へなちょこ

千葉ロッテマリーンズの内野席界隈に住むへなちょこな人 たまに浦和にも足を運びます。 選…

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千葉ロッテマリーンズの内野席界隈に住むへなちょこな人 たまに浦和にも足を運びます。 選手への偏愛を語ります。

最近の記事

僕が敗戦処理投手を応援する理由

帰路に着く客を背にマウンドへ  あれはまだコロナの予兆もなく当たり前のように野球が行われていた2019年5月24日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対ソフトバンクホークス戦のこと。 (いつものように)ホークスの先発千賀の好投に苦しめられたマリーンズだったが、この日は投手順の踏ん張りに野手が答えるかのように試合の終盤にじわりじわりと追い上げを見せていた。 7回に1点差まで詰め寄った打戦は9回裏、清田に同点ソロホームランが飛び出し、試合は延長戦に突入した。

    • 僕が敗戦処理投手を応援する理由

      帰路に着く客を背にマウンドへ あれはまだ、当たり前のように野球が行われていた2019年5月24日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対ソフトバンクホークス戦のこと。(いつものように)ホークスの先発千賀の好投に苦しめられたマリーンズだったが、この日は投手順の踏ん張りに野手が答えるかのように試合の終盤にじわりじわりと追い上げを見せていた。7回に1点差まで詰め寄った打戦は9回裏、清田の同点ソロホームランが飛び出し、試合は延長戦に突入した。 この日ずっとビハイン

      • 鈴木大地の「エゴ」と「キャプテンシー」

        昨日、鈴木大地のFAによる楽天への移籍が発表された。 正直、悲しい。今とても悲しい。 こんなnoteを書いたり、 こんな翻訳をしてみたりするくらいには、大地が好き。 とはいえ、本人が決断したことは覆らないし、むしろ8年間の間、僕達に夢を与え続けてくれたこと、本当にありがとうと思う。ここ何年かのマリーンズではもっとも苦しかったといっていい2017年と2018年、確かに大地だけが心の支えだった時期があった。その思い出が消えることはないし、これからも頑張ってほしいなと、これ

        • 豆腐メンタルの僕が鳥谷を尊敬する理由

          鳥谷がロッテに来る!? 鳥谷が、今期限りで阪神を退団するという報道がされた。いまこれを書いている時点では、これで引退か他球団で続けるかはわからず、まずは少なくとも阪神は今年限りという事が分かっているのみだが、分かってはいても寂しくなってしまうニュースだった。 そんな中、どう考えても眉唾な情報として、鳥谷がロッテに来るかもしれないという報道もなされた。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190831-00000027-sph-base

        僕が敗戦処理投手を応援する理由

          読んだ本

          法務担当者のためのもう一度学ぶ民法 ストレングス・リーダーシップ 革命のファンファーレ 新世界 しょぼい喫茶店の本 最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門 本気でゴールを達成したい人とチームのためのOKR 契約書のツボとコツがゼッタイにわかる本 破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 決算資料からビジネスの仕組みが見えてくる FACT FULNESS10の思い込みを乗り越え、データを元に世界を正しくみる週間 ファスト&スロー(上) ファスト&ス

          荻野貴司を今年オールスターへ送るべき100の理由

          ごめんなさい。いきなり謝罪でごめんなさい。タイトルで嘘をつきました。100もない。さすがに100は見つけられない。でも気持ちは100。気持ちは100くらいあります。100倍感じてください。 今年、千葉ロッテマリーンズは本気でオールスターにファン投票で選手を送り込もうとしている。 オールスターのことをよく知らない方のために書いておくと、オールスターに出場できる選手は、ファンからの人気投票で選ばれた選手と、選手同士で選ぶ選手間投票で選ばれた選手、監督が推薦をする監督推薦で選ば

          荻野貴司を今年オールスターへ送るべき100の理由

          応援歌の著作権について知財をかじった僕が思ったこと

          このシーズンオフ、東北楽天ゴールデンイーグルスが、応援歌を大幅にリニューアルにした問題が話題になった。その理由について、球団は「著作権の問題」と説明したが、本当にそうなのか。 いつもは千葉ロッテマリーンズについて #選手への偏愛を語るシリーズ を書いているけれども、自分はちょっとだけ知財の世界に足を突っ込んでいたことがあるので、著作権上は何が問題だったのか…今後どうなっていきそうか…素人ながら少しだけ書いてみたいと思う。 応援歌は著作権侵害なのか応援歌は著作権侵害なのか、

          応援歌の著作権について知財をかじった僕が思ったこと

          翻訳シリーズ:「マリーンズ勝利への情熱が鈴木大地を駆り立てる」@ジャパンタイムズ

          いつもは #選手への偏愛を語るシリーズ をnoteで書いている私ですが、本日は少し趣旨を変えて、ジャパンタイムズにとても素敵な鈴木大地選手のインタビューが乗っていたので、その自己流翻訳を書きたいと思います。自分自身の文章力を高めるため、そして英語の勉強もかねて…。とても良いインタビューなので、ぜひお読みいただければ幸いです。 こちらがその記事。それでは、以下翻訳していきます。だいぶ意訳していますので、ご承知おきください。 「マリーンズ勝利への情熱が鈴木を駆り立てる」鈴木大

          翻訳シリーズ:「マリーンズ勝利への情熱が鈴木大地を駆り立てる」@ジャパンタイムズ

          岩下大輝にはミラクルがよく似合う

          春のセンバツ甲子園が熱い。ブラスバンド部が海外遠征をしている東邦高校の応援に、大阪桐蔭高校が駆け付けた話など、すっかり涙腺が弱くなったおじさんには涙が出るくらいグッとくる話だ。 今年のセンバツ甲子園は、好投手が目白押しであることでも注目度が高い。春のセンバツの最中にこんなことを言ってはなんだが、早くも夏の甲子園が楽しみになってしまう。その中で、おそらく最も注目されている選手と言えば、星稜高校の奥川恭伸選手だろう。先日行われた履正社高校との試合では、強豪相手にいきなり17奪三

          岩下大輝にはミラクルがよく似合う

          晩節なんて汚せばいい。西岡、大松の選択に思うこと。

          イチローが引退を発表した4日後の今日、2019年3月25日。元千葉ロッテマリーンズの大松尚逸選手がBCリーグの福井ミラクルエレファンツに入団することが発表された。昨年ヤクルトを戦力外になって以来、大松の動向をずっと気にしていた僕は、ツイッターでそのニュースを知り思わず「よかった!」と叫んでしまった。海外を目指すという話も聞いていたけれど、国内で行く先が決まったことは良かったと心から思う。監督も元ロッテの田中正彦さんだし、故郷石川県にも近く、心行くまで野球をするには良い環境だろ

          晩節なんて汚せばいい。西岡、大松の選択に思うこと。

          悩める隼、ちはやふれ

          まずはこのマリーンズ公式動画の2分36秒くらいから見ていただきたい。佐々木千隼選手の登場シーン。 注目していただきたいのは登場曲だ。多くの方がご存知かと思うけれども、千隼は、少なくとも直近で登板していたシーズンまで、パフュームのFLASHを登場曲に使っていた。 https://youtu.be/q6T0wOMsNrI この曲である。これから復活したシーズンも同曲を使うかはわからないけれども、この曲を使っていた理由はわかる。この曲は、映画「ちはやふる」の主題歌として使われ

          悩める隼、ちはやふれ

          種市篤暉が大成する3つの理由

          妻が種市選手の大ファンである。いや、僕も好きだ。僕も種市くん(まだどうしても若くみえてしまい…以降くん付けで呼ばせてほしい)は大好きな選手だけれど、妻は唯一持っているホームユニも種市ユニだし、後述する理由で入寮時からの種市ファンであり、愛の深さでは負けている気がする。いいよね、種市くん。 種市くんは、絶対に成功する、大きく育つと僕は思っている。多分これはいまや僕だけではなく多くの人が思っていることだと思うのだけれど、僕なりに、なぜ彼が成功すると思っているのか、まとめてみよう

          種市篤暉が大成する3つの理由

          それでも、やっぱりチェンが好き

          「やっぱり猫が好き」というドラマをご存じない世代の方も多いのではないかと思う。若き日の三谷幸喜も手掛けた一話完結のショートコメディ。ポップで明るくテンポがいい名作ドラマだったのだけど、その空気感に近い雰囲気をもった選手…それは、マリーンズで言えば、チェン・グァンユウだと思う。厳しい勝負のプロ野球選手だもの、いろいろと大変なことは日々起きるし、今年の立場もなかなかに大変。そもそも意外と、いや、かなりの苦労人で激動の野球選手生活を送っているけど、そんなことは感じさせない、関係ない

          それでも、やっぱりチェンが好き

          鈴木大地のルーティンと祈り

          鈴木大地が守備につく時のルーティーンが好きだ。本当にたまらんよね。ファンの方はご存知だと思うけれど、ホームの試合では、試合前に自分の守備位置で地面に直にすわりこみ、顔をグローブへ埋めて、グラウンドに向けて祈るように目を閉じた後、自分の腿を拳で何回か叩く。その姿にグッとくる。 175センチ79キロ。プロ野球選手としては体格に恵まれたわけでもなく、肩が強いわけでもない。お世辞にも足が速い方でもない。綺麗に引っ張った打球は予想外に伸びることもあり、二桁本塁打を打ったこともあるが、

          鈴木大地のルーティンと祈り