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リアルのPowerを感じた2日間

ここ15年くらい、毎年3月の初めは東京国際展示場で開催される日経メッセJAPAN SHOPに来るのが恒例行事だった。2年前の2020年はコロナが始まったばかりで開催自体が取りやめとなった。去年の2021年は開催されたが、とても岡山からこの展示会のために出張する雰囲気ではなかったので参戦せずだった。そして2022年の今年は、オミクロンの脅威はあるものの、リアル展示会で情報を吸収したい欲求に押されて3月2日と3日の2日間、久々にビッグサイトに通った。

立看板も懐かしい

初日はフランチャイズショーを回る。いつもは西館には行かなかったが、今回はちょっと調べたいこともあり12時スタートのセミナーにギリギリ滑り込む。

フランチャイズをする訳ではないが、多店舗化の為の本部機能について研究したいと思っていたので、このセミナーはとても役に立った。
セミナー会場のすぐそばで東京中小企業診断士協会のフランチャイズ研究会のブースを見っけ!

フランチャイズ研究会のブース

こんな所に診断士が!とちょっと嬉しくなる。参考書籍も購入できて、やっぱり展示会でウロウロすると欲しかったものが見つかるなぁ…とリアルの良さを実感。

フランチャイズ研究会の書籍

2日目はリテールテックとJAPAN SHOPを回る。
午前に受講した大髙さんのセミナーがとても良かった。科学的な手法であるVMDに五感のリアルを加える考え方。リアル店舗はモノを売る場ではなく、ブランドを体感してもらう場になる…との考え方は、正に我が意を得たりであった。

セミナーのレジメではなく、本をまるまる1冊いただけたのもラッキーだった。リアル店舗の再定義は時代の命題である。

午後からはVMD協会主催のセミナーを受講。

感性は移動距離で磨かれるんだそう

予防医学研究者である石川先生のお話は哲学的でやや難解ではあったが面白かった。
司会進行されたはVMD仲間の田島さんと久々にリアルでお会いできたのも嬉しかった。
JAPANSHOPは、全国各地から店舗に関わる人達が集まってくる年に一度のお祭りみたいな展示会だ。ここにくれば、店づくりのトレンドや時代の方向性を実感することができる。久々にオンラインだけでは味わえないリアルな体感を得ることが出来たのが一番の収穫であった。

ビッグサイトの西館から東館を歩き回って足が棒になったが、充実した2日間となった。人と人が交わるのが展示会なんだ…と当たり前のことを再認識できた。出展者側も来場者側も久々のリアル展示会にワクワクウキウキしてるのが伝わってきた。感染対策に気をつけながらも会場全体に活気があった。(それでも以前の来場者数5万人/1日と比べると今年の来場者数は5分の1ほどである)

さて、これからセミナーのアーカイブを観てオンラインの恩恵も享受するとしよう。

インプット無くしてアウトプット無し。

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