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夏の終わりにサザンの新曲

 それも3曲ある内の『盆ギリ恋歌』に、
 どハマりしまくるなんてね。
 せめて盆の頃に存在を知りたかったわ。

(文字数:約1400文字)


 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 10月2日に再放送されていた、
 『NHK MUSIC SPECIAL』の、
 サザンオールスターズ45周年回を観たわけだけども、

 元歌である『五木の子守唄』を、
 涙無くして聴けない私にはタイトルだけでたまらないのよ。

おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先ゃおらんと
(私は盆限りの奉公で 盆から先はいないのよ)
盆が早よ来りゃ 早よ戻る
(盆が早く来るものなら それに合わせて早く戻るけれど)

『五木の子守唄』土地の方言が身に迫れば尚更。

 ああ郷里の伝承歌を侮辱された、なんて、
 了見の狭い事は申しません。

 むしろエロティックな悪ふざけを装って、
 そこはかとなく散りばめられた、
 哀しみに恐ろしさがビューティフル。

もう一度死ぬまで 踊り明かすのさ

『盆ギリ恋歌』の世界観が凝縮されていると思う一文

 後頭部に住んでる裏人格クロコちゃんはもちろん、
 前頭葉に住む表人格ふにゅまで、
 ノリノリで歌い踊る曲なんて我々には珍しいわ。

 元々『シュラバ・ラ・バンバ』の時から、
 桑田佳祐さんの歌詞は時々物凄くツボに入ってたのよ。
 『恋人は美味なる多面体』とか、
 『身を寄せりゃカモなる無限大』とか、
 オス的な浮かれポンチの表現としてなんて的確。


(ちょいと表人格ふにゅが割り込むぜ。)
 「……主人格の偏光は10歳女子だから、
  同じ脳内にいて正直困るくらいエロ厳禁なんだが、
  それ以上に底無しの文章マニアなもんだから、
  文脈や語感にシビれた場合はオッケーって、
  ある意味ド変態だよな」

(裏人格のクロコちゃんも割り込んじゃうっ♪)
 「あのねあのねっ。
  関連で思い出す『愛の言霊』に、
  桑田さんのソロだけど『銀河の星屑』も大好きっ♪
  チャルダッシュ的なイントロがクロコちゃん超ドツボ♪
  『愛の言霊』はスキャット部分にラップも隅々まで♪」

 「『あっ そーれ』や『エンヤコーラ』の、
  あえて日本風にしない掛け声に、
  ライ(漢字出て来ない。打ち上げ花火の炸裂の意)
  の使い方も最高よね」

 「女子たちで盛り上がってるとこ申し訳ないが、
  俺は『ヨシコさん』とか
  『YELLOW MAN』なんかがツボなんだが」

 「……さすがは我々の内のオス成分ね」
 「何かと物議を醸し出す系じゃないっ(汗)」

 「B'zも好きだからアレだけども、
  B'zのお二人も別に気にならないっつってるし、
  ただ単純なナンセンスで、
  ノリノリ状態になれるじゃねぇか『YELLOW  MAN』
  端っこの言葉尻やパフォーマンスだけ捕まえて、
  固い事言うなよ。人生つまんねぇだろ」

 「全くの余談だけども、
  結構な枚数のCDを所有している我々の配偶者が、
  洋楽中心のコレクションなせいか、
  サザンのCDはたった1枚でちょっと寂しいわよね」

 「見つめ合うと素直におしゃべり出来ない奴だからな」
 「彼の琴線に心底触れただろう部分を、
  そんなにあっさり流さないであげてっ」

 「オス成分とは言えオスには成り切れねぇんだ。
  とりあえずしゃべってみてなんぼだろって、
  言語表現が存在証明みたいなとこあるからな俺ら」

以上
ここまでを読んで下さりありがとうございます。

 

 

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