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空師の空間への関わり方が面白い

最近おもしろいと思ったもののことをだらだら書いてみる。

それは、、

木を伐る動画

いつもの散歩コースで通るフェンスに囲まれた雑木林は倒木の恐れがあってメンテナンスをするとのことで閉鎖中。

閉鎖されている林のフェンスの外から木の伐採作業を歩きながら眺めると、根に近い箇所で木を丸ごと伐り倒しているものとは別に、作業者が木のかなり高いところに登って枝を伐っているのを道路越しに目にした。

大体7,8メートルだろうか高さの枝に体を乗せている作業者からは紐が伸びていて、その紐は作業している木の隣りの木の根元に曖昧にひとまわしくらい巻きつけられており、別の作業者がその紐の先あたりを持っている。

。。。

えっ、これどうやって木と身体を固定してんの?
と思ったものの立ち止まって観察はせずに毎日聴いているradiotalkの録音配信を優先して、そのまま歩き続けた。
(じろじろ見るのを何かわるいような気がしてしまう。そもそも私は人間観察が好きですと言って憚らないのを目の当たりにするのが苦手だったりする。)
それにしても下で紐を持ってるのはおじいさんだったような、、

それから家に帰ってからもやっぱり、いやいや、どうやって作業してんだよ、落ちるだろアレ、仕組みがわからん、仕組みが、と思っても怠惰なので自分で調べようともせず、奥さんに上で書いたようなことを伝えたら、しばらくしてから、これ見ればわかるんじゃない?と動画を探してくれていた。
(ありがとう、わるいねと伝えた。本当にそう思っている。
でもそう書くと嘘くさくなるのは何でだろう。)

それがこれ
特殊伐採 つるし切り

自分がろくに見ていなかっただけで胴体にくくりつけた縄(胴縄というらしい)で固定されていたのだろうか。
隣の木に胴縄とは別の紐が巻きつけられていた理由はこの動画ではわからなかった。この動画では道具をロープをつたって渡すために別の縄を使っているけど、縄自体はそのままぶら下がっているだけだ。

レコメンドされるがまま動画を見るともなく流し見していると、そのうちもっと複雑なシチュエーションの伐採の動画になっていた。

ある程度の高さのある木が山の傾斜に生えており、それに他の木の蔦がぐるぐる巻きついている。さらにそれが電柱の間を渡してある電線にも干渉していて、そのゆるい崖の下には民家がいくつかたっている。枝々はいつくかの下の民家に影響しそうな幅で拡がって、その拡がり方もひとつの木の主となる幹から、と規則的になっているわけではなく、そのせいで作業の土台の足場の設定は、進展につれても次数が保持された可変的なものにならざるを得ない。

こういった高所の伐採をする職人を空師というらしい。その場所を目の当たりにしたときに空師は自分のカラダの運動の感覚と諸々の道具を混ぜ合わせたイメージを局面に行き渡らせていく。。

めちゃかっこいいんよな。ハマった。
奥さんはもう飽きたと言っている。

少しずつでも自分なりに考えをすすめて行きたいと思っています。 サポートしていただいたら他の方をサポートすると思います。