタを抜いてしばらく放置します。
ちなみに、X270のようにツメをバキバキ外さなくていいので精神衛生上も大変良い。
そして電源関係を再接続して改めて起動…

やったぜ。

POPのみかかっていたようで無事BIOSに入れるようになりました。
i3-7100にメモリは4GBとスペック的にはまあまあ。もう1枚動作未確認で置いてあったDDR4/8GBを刺して計12GBとします。ストレージも買い置きのSATASSDを取り付け、こちらはWin10をインストール。

無事稼働が確認できましたので、キーボードの手配をします。これまたヤフオクで状態のよさそうなものを入手。

交換は裏蓋を開けて固定ネジ2本を外す→キーボードをずらして外す→リボンケーブル2本を外す、で比較的簡単に行えます。(組み立ては逆ルートで)

交換後はキー入力・トラックポイントの動作を確認し問題なし。

そして例によってこちらも液タブ接続してみます。
CPUの世代的にはX270と同期ですがこちらはUSB-C無しのため、HDMI+USB-Aにて接続。最初はFHDでしか出せませんでしたが、グラフィックコントロールパネルをいじったり再起動したり刺し直してみたりしてるうちにWQXGA出力できるようになりました。
(何が有効だったのか結局わからずじまい…)

本体は格安入手でしたので、年明けに安売りしていたDDR4/8GBメモリを購入、4GBのと刺し替えて計16GBとなりました。
GPU性能もDMM版ウマ娘やるくらいなら(多少カクつくものの)まあまあいけるので、サブで回すのも悪くないかなと思います。