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関西人と九州男児【なんのはなしですか】

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 それはあまりにも浸透していて、
 現地の人たちには当惑するほど。

(文字数:約1000文字)


 所用があって奈良に行ってきた。


 帰って配偶者に報告した。
 (・∀・)ノ (・ω・)


 「今日、
  奈良に行ってみて気が付いた事なんだが、
  冷静にちょっと気を付けながら、
  聞いてみてくれるか」
 「何でしょう」


 「九州にいた頃に、
  私がイメージしていた『関西人』は、
  大阪にしかいないんだ」

 「…………なるほど」
 


 「そうだろうね」“(・ω・)うん
 「奈良の人たちも京都の人たちも、
  和歌山の人たちも兵庫の人たちも、
  まぁのんびりとしなやかに歩いてはるんだ。
  この大阪の中でも実は一部地域の行動様式が、
  全体のイメージにまで波及している様は、
  良いか悪いかは別として物凄いなと」

 「お恥ずかしい」
  (・ω・)一応大阪の人間として。
 「いや。 “l(・∀・)
  私は否定したいわけじゃない。
  純粋大阪人のエネルギー量に、
  改めて感心させられた次第なんだが」


 「そして裏を返せば貴方の方でも、
  私と出会う前にイメージしていた九州人は、
  せいぜい博多の女性か、
  熊本ないしは鹿児島の男性だろう」
 「ああ。まぁきっとそうだろうねぇ」

 「九州男児は九州にいないからな。
  西郷さんのイメージがあまりにも強いが、
  あの人も薩摩藩では上手くやれずに、
  ほぼ罪人として追われてるし」
 「なんのはなしですか」

  おお
  (・∀・)(・ω・)?
         ↑
  タグの事言ってもないのに素で出てきた。


 「きっと我々が認識している、
  フランス人はきっとパリ人だろうし、
  中国人は北京人に違いないし、
  アメリカ人はニューヨーク人だろって話だ。

  きっと現地の人たちは当惑するだろうし、
  きっと世界各国が認識している日本人も、
  東京人と京都人を掛け合わせて、
  忍者か侍を混ぜたような、
  現実の日本にはそうそういない奴だよな、

  って事を前提として踏まえた上で、
  外国の話は見聞きして、
  外国人とも話をしていった方がいいよな」
 「うん。そうだね」
   ↑
 配偶者は話を聞いているふうに見せかけるのがとても上手い。


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

 

 

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